質感

この前『龍馬伝』について書いたが、これを頼りに来られた方にはがっかりさせる内容ではなかったかと反省している。で、昨夜第１回を観た。

まず、映像の作りが非常にしっかりとしていた。オープンセットやロケが多用されている上に、スタジオ収録の部分もうまく合っているように思える。
次に配役だが、「豪華スター競演」といった感じではないが、それぞれの役者が、ありきたりの言葉だが、いい仕事をしている。個人的には、龍馬の姉の乙女を演じる寺島しのぶさんがいい感じだと思う。

第１話は、封建社会によって溜まった不満が、やがて明治維新という革命につながっていくという流れに観る者を引き寄せる強い力を持っていた。身分制度や差別といった切り口は、非常に興味深い。今後その点がどこまで描かれるのかはわからないが、次回を期待する気持ちになる、テンポの良い作品だったと思う。

ということで、この作品の高い質感に期待し、しばらくは毎回観てみようと思っている。

キレイな空気

行きに高速を降りたところで、今日が休日割引適用日であることを知った。いや、ニュースで見ていたが、関係ないことと思い忘れていたというのが正しい。

帰り道は混むかと思ったが、拍子抜けするほど順調に帰ってきた。そのまま家まで乗っていってしまおうかと思ったが、明日の朝また運転するのは嫌だと思い、職場に戻してから家路についた。

人が少ないのは高速道路だけではないようで、駅も電車の中もまだまだ普段の六七割といった感じだろうか。その分、圧迫感が少ないのはありがたい。

乗換駅で空を見上げても、目を引くモノはなかった。ただ、駅名を照らす灯りがキラキラと輝いているのが印象的だった。空気がきれいになったから…かもしれない。

運不運

西へ向かい車を走らせている。途中、眠気に襲われたのでサービスエリアに車を入れようとした。「混雑」の表示が出ているのを承知で入ったのだが、ちょうど１台分空いた。すると、出ようとする車の奥にもう１台の姿が見え、欲張ったのが運の尽き、その先には空きはなく、仕方なく再び本線に戻った。

程なくして渋滞に巻き込まれた。だが、先頭はそれほど先ではない。すぐに、ひっくり返ったトラックが見えた。ほぼ３車線を塞ぐように横転したトラックの脇を一列になって通り過ぎる。さて、乗っていた人は大丈夫かと覗き込むと、携帯電話を掛けていた。保護の必要はなさそうだった。

食事と休憩は２つ先のパーキングエリアまでお預けとなったが、あそこで休んでいたら大渋滞に巻き込まれたと思えば、運は尽きてはいなかったのかもしれない。

プランニング

見上げると、昨夜見つけられなかった月が輝いていた。出かける前に見た天気予報で、昨夜雨が降ったことを知ったが、月は雨雲に隠れてしまっていたのだろうか。

年末年始の不摂生の影響はまだ重く、放っておけばただただ言い訳を積み重ねて行くばかりだが、それを言ったところで誰かを動かせるわけもなく、ならば自分で何とかしなければならない。

昨年までとは一線を画して進むことが今年の僕の目標だが、まずはそれをどのように具体化するかの計画を作ろう。もちろん、ラフでいいから。