あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

待ち遠しい

2010-01-21 12:47:51 | つれづれ
神戸のバス停には大きな広告パネルが設置されていた。数種類のポスターが代わる代わる表示される中、僕の目を引いたのは、濃いブルー地に金の和服を召した姫が佇む『金麦』のものだった。姫の美しさもそうだが、その着物の、金色を金色に魅せるデザインに感心した。

昨夜何気なくNHKのホームページを見ていたら、角田光代さんの『八日目の蝉』がドラマ化されるという。そして、主人公を姫…檀れいさんが演じるそうだ。放送は3月末からなので、もう撮影は始まっているだろうか。

ここ数年で読んだ小説の中で最も心動かされた作品といってもいい。帯にあった太田光さんのコメントと同じく、ラストシーンに心揺さぶられた。今でも、ページを開かなくともその光景を思い浮かべることができる。

頭の中でその光景に檀れいさんと、北乃きいさんをはめ込んでみた。フェリー乗り場の待合室の光景がよりリアルに感じられる。

久しぶりにドラマを「待ち遠しい」と思えた。
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パスワーク

2010-01-21 07:12:55 | つれづれ
小林繁さんが亡くなられたと聞いたのは、日曜日に帰宅したときだった。小林さんといえば、「空白の1日」により江川卓さんとのトレードで阪神に移籍された件が多くの人の記憶に残っている。僕もその中の一人であるが、それだけではなかった。

小林さんが投手コーチで、梨田監督、真弓コーチとでイケメントリオと呼ばれた、大阪近鉄バファローズを思い出す。僕には、イケメンかどうかよりも、仰木、中西、権藤の再来のように映ったが、チーム力をはじめ当時とはことなり、最終的にはその数年後に残念ながらチームは消滅してしまった。

昨シーズン終了後、これから梨田監督率いるファイターズを応援しようかと選手、コーチをホームページでチェックしていたら、小林さんが投手コーチとして名を連ねていて、余計に応援したくなっていた。その矢先の訃報に呆然としたが、彼が育てた選手たちがその意志を継いで活躍することで、彼の思いは球界に生き続けていく。改めて、ご冥福をお祈りする。
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