Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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BBR 1/43 Ferrari F40 Street 1987

2017-08-31 21:00:00 | 最近手に入れたキットのご紹介
本日は明日のマセラティA6GCSの納品のために新潟県に出かけております。
多分、この投稿がアップされる頃には大阪付近を高速バスに乗っているのでは無いかと思います。
この後京都から新潟行きの高速バスに乗り換え予定です、明日の朝は新潟に到着して入れば予定通りなんですが・・・

ということで本日はキットのご紹介をしておきましょう。

本日のご紹介はBBR 1/43 Ferrari F40 Street 1987です。

なんでこんな普通のキットを?
と思われるかもしれませんがこのキットは私にとって大変印象深いキットなのです。
それは私がメイクアップのプロモデルフィニッシャーになった時に一番最初にメイクアップさんから店頭に出して販売する完成品としてご注文を頂いたキットなのです。
当時はLSJのF40が出るよりも前のことでF40の完成品と言いますとこのキットを組み立てたものしか存在しなかったのです。
AMRのキットを組み立てたものも存在していましたがそれは数が圧倒的に少なかった・・・
キットの内容はこんな感じですね・・・
一般的なこの時代のキットですね
レジンのボディ細かな部品はレジンとメタルの混合ですね。

当時どの様に作ったのかもう14年も前のことなので覚えていませんが、この硬くて脆いレジンに悪戦苦闘だった様な気がします。
当時はまだサラリーマンだったので会社の仕事が終わってから作っていましたね。
長男はまだ中学生だったかな?
当時から興味があった様で作る姿をじっと見ていた様な記憶がありますね。

エッチングパーツは適材適所で使われています。
特にウインドウの枠をエッチングで作ってアニメセルをガラスに見立てて貼り付ける方法はBBR方式とも言われていました。
今では珍しい方法では無いかもしれませんがメーカー完成品も大体この方法を使っていますね。

ホイールはアルミの引き物にエッチングを組み合わせるタイプです、当時としては十分な表現だったですね、しかし今ではセンター部分をホワイトメタルにして立体感を増しているものが多く私もその方法が良いと思っています。
当時の事ですから旋盤も持っていなくてテールレンズをアクリル板から削り出す様なこともなかった。
今ならキット付属のプラスチック部品は使わずに削り出しでシャープなものを作ると思います。
この辺りは時代を感じますね。

このF40はロードカーなのでデカールは最低限です。
リアのウインドだけはその複雑な形状からバキュームパーツですね。

インストはこんな感じでかなりシンプルなもんですね・・・
当時このシンプルさに自信を失ったり・・・(笑)
今では全く信じられませんけどね。

当時はインターネットもしていなかったですから資料写真もなくて雑誌を探しましたね・・・
なかなか資料写真がなかったものです・・・わからない部分は自分で考えて不自然にならない様に作ったつもりです。


それにしてもあの時に作ったF40はどこに行ったのでしょう?
14年くらい前にメイクアップでBBRのキットを組み立てたF40を購入された方はいらっしゃいませんか?
ボディカラーはレッドでホイールのセンターロックナットに緩み止めの割りピンが入れられています。
この割りピンは標準のキットではついていなかったはずです。