Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

その他大勢のアイドロンとRX-7・・・そしてモンスターエナジーのアベンタドールの発送準備です

2020-06-15 19:34:17 | ミニカー修理
本日の山陰は天気が回復していい天気になりました。
しかしながら湿度が高くて少々暑く感じますね。

昨日お店の前が長時間に渡って水没していましたので道路やCafeの進入路が泥だらけになってしまいました、泥水に混じってゴミも流れてきましたのでそのまま取り残されていたりしますので朝一番から掃除を始めました。
お客様をお迎えするにあたっていくら自然現象とは言え汚れたままではね〜ちょっとダメでしょうから。
隣りの叔父さんに頂いた高圧洗浄機を使って進入路のスロープの部分や道路の一部など・・・そうそう家内が滑ってひっくり返ってはいけないのでガレージまでの通路も丁寧に掃除をしておきました。
水が引いた後は粘土質の物がたい積していまして結構滑り易いのです。
家内は少しおっちょこちょいな部分が有りますから・・・転ばぬ先の杖です・・・本人にはこの事は伝えていませんのでご来店の方は内緒でお願い致します(笑)

さて今日も修理をしています
本日の患者さんはアイドロンのミニカーが30個くらいです。
お客様は気を使って頂きましてブログでの報告は最小限で良いですよと言って頂いています。
点検してダメな部分は直して下さいという事でした。
まずはテスタロッサですいマヤ結構珍しいですね〜
既に修理をしてしまいましたがサイドのフィンが外れていましたね。
リアのテールランプの部分のスリットも形状が合わなくなって来ていますね。
こちらも一旦外して修正致しました。

330P4ですが・・・リアのリップスポイラ−がこんな感じに良くはずれます。
リアウインドウも外れ易い部分では有りますがこの個体は大丈夫でした。

フロントウインドウのモールも外れ易い所ですね
この部品はウインドウを押さえる為にきつめに曲げてあるので余計に外れ易いのではないかと思います。
ウインドウの形状に沿った感じで曲がっていたらこんなに外れる事は無いと思います・・・。

フロントウインドウの修理を終えてマスキングテープで押さえています・・・
接着剤が硬化したらワイパーを付ければ修理完了ですね。

・・・と思ったら・・・今写真を確認しますとリアのウインドウもデカールの部分が切れてしまう位激しく外れていますね。
ここは本来ウインドウを付けてからデカールを貼ってありますので修理が少々面倒なんですよね。
明日は追加でここを直しましょう

次は同じ330P4でもプロトタイプですね
こちらはリアウインドウが外れていました
古い接着剤を剥がして掃除しています

このタイプはデカールが無いので修理も楽ですよ!!

次は白いF40
リアグリルメッシュが浮いていましたウインカーもグラグラしていましたので付け直します
グリルメッシュを脱着した所ですね。

本体の写真は撮り忘れましたが・・・
246ディノのサイドウインドウのモールですね
黒いシミの様な物が出ていました・・・バフを掛けて磨きましたが・・・メッキが剥げちゃった。
下地のメッキである銅メッキが出てきましたのでメッキ調の塗装で修理します。
まずはウレタンクリアーを塗りまして上からメッキ調の塗料を塗ります

288GTOも修理の難しい車ですね
3台も有りました・・・サイドウインドウはまず間違いなく浮いています。

3台目の330P4です
このミニカーはフロントのインテークの中央に有る縦の赤い補強が無くなっていました。
真鍮板で作って塗そうをして取付けています
もう何事も無かった様な感じですね。

2台目の白いF40です
両サイドのウインドウと・・・・リアウインドウもなんか浮いていますね〜
明日もう一度修理ですね〜(汗!)

ここまでで修理したのはこの量です
まだ半分くらいですね〜
大変疲れます(笑)


この数日クリアー塗装をしているRX-7ですが
今日は屋根の部分とテールの部分を塗ります
こんな感じでマスキングしています

バンパーの部分は上側の角の部分でマスキングします
それもピッタリ貼らずに上の部分は1mm程ボディから離れて貼って有るのがわかりますでしょうか?
この部分でボカして塗る為なんですね。
ピタッと貼ってしまいますと段が出来ますので磨いて修正が必要になりますがボカして塗ればコンパウンドで磨くだけで塗った部分と塗ってない部分の段が見えなくなるのです。
本来ならパンパー部分は全部塗る事になりますが下側の造形が細かいのできちんとマスキング出来ないのです。

サクッと塗ってみました
塗ったらすぐにマスキングテープを剥がすのはもうお約束ですよね



上野写真をご覧頂くとわかるかもしれませんが、完成品にウレタンクリアーを塗る場合は余り厚めに塗る事が出来ません
と言うのももう一度デカールを貼る前にウレタンクリアーが塗ってありますので2度目のウレタンクリアーを余り厚く塗ってしまいますとスジ彫りがクリアーで埋まったり全体がボテッとして見苦しくなるのです。
なのでここで塗るクリアーはデカールを保護する目的なので厚めに塗るのはよろしくないでしょう。
しかも余り塗り過ぎますと下のウレタンクリアーが縮んでシワシワになる場合もありますからね、注意が必要ですね。

そう言えば・・・思い出しました
モンスターエナジーのアベンタドールですが
ウイングステーの差し込みが浅いと書いていましたよね
このまま送ったらまたリアウイングが落ちてしまうと困ります
厚紙でこんなものを作って置きました

ウイングはこんな感じで車体の後にオーバーハングしているんですね、ですから衝撃が有りますとステーが落ち易いのです
ウイングの下にかましておきましたが・・・下も白いので見え難いですね〜。

このパッケージでこのリアウイングを安定させるのはなかなか難しいのです・・・なぜなら下の展示ベースは起毛した繊維で作られているのです
なのでマスキングテープを長時間貼っておきますと粘着質が付いてしまう汚れが取れなくなってしまう恐れが有ります
この厚紙で作った支えはクリアーのカバーとベースの間に挟み込んで止める事としています。

この支えが有ってもはこが輸送中にひっくり返って上下が逆さまに落下しますと破損する恐れが出て来ます
なので上側をビニールで押さえておきます・・・これなら少しくらい衝撃が有っても大丈夫ではないかと・・・

勿論マスキングテープも直接貼らずビニールを一周させて重ねた部分で貼っておきました。
出来るだけ壊れない様に梱包しないとせっかく直したのですからね〜


明日も続いて修理ですね、草刈りもしなければならないのでかなり忙しいかも。