日本渡航医学会から海外渡航者に対する麻疹対策ガイドラインが発表になっています。内容は下記のリンク先をご覧下さい。要するに「全ての渡航者は麻疹対策(主にワクチン)をせずに出国してはいけませんよ」ということです。春の移動シーズンは過ぎましたが、今後予定がある方は参考にしてください。もちろん海外への輸出だけでなく、国内で今年も続いている麻疹の流行から身を守り、流行の拡大を阻止するためにも、30代以下の若年成人、大学生、中高生には麻疹対策(MRワクチン接種)が推奨されます。
海外渡航者に対する麻疹対策ガイドライン
2008年4月1日 日本渡航医学会
http://www.travelmed.gr.jp/hahsika/hashika.html
海外渡航者に対する麻疹対策ガイドライン
2008年4月1日 日本渡航医学会
http://www.travelmed.gr.jp/hahsika/hashika.html
接種すればいいのでしょうか?
あとワクチン接種って免疫あるかないかって
調べてからするものなんですか?
予防接種の効果で抗体が出来る期間と、万が一感染していて潜伏期に出国してしまう危険性を避けることを考えると、やはり4週間前までには必要な接種を済ませておきたいところですね。
もちろんそれ以降であっても、必要なものは接種しなければいけませんが。。
検査は、調べてから接種するのが合理的で正解だとは思いますし、上記のガイドラインにもそのように書かれていますが、米国などではMMR2回接種が入学進学の条件になっていますので、調べずに接種しても構わないと思います。その方が簡単で費用もかかりません。(全て保険外になりますから)
検査も白か黒かクリアカットに分かれるわけではないし、もし抗体を持っていて接種しても新たな副反応が生まれるわけではありません。上記のガイドラインにも「問題ありません」と書かれています。