踊る小児科医のblog

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平清盛の死因はマラリア?

2005年05月09日 | ART / CULTURE
大河ドラマ「義経」も、もう1人の主役である平清盛の死で、少し早いけれども折り返し点を過ぎて、いよいよ源平合戦と義経のその後へと話が進んでいくはずです。ところで昨日(8日)の清盛の演技をみて、ちょっと演出過剰ではないかと思ったのですが、突然の高熱で始まって体力を奪われながら死の淵へと向かう様や、後白河法皇の「福原で外国から持ち込まれた悪い病気をもらったのかもしれない」という鋭い台詞などからすると、これってもしかしたらマラリアではないかと考えながら観てました。でもまさか福原(神戸)で感染するとは考えにくいし。。

と思って今朝ちょっと検索してみたら、清盛死因マラリア説はかなり確立した定説になっているようで、あるいはNHKでもそれを意識してあのような演技になったのかもしれません。昭和47年の新平家物語で仲代達也が演じたことは記憶にありますが、亡くなる時の演技まではさすがに覚えていません。

地球温暖化とマラリア(三井情報開発総研)
蚊を侮ることなかれ(KINCHO)
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マラリアは熱帯地方特有の病気のように思われがちですが、日本でも、意外に関わりが深く、平安中期にはマラリアの間歇熱(かんけつ熱:発熱と悪寒の繰り返しのこと)が、「かわらやみ」や「えやみ」と呼ばれていたようです。『平家物語』の記述から、平清盛はマラリアで亡くなったと考えられており、また『源氏物語』の光源氏もマラリアにかかっていたと言われています。
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特集:栄華と孤独 巨星・清盛との別れ(義経-NHK)

関連ページ:大河「義経」の語る物語に期待

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2005-06-17 21:14:16
わけわかんない

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