2013年2月に甲状腺がん確定3疑い7合計10人で大騒ぎしてから2年あまり、2014年の本格調査開始から1年が経過したところで、これまで発表された数値を時系列で検証し、本格調査で「増加」と判断した根拠をお示しします。
(表は詰め込んでいて見にくいが必要分だけ抽出してスクリーニング効果の年数と、本格調査の方は前回調査からの間隔で数値を出してみた→別ウインドウで表だけ開くと拡大)
1)先行調査 確定+疑い(緑色)は10人から111人まで増えた。当初の予想どおり、細胞診での疑い例のほとんどは手術でがんと確定された。(残りも経過とともにそうなる見込み)
2)先行調査の有病率(単純に一次受診者数で割ったもの/10万人あたり)も二次検診が進むにつれ増加し、20人前後から37人まで増加。(赤色)
3)スクリーニング効果を10年とすると、年間の発症率は2.0→3.7人(10万人あたり)に上昇し、ベラルーシの1995年に相当。(水色)
4)本格調査 確定+疑い(緑色)は4→8→15人に増加。
5)有病率(赤色)は10.1人(10万人あたり)で、先行調査4分の1を超えてきた。
6)検査間隔を2.5年と仮定した場合の年間の発症率(水色)は4.1人(10万人あたり)で、スクリーニング効果10年とした場合の先行調査の3.7人を上回ってきた。
7)一次判定率や二次受診率がまだ低いので、この数字は8人程度まで上昇する可能性が高い。(ベラルーシ95年の2倍程度)
8)一次受診者中のBC判定の割合を見ると、0.7%程度で先行調査にほぼ匹敵する数字になってきた。
今後の発表データをみていかないと断定的なことは言えないが、少なくとも「増加していない」と判断することは不可能。
(表は詰め込んでいて見にくいが必要分だけ抽出してスクリーニング効果の年数と、本格調査の方は前回調査からの間隔で数値を出してみた→別ウインドウで表だけ開くと拡大)
1)先行調査 確定+疑い(緑色)は10人から111人まで増えた。当初の予想どおり、細胞診での疑い例のほとんどは手術でがんと確定された。(残りも経過とともにそうなる見込み)
2)先行調査の有病率(単純に一次受診者数で割ったもの/10万人あたり)も二次検診が進むにつれ増加し、20人前後から37人まで増加。(赤色)
3)スクリーニング効果を10年とすると、年間の発症率は2.0→3.7人(10万人あたり)に上昇し、ベラルーシの1995年に相当。(水色)
4)本格調査 確定+疑い(緑色)は4→8→15人に増加。
5)有病率(赤色)は10.1人(10万人あたり)で、先行調査4分の1を超えてきた。
6)検査間隔を2.5年と仮定した場合の年間の発症率(水色)は4.1人(10万人あたり)で、スクリーニング効果10年とした場合の先行調査の3.7人を上回ってきた。
7)一次判定率や二次受診率がまだ低いので、この数字は8人程度まで上昇する可能性が高い。(ベラルーシ95年の2倍程度)
8)一次受診者中のBC判定の割合を見ると、0.7%程度で先行調査にほぼ匹敵する数字になってきた。
今後の発表データをみていかないと断定的なことは言えないが、少なくとも「増加していない」と判断することは不可能。
いよいよ佳境ですね。
内容については数値を理解していないので(申し訳ありません)あれですが。
最終的には検定できるとうれしいですね。