熊本熊的日常

日常生活についての雑記

ほぼ皆勤

2009年12月30日 | Weblog
ちょっとした思い違いがあって、今日は休暇を取ったが、これを含めても今年消化した休暇は3日であった。いずれも休日出勤の代休なので、今年は有給休暇を消化せずに終わってしまった。有給休暇をまるまる使い残すなどというのは社会人になって初めてのことだ。

別に主義主張があって休まなかったわけではないのだが、退職前にまとめて消化するつもりであった。ところが、幸か不幸か退職する機会に恵まれないままに今年の最終営業日を迎えた次第である。

かつて家庭というものを持っていた時には、子供の休みに合わせて家族で旅行に出かけるのが義務のようになっていたので、長期休暇はきちんと取っていた。今はそのようなものが無いので、別段休む理由がない。旅行自体は嫌いなわけではないのだが、1週間や2週間ばかりの休みで旅行に出かけても面白くも無いし、ほかにこれといって何か時間と情熱を傾けて打ち込むような事も無い。それなら、休暇など取らずに毎日規則正しく生活をしたほうが、心身の健康にも良いだろうと考えた。

実際に、昨年4月から左下肢の痛みが抜けないということはあるにせよ、特に病気らしい病気も無く、今年を終えそうである。

とはいえ、6月に週末に代休を付けて北海道を訪れたのは楽しかった。樺太の存在を目の当たりにして、今まで考えたこともなかった日本の歴史や政治のある側面を考えるのは刺激的なことであったし、19年ぶりに札幌在住の友人と語り合ったのも楽しかった。このような経験は、休暇を取るなどして、少しまとまった時間を持たないと得ることができない。

帰国して1年が経過しようとしている。以前にもどこかに書いた記憶があるのだが、自分のなかでは3年というのがひとつのまとまりになっている。2007年に自分の生活に大きな区切りをつけたので、2010年は区切りの年ということになる。そうであるとすれば、少しは休暇を取ることも必要になるかもしれない。精勤は結局、後にも先にも2009年だけということになるだろうか。