熊本熊的日常

日常生活についての雑記

「お話ししましょう」

2012年07月02日 | Weblog

諸々の審査が終わり、婚活が始まった。システムはだいたい想像がつくと思うので説明は省くが、お相手候補の簡単なプロフィールが届き、それをみて相手に「お話ししましょう」というメッセージを送る。相手が受諾すれば2人用の掲示板が立ち上がり、そこでやりとりが行われる。この段階で、相手の個人情報の肝心なところは伏せられているので、「お話し」の段階でどうこうなるわけではない。それほどたくさんの候補者がいるわけではないし、掲示板のやりとりには150字という制限もあるので、そう時間を取られるようなこともない。掲示板から先となると、お互いにいろいろ事情もあるだろうから、慎重になるのは理解できる。しかし、掲示板を立てるくらいは気楽に受けてもよいのではないかと思うのだが、そういうわけにはいかないらしい。当然、私のほうにも「お話ししましょう」が届く。これは全て「OK」で返し、掲示板を立てている。

私の場合、対象を自分と同い年から10歳下までに設定してある。身も蓋もない言い方をすれば、「イイ歳」だ。それでも「未婚」というのが思いの外多くて驚いている。当然、恋愛のひとつやふたつくらいは経験して、あいにく縁を結ぶことなく齢を重ねてしまったということなのだろう。ただ、自分がこれまでに職場などで目にしていた高齢未婚者にはある種の共通点がある。今回、婚活を始めた理由のひとつには、こういう連中と同類とはみられたくないという思いもある。敢えて「共通点」の内容には触れないが、その共通性に対する漠然とした思いは、これからしばらく続くであろう婚活を通じて確信に変わるのではないかとの予感を覚えている。

例えば、仮にほぼ同条件の相手が2人いたとする。プロフィールも容姿も甲乙つけがたい2人だ。ただ、片方は未婚でもう片方はバツイチだとする。私は、まずバツイチの人と話をしてみたい。それは何故かというと、…