熊本熊的日常

日常生活についての雑記

少し焦る

2012年07月03日 | Weblog

陶芸は、天地30センチほどの壷が2つ制作途上にある。片方は既に素焼きから上がり釉薬を掛けている。先週掛けた飴釉が薄かったので、今日は外側だけ再度掛け、そこに鉄赤と黒釉を散らして本焼きに出した。酸化焼成の予定である。もうひとつのほうは、先週削ったのだが、まだ土が柔らかかったのでひっくり返すことができず、一週間置いて今日、底を削る予定だったのだが、まだ柔らかく、来週に持ち越しとなった。それで時間が中途半端に余ったので、久しぶりに茶碗を挽いてみた。土練りまではなんということもなく進み、轆轤にセットしていざ挽き始めると感覚が思い出せない。どうしたっけかなと思いながら、小さめの丼鉢のようなものができあがった。まだ土が残っていたので、引き続いて茶碗を挽き、こちらはなんとかそれらしくなった。感覚が抜け落ちるというのは初めてのことだったので、これはマズイことになったと対策を思案している。