さて、いよいよ機体の組み立てです。
「その2」でお伝えした通り、このキットはそのまま組むと胴体と主翼の間に1mmくらいの盛大な隙間ができてしまいますし、機首の部分にも大きな段差ができます。
恐らくゼロ戦21型のキットの主翼下面のパーツをバリエーションで二式水戦用に作りなおした際に寸法を誤ったものだと思われます。
いろいろな対処法が考えられますが、一番安全、確実、簡単な方法として、胴体の下側の幅を広げることにします。
具体的には1mm厚のプラ板を挟むだけのことです。
これでパテを使わなくても下の写真の通り、隙間なくピッタリと合いました。
機首の段差も解消します。
主翼後端の下面と胴体の繋がりの部分のみパテのお世話になりました。
これでめでたく十の字になりました。
これで基本塗装に掛かる準備ができました。