三が日最終日の1月3日はカミさんと一緒に久しぶりに映画を観にいきました。(夫婦50割で、二人で2000円です)
何を観るか迷いましたが、「永遠のゼロ」を観てきました。
公式HP:http://www.eienno-zero.jp/index.html
結論:なかなか良かったです!
まず、原作が人気小説だけあって、ストーリーや脚本がしっかりしています。(ちょっと強引すぎる部分もありますが・・・)
VFXの監督は「三丁目の夕日」と同じ方ですが、ずっと進歩していてCGっぽさがかなり薄らいで、自然な感じになっています。
主演の岡田准一の演技も十分です。
昨年お亡くなりになった夏八木勲さんの最後の演技も光っていました。
驚いたのはCGの考証の正確さです。
ゼロ戦の21型と52型の特徴をしっかりと表現していましたし、真珠湾、ミッドウェイ、ガダルカナル、マリアナ沖、大戦末期と移り変わるにつれて登場機種やゼロ戦の傷み具合の違いの表現までちゃんとできていました。
あまり期待していませんでしたが、良い意味で裏切られました。
ひとつだけ気になったのは、映画の特に後半で「お涙ちょうだい」が全面に出過ぎていて、ちょっと押し付けがましい感じがしました。
もう少し淡々と描いた方が却って感慨深い作品になったのではないかと思います。
最後に、当たり前のことですが、やっぱり戦争は絶対にやってはいけません。