自己満足日記

クラキンのささやかな道楽三昧  2009年3月14日開設

鳴子、山寺一泊格安バスツアー

2015年06月14日 14時24分48秒 | 旅行記
3年振りに家内と2人で「格安弾丸バスツアー」に行ってきました。

クラブツーリズム主催の
『足元ゆったりバス 佐藤錦限定山形サクランボ狩りと鳴子温泉』<こだわりのバスの旅><こだわりの宿の旅>
というツアーで1泊2日夕食/朝食付きで1人22900円という安さです。
詳しい内容はHPでご覧ください。
http://tour.club-t.com/vstour/WEB/web_tour3_tour_tmp.aspx?p_company_cd=1002000&p_course_no=440492&p_date=&p_from=800000&p_afset=&p_AffFrom=&p_baitai=901&p_baitai_web=B008

こういうツアーの良い所は、事情の分からない初めてのところでも、迷うことなく、効率よく名所を見て回ることができるということです。
欠点は「時間の余裕が全く無い」ということです。
例えば今回のツアーの目玉である山寺(立石寺)をゆっくり見て回るには、体力に自信のある人で2~3時間、私のような中高年なら4~5時間は欲しいところですが、これを70分でお終いという具合です。
他のところも平均30分程度しか居ませんので、完全に「ダイジェスト」の旅です。
つまり「お試し旅」と思えば良いと思います。
「もう一度来て、ゆっくりみたいな」と思えば、既に土地勘は出来た訳ですから、次回自分でオリジナルの計画を立てて、観たいところだけをゆっくりと観て回れば良いわけです。

【1日目】

7:40頃に東京の集合場所を出発し、何故か「首都高環状線」を経由して東北自動車道へ入りました。
圏央道を使う方が遥かに時間が節約できるはずなのですが??
バスは日野のGALAで、座席数が少し少ない「前後ゆったりシート」のトイレ付で、乗り心地は良く快適です。

途中3回のトイレ休憩、昼食休憩(1日目の昼食はツアーメニューには入っていないので、SAで各自適当に済ませますが、ゆっくり食べている時間はありません。 何か買って、バスの中で食べます。
15時頃にようやく最初の目的地である「鳴子峡谷」へ到着です。

鳴子渓谷の散策時間は30分程度です。
渓谷の全景です。

岩山の渓谷に鉄道のトンネルと鉄橋が見えますが、残念ながら列車の通過には遭えませんでした。

かなり深い渓谷です。 震災の影響で渓谷へ降りて散策することはできません。


鳴子渓谷から「鳴子こけし資料館」へ移動して見学です。
職人さんが鳴子こけしを製作を実演してくれています。 相当な熟練技です。

当然、こけしの販売も行っています。
数百円の小さなものから数万円のものまで様々です。


1日目の工程はこれだけで、夕方5時頃に宿泊先である「鳴子ホテル」に到着です。
http://www.narukohotel.co.jp/
玄関前にいきなり源泉が吹き出していました。

HPでお判りの通り、鳴子温泉(全国温泉番付で東の横綱)の中でも老舗の旅館です。
源泉を6本も持っているそうで、流石に温泉は広さ、湯質、綺麗さなど、「湯船からの眺望」以外のすべての点で最高ランクだと思います。
到着後直ぐ、夕食後、翌朝の3回入浴しました。
格安ツアーとは言え、旅館のランクと温泉の質だけは最高レベルをキープしている点は大満足です。
部屋は格安ツアーといううこともあって8畳大のこじんまりした部屋です。
夕食はいわゆる「旅館の和風懐石」で可も無く不可も無くです。

調色は和洋バイキングで、種類・味共に満足のいくものです。

【2日目】

朝風呂に入った後、7時から朝食、9時出発という、ちょっとゆったり目のスタートです。

まず最初の目的地である天童さくらんぼ狩りに11時ちょっと前頃に到着です。

礼によって30分程でお終いですが、瑞々しい「佐藤錦」を50個くらいもぎ取って食べました。
ここの料金はツアー代に含まれています。



その後、もうひとつの名産である将棋の「将棋むら天童タワー」というところに立ち寄りました。
1揃い30万円と言う高価な将棋駒もありました。

ここで、予約しておいた2日目の昼食弁当を受け取ります。(これはオプションで別料金)

2日目のメインイベントである山寺(立石寺)には12:30頃の到着です。
集合記念写真(1000円で販売)を撮った後、いよいよ登山開始ですが、冒頭に書きました通り、70分後にはバスに戻らなければなりませんので、頂上奥の院大仏殿までの登頂は諦め、行けるところまで行こうということにしました。
結果、中程より少し上の五大堂まで行くことができました。

入り口である根本中堂です。

松尾芭蕉の像があります。

案内図です。

このような石段が延々と続きます。



芭蕉が「・・・岩にしみいる蝉の声」と詠った場所と言われる「蝉塚」です。

弥陀堂です。

仁王門を下から見たところです。

岩の天辺に乗っかるように納経堂があります。

五大堂から見た胎内堂、釈迦堂です。

五大堂から見た景色です。


15:00前に山寺を出発して帰路に着きます。
車中で昼食弁当を食べました。
途中、蔵王SAで渡されたこれも予約(これもオプション別料金)しておいた夕食の仙台牛タン弁当を受け取りました。
東北自動車道~首都高速をひた走り、途中6時頃に車中で牛タン弁当(紐を引くと温まるやつ)を食べました。
20:30頃にバスを下車し、自宅に戻ったのは21:20頃でした。

弾丸ツアーで疲れましたが、鳴子温泉と山寺にはもう一度行きたいと思います。
数年のうちに平泉~鳴子~山寺なんていう旅行を自分で計画して2泊くらいでゆっくりと回りたいと」思います。
噴火の恐れが無くなれば蔵王も・・・。


コメント (2)
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