お花見の道すがら、東京九段の靖国神社内にある遊就館に立ち寄り、1階に展示してあるゼロ戦52型の実物を見てきました。(遊就館の展示は1階と2階に分かれていますが、1階は無料で2階が有料です。 ゼロ戦は1階に展示されています。)
ある人から教えていただいたことによると、
このゼロ戦は三菱製の機体だそうです。(スピンナーや機体の色や塗り分けから判別できるそうです)
また、この機体は尾翼の記号から戦闘爆撃を主任務とする特設航空隊として開設された381海軍航空隊の所属の機体であることが判るそうです。
この部隊はセレベス島に進出後、戦局の悪化等から、戦闘爆撃の任務は殆んど無く、その他の戦果は挙げてますが、本土方面の戦力増強の為に帰還後、再度スマトラ島方面へ進出準備中に終戦を迎えてたそうです。
私はゼロ戦の実機を始めて観ましたが、思っていたよりも大きいことに少し驚きました。
そして「二十歳になるかどうかという若者がこれに乗って命がけで闘ったり、命を落としたりしたのか・・・」と思うと悲しい気持ちになりました。
やはり戦争はやってはいけないことと、改めて思いました。
機体自体は非常に綺麗に再現されていて、整備すれば飛べるんじゃないかと思ってしまいます。
外板の継ぎ目も突合せではなく、重なっていることも確認できました。
・・・ってことは、プラモデルの凹の筋彫りよりも、凸のモールドの方がむしろ正解ってことですね。
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