水彩画教室で出かけた木曽谷の街・長野県木曽福島町で目にした酒店を描いたものです。商店街やビル街を描くことはありますが、店の一つに絞って描くことはあまりありません。しかし、街道沿いにあって酒ファンによく知られた酒蔵の店であり、歴史を感じる店舗や、しめ縄がかけられた大きなスギ玉、のぼり、樽酒などが並ぶ風景に惹かれ、正面から描きました。七笑(ななわらい)や中山道などの文字も描きました。でも店内に並ぶ商品の酒瓶などはきちんと描くのは難しいので、気ままに置かせてもらいました。