リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

夏の最初の三連休の最後の日

2023年07月04日 | 日々の風の吹くまま
7月3日(月曜日)。☀。きのうの最高気温は25度で、今日の予想は28度。てことは、30度まで行きそうだな。あっつぅ~いっ。で、今日は三連休の最終日。ウォーキングに行くロイヤルシティセンターは、おしゃれなブランドショップがあるわけじゃなくて、アウトレット店、ウォルマート、百均、ドラッグストア、スーパーといった日用雑貨がメインの「6丁目商店街」のようなもんだから、わざわざウィンドウショッピングに来る人もいなくて、連休となると閑散として、いたって静か。

でも、カナダデイの三連休は、コロナ関連の帰省や制限がなくなってから初めてのフルに自由な夏ということもあって、道路も空港もフェリーも国境も押せ押せの旅行ラッシュらしい。バンクーバー島やガルフ諸島と本土を結ぶBCフェリーは、このところ人手不足や船の故障による欠航、予約システムの不具合と、ご難続きで、早くから混雑すると警告していたんだけど、混雑を避けようと早めに出かけた人が多かったようで、木曜日から込み始めて、金曜日の朝にはもうフェリーに乗るのに予約なしだと4便(午後には6便)待ち。ビクトリア行きは2時間おき、ナナイモ行きは2時間半おきだから、4便待ちなら8時間。ターミナルの駐車場から溢れた車が道路に長い列を作って、ハイウェイは渋滞。半日並んだのに乗れないまま車の中で夜明かした人たちもいたらしい。運よく何とかバンクーバー島に行き着けた人たちは、けさは本土への便が朝からもう2便か3便待ちの混みようだそうで、ちゃんと今日のうちに帰って来れるのかな。知らないよぉ。

今日も朝っぱらからお湯がやたらと熱いので、あ、そっかぁ、みんなどっかへ行ってしまって留守のところが多いってことかぁ。マンションは屋上の機械室あるボイラーからの集中給湯なので、その日の時間帯によって蛇口をひねって出て来るお湯の温度が微妙に違っているからおもしろい。戸数168戸のコミュニティの動静みたいなものが想像できるからおもしろい。つまり、大勢が一斉にお湯を使えば需要に追い付かなくて、ボイラーでどんどん沸かしてもそれほど熱くなる前に蛇口から出て来るけど、1日の時間帯や週末などによってお湯の需要が少なくなるときには、やけどするくらいの熱湯が出て来るわけ。まあ、夏の連休は、エレベーターが来るのも早いし、地下のビジター用駐車場もほぼがら空きで、いたって静か。

きのうバクラ先生の眼科にワタシとカレシの検眼の予約をメールでリクエストしたので、連休明けに返事が来るかなと思っていたら、きょう午前中に「(あさって)水曜日の午後2時15分にレオン先生と予約でどうか」という返事。はっやぁ~いっ。新しい検眼医の先生が入ったんだな。カレシの運転免許維持のための80歳の健診に必要なので、結果のレポートを出してもらえるかと、コメント欄に入れておいたら、「検眼医が記入して提出しますから、送られて来た用紙を持参してください」。へえ、クリニックの一般家庭医でなくてもいいのかぁ。クリニックまでは車で10分で駐車場代がかかるけど、バクラ先生の眼科は隣の医療ビルにあって、裏口から駐車場を横切るだけの近さ。今どき日本語に「タイパ」と言う言葉があるそうだけど、これはまさに最高のタイパというところだろうな。ああ、良かった!


今夜は満月(牡鹿月)

スーパームーン(48×)満月に当たると気が触れるそうだけど・・・

低所得や高齢者の世帯にエアコンを支給するんだって

2023年07月04日 | 日々の風の吹くまま
7月2日(日曜日)。☀。猛暑到来の兆し。でも、風があるおかげで、金魚鉢のオフィス以外はちょうどいい快適さ。ただし、ダイニングのパティオドアとキッチン端の園芸ルームのパティオドアの開け具合によっては、風通しが良過ぎることがあって、サーモスタットが冬だと勘違いしてヒーターをオンにしてしまうので、要注意。それでも、直射日光が差し込むのは北東側は午前中だけて、日が南東側のリビングに回る頃には高くて窓際にしか当たらないし、キッチンとレクルームは1日中日陰で涼しいから、今のところかなりの猛暑でもエアコンなしで凌げるのは実にラッキー。

最近になってBC州政府が、低所得の人や熱中症になりやすい人達の住まいにエアコンを設置するだめに、電力会社の「省エネ補助制度」に10億円を投じると発表したけど、2年前のヒートドーム現象による極端な猛暑で、数百人のもの死者が出たのを受けての方策らしい。今後3年間で8千台の「ポータブル」エアコンを設置するそうだけど、社会活動家のグループからはさっそく「それじゃあ足りない」との苦情。世の中、何だってどこかから始めなければ一歩も進まないんだけど、近頃の「世直し家」ってのは自分のひと言で世の中を作り変えられると思っているのか、単に承認欲求に駆られているのか、よくわからないけど、やたらとせっかちだねえ。

メトロバンクーバーは元々西岸海洋性気候で「夏は涼しく、冬は暖かい」ことになっていて、来たばかりの頃は蒸し暑くなくて快適だぁと喜んだくらいだから、当然エアコンなんか不要だったんだけど、この20年くらいにあっさり30度を超えるような日がやたらと多くなった感じで、エアコンの需要がうなぎ上り。政府もエアコン設置を後押しし始めて、補助金を出したりしているけど、問題は集合住宅。集中冷房のマンションが建ち始めたのはごく最近のことで、外壁に穴を開けるような工事を必要とするエアコンを規約で禁止しているところがほとんどじゃないかと思う。ヒートドーム現象のさ中に熱中症で亡くなった人たちの多くがマンションやアパートの1LDKのような小さな部屋で1人で暮らす高齢者だったので、そういうところでエアコン設置を検討するケースが増えているらしい。

我が家のある高層マンションでも、猛暑の時は冷房の効いているロビーを「cooling centre」(避暑センター)にしていて、高齢の住人が集まっていたけど、それでは抜本的な対策にはならないと、理事会がコンサルタントを雇って、コンクリートとガラスの建物に適した工法や機材について調査させているところ。バルコニーはどのユニットにも必ず1ヵ所はあるけど、面している壁は端から端まで、天井から床までガラスだから、室外機をどう設置するかが難しそうだし、メインテナンスを怠ればかなり多量に出る凝縮水によって階下への水漏れ事故多発なんてことになりかねない。おそらくは間取りに応じて設置できるタイプや機種の選択肢を提示することになると思う。ばかにならない工費は当然自己負担だけど、補助金があるかもしれない。コンサルからの報告が来て、エアコン設置解禁となったら、一番暑い金魚鉢オフィスだけでも小さいのを付けようかな。外は広いルーフデッキだから、隣の寝室にも付けた方がいいかな。今は特に必要を感じていなくても、これから気候変動でもっと暑くなるなら、エアコン付きマンションの資産価値は上がりこそすれ下がることはないだろうし・・・。


お月さんが笑っているようないないような・・・