リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

土曜日はのんびり(中国の詐欺電にかまう暇はないの)

2023年07月30日 | 日々の風の吹くまま
7月29日(土曜日)。🌥⛅。また週末。けっこう雲があって、風もちょっとあるので、暑いどころか、家の中にいると初秋のような感じの涼しさ。まあ、午後には少しは夏らしくなるだろうけど。それよりも、土曜日の家事は洗濯から。年寄り2人だけの暮らしだから、洗濯機の容量が大きいせいもあるかもしれないけど、洗濯はだいたい週1回まとめて1ラウンドで済んでしまうので、水の節約になっているかな。洗濯機が回り始めたら、きのう作った鶏がらブロスを漉して、表面に浮かぶ脂を固めるために大きな容器に入れて冷蔵庫へ。次はカレシを動員して、バルコニーに置いてあったゴミ袋2つを処分。ああ、せいせいした。

調停で労使の合意が成立して、組合のリーダーが新協約の受入れを推奨して、港湾ストは解決、と思っていたら、組合員の投票であっさり拒否。政府がスト再開を止める策を巡らしているようなので、また港湾の機能がストップするかどうかは不明だけど、組合の指導者の面目は丸つぶれと言う感じだな。連邦政府は協約を「押し付ける」か、でなければ拘束力のある仲裁にかけるかを諮問したそうなので、ストを再開してもすぐに職場復帰命令が出るんじゃないかと言う気がするな。港湾施設は国の経済と安全保障に大きく関わるから、普通の産業の労使紛争と違って、連邦政府の介入の権限は強い。ま、今のところ、使用者2、組合1と言ったところで、どうなることやら。ストはストでも、メトロバンクーバーの外の郊外で続いていた公共交通のストが4ヵ月ぶりに解決して、来週からバスの運行が再開することになり、「長い間ご迷惑をおかけしました」ということで、8月いっぱいはバス料金をタダにすると発表。ふむ、何とも粋な計らいだね。

午後に固定電話が鳴って、やたらと長い発信番号が表示されたので、スパム(迷惑電話)だろうと無視していたらボイスメールの表示。番号をよく見たら、始まりが「86」。これ、中国の国際電話の国番号じゃないの。そう言えば2、3日前に携帯の方に番号が「86」で始まる電話が入っていたな。ワタシの携帯はバイブレーションに設定してあるから、電話が来ても気づかないし、ボイスメールに至ってはチェックしたこともないし、テキストメールもすぐにそばにある時は見るけど、そうでなければすぐに返事はできないの。番号をググって「詐欺電」と目星をつけて着信記録を消したけど、はて、固定電話のボイスメールにはどんなメッセージが残されているのかなと、好奇心でボイスメールをチェックしたら、まず女性の声が英語で「これは中国の事故なんちゃらからです」と言い、別の女性の声で中国語のメッセージ。あのさ、ここは英語圏なんだから、詐欺が目的でも英語でやってくれないと通じないのよ。アホかいな。メッセージも着信記録もちゃっちゃと消しちゃったけど、こういう詐欺電は下手な鉄砲も数打ちゃ何とかだから、中国系の人口が多いところなら、引っかかる鴨がいるんだろうな。んっとに、もう。

きのこ屋のマットが4時過ぎに到着。前回「お試し」にくれたいたどりのピクルスをカレシがいたく気に入ったので、残っているかどうか聞いたら「2瓶残っている」との返事で、じゃあ2つともお願い。ポルチーニとロブスターきのこといたどりのピクルス2瓶を受け取って、一緒のバスケットに入っていたコゴミのピクルスも試しにゲット。来年もいたどりを見つけたらピクルスを作るのかと聞いたら、「いいのを見つけたら作るよ」。おお、いいね。まとめて1ダースくらい買って友だちにも分けてあげようかな。カナダではいたどりは侵略的外来種で駆除の対象だから、どんどん採って来て、ピクルスにして食べちゃおうよ。




8月も遊ぶのに忙しくなって来たような

2023年07月30日 | 日々の風の吹くまま
7月28日(金曜日)☀☀。いい天気だけど、暑くない。まあ、平均的な気温と言うところ。立て続けのイベントが終わって、次は来週の木曜日。それまで休養ってことにして、カレシは午前中にハナちゃんの英語レッスン。終わってからウォーキングに行って来て、ワタシは鶏がらブロスの仕込み。冷蔵庫に残っていたニンニクの花茎、使い残したごついポルチーニきのこ、このために取って置いたヤマブシタケの軸を2羽分の鶏がら、定番のセロリ、玉ねぎ、にんじんと一緒に大鍋に入れて、10時間ほどひたすらことこと。濃いブロスができそう。

猛暑はないけど、週の初めの雨はほんのお湿りでしかなくて、干ばつは相変わらず。(内陸では延焼中の森林火災の数が減ったそうだけど、それでも焼け石に水。)日曜日のクロケーパーティの会場だったロバータのお屋敷も、広々とした前庭がかなり茶色くなっていたっけ。けさのニュースでは、メトロバンクーバーが水道水の使用制限を来月4日から「レベル2」に引き上げると発表。今までの「レベル1」では時間を限って認められていた芝生の散水が禁止されて、庭木や花壇の水遣りは午前5時から9時の間に限定、ただし如雨露などでの水遣りはいつでもOK。噴水やプールやホットタブは水の入れ替えや追加が禁止されて、使用制限がないのは家庭菜園だけということになる。水不足が起きかねないんだから、日常生活に必要な用途に上水道の水を確保しようと言うのは妥当なことだと思うな。庭の芝生なんて、なくても生活には困らないんだもの、スプリンクラーで歩道まで濡れるくらい散水なんてのはむだ使いもいいところ。芝生が枯れたって雨が降れば息を吹き返すんだし、向こう三軒両隣の芝生がみんな茶色なら気にならないんじゃないかと思うけど。

先週の週末は、シアトルでテイラー・スウィフトのコンサートがあって、国境に長い車の列ができたそうだけど、何と7万人のファンが歌に合わせて跳んだり跳ねたりしたもので、シアトルでマグニチュード2.3の地震を観測して、「スウィフト地震」と呼んでいるんだって。聞いたことがないからどういう歌手なのかは知らないけど、この人がコンサートツアーで行くと、文化が跳ね上がったりして、地元の経済効果がすごいらしい。それで「地震」まで起こしちゃうんだから、いやはやびっくり仰天。

夜になって、ケイトお姉ちゃんからHycroftでの次のジャズコンサートが来月22日にあるというお知らせ。今度はジャズピアニストとして地元では名の知れたマイルズ・ブラックが率いるTrilogyと言うトリオ。そのベース奏者というのが何と20年近く前に友だちに招待されて行ったマギル大学同窓生の集まりでカルテットを率いていたジョディ・プロズニク。小柄な女性が自分より背の高いベースを弾いているのがすごく印象的だった。あの時は、休憩の時に、ベースってどのくらい重いのと聞いてみたら、にこやかに「ほらっ」と楽器を手渡されて目を白黒。落とさないようにしっかりネックを握りしめたらかなぁ~り重かったのでそう言ったら、「弾いている時は重さは感じないわよ」という返事。これはどうしても行かなくちゃね。あの時に買って来たCDを持って行ってサインしてもらおうかなあ。