リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

コロナのワクチン接種はこれで6回目

2023年07月10日 | 日々の風の吹くまま
7月9日(日曜日)。☀。なぜか揃って早く目が覚めてしまって、起床は8時ちょっと前。今日はちょっと暑めの感じで、予想最高気温は25度。きのうの最高気温は21度だったから、この落差はちょっとストレス。あしたはまた下がると言う予報だから、さらにストレスになっちゃいそう。おとといの夜はひどかったな。何だか意識朦朧みたいな感じで、1時間ほど横になってから、オフィスに戻って画面を見たら、何じゃ、これ?ぜんぜん意味をなさないことを書いてたんだ。何、これ?現役時代に2夜連続で徹夜して35時間ぶっ通しで仕事をしていたときに、意識はあるみたいなのに眠ってるんだか醒めてるんだかわからない状態になったけど、やぁ~だっ。

でもまあ、今日はどうやら普通に元気で、血圧も血中酸素も普通だから、熱中症になりかけじゃなかったとしても、いうなればちょっとした暑気あたりというところだったのかな。ほんと、普通に元気なのは何より。だって、午前中にコロナワクチンのブースター接種の予約を入れてあるから、晩秋にまたクルーズを控えていて、全額を払い込んだところだから、またぞろコロナにブレークスルーのチャンスを与えたくないもん。潜伏期間からして、アムステルダムのホテルで感染したのはほぼ確実だと思うけど、あのホテル、Silverseaが手配する5つ星ホテルにはほど遠いレベルの、どう見ても団体旅行客向けで、ロビーも(バフェが中心の)レストランも、コロナの厳しい制限が解けたばかりのアジアの国からの団体客で混雑していたもの。おまけに季節外れの極端な寒さで、アムステルダムは午前中は4、5度、次のナイメーヘンでは何と1度と言う真冬並みの寒さで、そんな中でウォーキングツアーに出たりしたので、身体が冷えすぎて抵抗力が落ちたために、防御態勢の緩みを狙われたんだと思う。ウィルスにとっては幸運でも、こっちには不運・・・。

日曜日で予約の時間にはまだモールが開いていないので、7番ストリートから6番アベニューにあるドラッグストア専用の入口から入って、薬局のカウンターに行ったら、こっちが何も言わないうちに「ワクチンですね」。はぁい。予約は10時と11時だけど、2人まとめてやってくださぁい。ワタシが先にしてもらうことにして、カレシを外の椅子で待たせて、(どうやら予防接種専用らしい)小さな部屋に入って、PCの画面を見ている薬剤師のお兄さんに名前と生年月日を言ったら、「どっちの腕にしますか」。左利きなので右腕にお願いしまぁす。用意している間に、4月にヨーロッパでコロナに罹ったけどワタシは無症状、カレシはごく軽症だったと言ったら、「ちゃんと5回ワクチンをしていたからそれで済んだんですよ」。なるほど。薬剤師さんの注射は病院の看護師さんよりずっと上手で、このお兄さんも一瞬ちくっとしただけであっさり済んで、丸い絆創膏を貼ってもらって、カレシの番。



コロナワクチン接種6回目は2人ともファイザー(二価ワクチン)で、あっさりとおしまい。これで、ワタシは1回目がモデルナで、接種から7日目にモデルナアームと言う、巨大な蚊に食われたみたいに腫れてやたらと痒い副反応が出たけど、後の5回は全部ファイザーでほんのちょっぴり腕が痛かっただけで問題なし。(このモデルナアームは、日本では発症率が北米の10倍以上だったというからびっくり。何か遺伝子的な要素でもあるんだろうか。)カレシは6回を通して全部ファイザーで、本人が「ほんとに効いてるのかな」というくらい痛くもかゆくもなかったそうな。今回は2人とも感染してからのブースター接種だから、効果の持続期間がどちらか片方だけの場合よりも長くて、重症化のリスクも低い、「最強のハイブリッド免疫」を持っているわけで、これで秋の地中海クルーズでの防御態勢はOK。何でもアドリア海の奥のトリエステでは冬にボーラと言う猛烈な寒風が吹くそうだから、インフルエンザのワクチンも忘れないようにしなくちゃ。帰って来て間もなく「ワクチン接種が記録されました。サイトで健康保険番号を入力してダウンロードできます」というメール。はぁい、ご親切さま。それにしても、6ヵ月もしたらまたブースターをどうぞなんてメールが来るのかな。

暑い夏には熱々のスープで身体も頭もクールに

2023年07月10日 | 日々の風の吹くまま
7月8日(土曜日)。🌤☀。まともに涼しくなった感じ。きのうの最高気温は何と22度。猛暑が峠を越したなんてもんじゃなくて、坂を転がり落ちたと言った方がいいかも。ミニミニのサマードレスでは涼し過ぎるから、普通にスカートとTシャツ。風もあるので、窓とパティオドアの開け閉めに注意していないと、サーモスタットが勘違いしてヒーターを入れちゃって、猛暑のさ中に暖房なんて冗談にもならないな。エアコンなしでしのげるのはいいんだけど、それはそれで相応の手間がかかるのよね。

おとといあたりから東の空がやけに霞んでいるなあと思っていたら、フレーザーバレー地域のミッション市の近くで水曜日の夜から燃えだした山火事が、折からの風で2日間で38ヘクタールに燃え広がって、今50人の消火隊が燃え広がるのを食い止めるのに苦戦している状態だというニュース。ミッションはニューウェストミンスターから50キロくらいのところにあって、山火事の現場はさらに北へ20キロくらい。キャンプ場などがある大きな湖と州立公園になっている小さな湖の間のようで、どうやら人間の火の不始末が原因らしい。メトロバンクーバーのすぐ外のアボッツフォードやケイラの農場のあるチリワックから煙が見えるんだそうで、それでそっちの方向の空がかすんでいるんだろうな。でも、煙は火事を煽っている風がメトロバンクーバーに広がって来るのを抑えてくれているようで、大気の質の指数(AQHI)は普通と変わらない「2」(低リスク)で、予報も明日あさっては夜になってせいぜい「3」。バルコニーに出て見ても、漂って来るのはバーベキューの煙りの匂い・・・。


山火事はこっちの方角・・・

燃えるのは夕暮れの雲だけでいい

あまり暑くないのを幸い、今日のランチは我が家自慢のチキンスープ。鶏もも2個を茹でている間に、冷凍してあった自家製の骨がらブロスに硬くなって来たにんにくの花茎を入れて、火が通ったところで取り出して、定番のニンジンとセロリと生のタイムをひと束入れて、そこへ今日はヤマブキタケとミニトマト2個。鶏ももの茹で汁の灰汁と油をすくい取ってスープに足して、ゆで上がった鶏ももは骨を外して、肉を手でむしって加えて、後は塩胡椒で味を調節。ランチとしてはちょっと手間はかかるけど、じっくりと10時間もかけて作ったブロスが主役と言ったところかな。塩を控えめにしているので、その日の野菜が「隠し味」になって生きて来る。今日はほのかなトマトの酸味が隠し味で、チキンスープのお供は無塩のトルティヤチップ。冬の寒い日の熱々スープは身体が温まっていいけど、暑い夏に汗をかきかき食べる熱々スープも乙なもの。内臓を冷やさずに汗で身体の外側を冷やすので、夏バテ予防にもいいらしい。

午後はのんびり洗濯機を回して、のんびりと小説版の『Mr. Puddles』のエピソード2を紡ぐだけ。バセットハウンドの老犬Puddlesが見守る中で、マミーがダディにビッグニュースを伝えるところで、はて、パパの反応やいかに。もう20年近くも前にコメディ映画にするつもりで書き始めたのが二転三転して、今やっと小説ということで落ち着いたわけだけど、ずっと考えあぐねていた飼い主夫婦である「マミー」と「ダディ」の性格付けがはっきり見えて来て、当初のコメディからちょっぴりダークな家族模様の物語に方向転換。これも芝居の日本語訳の過程で言葉では描写されていない登場人物の性格や人間関係について(付け焼き刃ながら)猛勉強させてもらったおかげ。そうだ、翻訳のバージョン4を「完」にして東京の先生に送って、原作者のドロシーにも報告しなくちゃ。こっちはこれから売り込みという高いハードルが待っているわけだけど、ここまで来たら腕をまくってやるっきゃないよね。