リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

三連休の中日は新しい掃除機の御用始め

2024年08月05日 | 日々の風の吹くまま
8月4日(日曜日)。☀。三連休の中日。足が痛くて目が覚めたのが5時を過ぎたばかり。日の出は遅くなって来たと言ってもまだ6時前の5時48分で、夜明け前のゴールデンイアーズの上の空はまさにゴールデン。今日も快晴のようだけど、湿度はそれほどでもないし、少し風があるので過ごしやすいかもしれない。



日曜日は掃除の日で、新しい掃除機の御用始め。赤い掃除機なんて何となくおしゃれな感じだけど、先週は寝室とオフィスを済ませた後で掃除機がダウンしたので、今日はその先のダイニングからリビング、キッチン、浴室と念入りに掃除。いやぁ、のっけから軽いねえ、新しい掃除機。持ち上げるとかなり重いんだけど、操作してみるとびっくりするくらい身軽な感じ。おまけにブラシのヘッドがすごく小回りが利くようになっていて、あっちの隅、こっちの角と角度を変えながら押して回る手首への負担が激減。全体の掃除が終わって、ダストボックスを外したら、1.5回分だからか、かなりの量の綿ぼこり。でも、吸い込み口からHEPAフィルターへの排気口までの筒が短くなったので、ゴミを空けた後でのダスターでの掃除も、ボックスの下から手でワイプを突っ込んでの殺菌も前のよりもやりやすくなっていて、掃除機全体から見ると「ちょっとした改良」に過ぎないんだけど、効果のほどは抜群。何だか掃除が楽しくなってしまいそう。

モップをかけて、動かした家具を元に戻して、ウォーキングに行って来て、シャワーをして洗濯機を回し始めたら、もうランチの時間。今日はきのう作ったとんかつの残りで「シュニッツェルサンド」。シソの葉をたくさん摘んで来て刻みキャベツの残りをカツ2枚と一緒にブリオシュローフのトーストの挟んだだけだから、あっさりしていていい味。きのうはシソの葉を肉に貼り付けて揚げたので、あまりシソの味がしなかったけど、今日はそのまま挟んだのでマイルドなキャベツに交じってしっかりシソの味。まだバルコニーでたくさん育っているから、シソを使ったレシピを探してみようかな。赤味噌を買ってあるので、ギンダラに味噌を使う時に刻み柚子の代わりに刻んだシソを混ぜてみるかな。おいしいものだと料理の工夫も楽しからずやだな。



ランチの後でバルコニーに出てひと息ついていたら、(川沿いの)ダウンタウンのあたりから何となくドンチャカ、ドンチャカという感じのリズミックな音が聞こえて来る。バンクーバーでは2SLGBTQ+のお祭であるプライド・パレードがあって、ケイトお姉ちゃんとロバートが住むウェストエンドはまたもやいたるところで通行止めだそうだけど、ニューウェストミンスター市のプライド・フェスティバルは17日のはず。まあ、フェスティバルをやることしか考え突かない市議会のことだから、夏の三連休はいたるところでドンチャカやっても不思議じゃないか。それでも、コミュニティ新聞に載っていたイベントの日程を見る限りでは、我が家の周辺は8月中はわりと静からしい。ご近所の「6丁目商店街」なんだから、何だかんだと道路を通行止めにしてイベントをやっているわけには行かないんじゃないかな。(それにしても、先々週のストリートパーティはコミュニティ新聞にすら記事が載らないところを見ると、よっぽどしょぼかったんだろうな。どこでも同じパターンだから飽きられちゃってるのよ。)ハッピーアワーが迫る頃、北の空には3匹の子豚(子ネズミかな?)・・・。




おいしいものの本来のおいしさをおいしく食べたい

2024年08月05日 | 日々の風の吹くまま
8月3日(土曜日)。☀。三連休の初日。月曜日はブリティシュコロンビア・デイ(略して「BCデイ」)で、50年前に8月第1月曜日を法定祝日として制定されたものだそうだけど、そんなに昔から休みだとは気が付かなかった。な。まあ、お金がなかった若い頃は三連休だからと言ってどこか遠くに遊びに行くということがなかったので、特に記憶に残らなかったのかもしれない。(余裕ができてからも、三連休には道路も行楽地もどこもかしこも混んでいるのが嫌で、どこにも行ったことがないけど。)

土曜日はワタシの休養日なので、午前中にウォーキングに行った以外はわりとのんびり。来週の木曜日がカレシの81歳の誕生日なので、ケイトお姉ちゃんにロバートと4人でランチ(かディナー)をしたいとお誘いをかけたのに対して「喜んで!」という返事。カレシは去年の誕生日をケイトお姉ちゃんおススメのレストランで4人で祝ったのがよほど楽しかったようで、「また4人でやれるといいなあ」と何度も言っていたので、お姉ちゃんお気に入りのレストランJoe Fortesで「楽しい誕生日バージョン2」。お姉ちゃんが「屋上が最高よ」というので、天気予報は快晴みたいだしと、屋上のテーブルを予約しようとしたら、あら、「屋上のテーブルの予約はオンラインでは受け付けておりません。電話で空き状況をお問い合わせの上予約してください」だって。頻繁に外食している健啖家のケイトお姉ちゃんが最高というだけあって、きっと人気なんだろうな。ちょっと機先を削がれた気分だけど、明日にでも電話しようっと。週末ならまだしも木曜日のランチだから、いくら人気スポットでもテーブルが空いていないってことはないと思うけどね。

このレストランは私たちも旧居時代によく行った老舗で、シーフードがメイン。あの頃も人気スポットで、プロのフットボールのスター選手とテーブルが隣同士だったこともある。そうそう、もうずいぶん昔の話だけど、あるときメニューにワタシが好きなサンフランシスコ名物の「チョッピーノ」があって、うれしいっと思ったら魚が「鮭」。ありえなぁ~いと、注文のときに鮭を入れないでねとお願いしたら、シェフが出て来て「なぜ鮭はダメなんですか」。なぜって、発祥地で本場のサンフランシスコでは白身の魚が普通で、こっちのレストランが好んで出す紅鮭は癖の強い味だから他の材料の味がわからなくなるのと説明したことがあった。鮭抜きで作ってくれたチョッピーノはおいしかったので、感想を聞きに出て来たシェフに絶賛の辞。

名の知れたレストランのシェフを相手に、ワタシってほんとに心臓が強いなあと我ながら思うけど、舌が肥えているとか何とかじゃなくて、単に肉や魚そのものの本来のおいしさを味わいたいというだけの話。だから食通やグルメ業界が絶賛する高級食材でも、ワタシには今ひとつだったり、おいしいと思えないものがけっこうあるわけ。ま、それはともかく、ランチの前にヴィクターの店に飛び込んで、お父さんがけさ叩き伸ばして作ったばかりのシュニッツェル用の豚肉を2枚。きのう肉を買いに行ったときに「明日の朝シュニッツェルを作るんで、いるなら包んでおくよ」とお父さんに言われて、じゃあ2枚!と飛び付いた次第。脂のない厚い豚肉を木槌でていねいに叩いて倍以上の大きさに伸ばして行くのはまさに職人技で、伸ばしたてのは薄いのに弾力があってジューシー。バルコニーのプランターから大きめのシソの葉を摘んで来て、今日の晩ご飯はシソ入りとんかつに大根おろしとゆず醤油と刻みキャベツ。(ケイラの農場産のキャベツはちょっと肉厚で辛みがないのがいい。)元々おいしいものはそのおいしさをそのまんま楽しく味わうのがワタシには何よりのご馳走・・・。