リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

敵も味方も入り乱れて世の中はややこしくなるばかり

2024年08月30日 | 日々の風の吹くまま
8月28日(水曜日)。☁⛅🌤。まだちょっと寒いけど、明日の朝方に11度まで下がった後で、日中には23度くらいになるという予報。夜は秋、昼は夏ってことかいな。で、連休の土日は26度、夏休みの最後の最後の日の月曜日は23度。その後は暑くなってみたり寒くなって見たりだけど、まあ9月だからね。それでも内陸のオカナガン地方のハイウェイでは標高の高いところで雪が降って一時は白くなったそうだし、ロッキーの向こうのジャスパーやバンフでも雪。おかげで一時は州内で400ヵ所以上燃えていた山火事が半分に減ったそうで、延焼中はわずか40ヵ所を切ったというから、捨てる神あれば何とやらかな。

寒いせいで今年の園芸は(ワタシの唯一の作物の)シソ以外は不作。というかカレシは園芸センターで買ったトマト2本を鉢に植え替えてバルコニーに置いて水をやっていただけで、後は勝手に生えて育ったケールを摘み取るくらいなもんだったから、ガーデニングをやったと言えるのかどうか。トマト2本は今までのところ食べられたのは買って来た時に咲いていた花から育った3個だけで、暑くなってから咲いた花は、(蜂が来ないので)指先でやさしくこちょこちょとくすぐってやっていたら実が3個なったんだけど、まだ小さくて青いまま。でも、けさよぉ~く見たら、葉っぱに隠れるようにして小指の先ほどもない小さな小さなベビートマトが2個。これも雌しべと雄しべのあたりをこちょこちょ。タワマンの高層階にはあまり虫が飛んで来ないんだけど、これでの人間がキューピッド役をすればちゃんと花粉が行きわたってトマトがなるということを実証したようなものかな。でも、今ごろこんなに小さい実が付いても、食べられるほどには育たないだろうなあ。



育つかなあ・・・

いよいよ9月に入るこの週末はレイバーデイの三連休で、連休明けの火曜日には一斉に新学年の始まり。先週、州政府がその新学年から学校での携帯の使用を禁止すると発表。実際にどのように実施するかは管轄の教育委員会に任せるそうだけど、基本的には教室は元より、廊下でも校庭でも使用禁止というから思い切ったもんだな。生徒たちが授業に集中できるように、教室や校庭での交流から健全な人間関係を育てる術を学べるようにということだそうで、いい事だとは思うけど、携帯が身体機能の一部になっているような今どきの子供に使用禁止なんて言ったら、へたをするとドラッグの禁断症状みたいになるんじゃないのかな。まあ、BC州だけじゃなくて、マニトバ州、サスカチュワン州、アルバータ州、ケベックk州、オンタリオ州、ノヴァスコシア州と、カナダのほとんどの州で携帯禁止をきめたか、あるいはその方向で検討しているそうだから、どういう展開になるか興味津々。

BC州では10月に州議会の総選挙があって、右傾化の潮流を反映して、長らく鳴かず飛ばずだった保守党が与党の新民主党(NDP)と肩を並べる勢い。長年NDPと政権を争って来た保守派の民主党は、トルドー君の中道左派の民主党との混同を避けるために「BCユナイテッド」と改称したものの、ファルコン党首が不人気過ぎて支持率はがた落ちになるは、ベテラン議員たちがファルコン党首に追い出されたラスタッド議員が率いる保守党に寝返るは。それでもきのうまでは負けん気で保守党を攻撃していたんだけど、突然今日になって政党としての選挙活動を停止して、ファルコン党首は辞任するという爆弾発表。保守同士で争っていたら保守票が分裂してNDPを有利にするからだそうで、一部の候補者を保守党から出馬させるべく交渉中らしい。それにしても政権担当の実績を持つ政党がライバルを勝たせるために選挙戦から抜けるというのは前代未聞だな。まあ、今どきは地球規模で「ガバナンス」が利かなくなっている観があるから、地方政治も然りなんだろうけど、何やってんだか・・・。