リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

故障に事故にストに・・・

2024年08月28日 | 日々の風の吹くまま
8月26日(月曜日)。☁🌧⛅☁🌧。夏が戻って来るという話だったけど、それにしては寒いなあ。朝起きたらどの部屋も暖房が入っているし、水曜日朝の予想最低気温なんか10度という予報で、朝起きたら山並みが白くなっているかもしれないというから、週末には26度になるなんて信じられない。まあ、夏休み最後の三連休の週末だから、子供たちにはうれしい予報かもしれないけど、当てにならない予報サイトの言うことだから、週末になってのお楽しみってことで・・・。

朝ご飯が終わってのんびりしていたら、頭の上の照明がチカッ。ええっ、もしかして停電するのか?と顔を見合わせたけど、それっきりだったので忘れてしまった、何と隣のバーナビー市からコクィトラム市の広い範囲とニューウェストミンスター市東部のサッパートン地区の一部で大規模な停電というニュース。原因は「送電回路の故障」だそうで、停電したのは4万4千戸。まあ、20分ほどで復旧したそうだけど、月曜日の朝っぱらから迷惑な話。それにしてもこの頃はやたらとインフラの「故障」が増えたなあ。これもコロナ対策による社会活動の制限で、保全が疎かになっていたのは理解できるけど、人間のやることがずさんになったと言うのか、不注意が増えたというのか、うっかり事故が多い感じ。道路を歩いていると、特に若い人たちが仮想現実空間のアバターのようにふらふらと漂っているように見えて、この子たちは身の回りの風景に現実感を持てなくなっているのかなと思ってしまう。家に籠ってゲーム三昧だったのかもしれないけど、長引いた行動制限のツケが回って来ているんじゃないかという気がするな。

鉄道大手2社のロックアウト騒ぎで全国でマヒ状態になっていた貨物輸送が、独立機関である労使関係調整委員会の職場復帰命令を受けて再開。経済活動がマヒすると警鐘を鳴らしていた産業界はほっとしただろうけど、労働協約の交渉はまだ行き詰まったままで、焦点は賃上げよりも勤務条件にあるらしい。(平均的な年収は1500万円とか2千万円とか・・・。)労働大臣が職権で拘束的な仲裁による解決を命じて、会社側がそれに応じてロックアウトを解除したものの、今度は組合の方がスト権を発動して月曜日からストに入ると宣言。そこで委員会が(大臣の指示に従って)組合側に職場復帰を命令したので一応は貨車が動き出したけど、組合は命令は憲法で保障された労働者の権利の侵害だと最高裁に訴えると発表。まあ、どれだけ勝ち目があるのかは神のみぞ知るだけど、とりあえずストは回避されたので、止まっていた通勤電車West Coast Expressも今日から再開。やれやれと思ったら、今度はエアカナダのパイロットが来月半ばにもストに突入するかもしれないというニュースで、こっちは賃上げが焦点。夏休みの旅行シーズンは過ぎたとはいえ、ストに入ったら1日千便が欠航して、12万人が影響を受けるそうだから、他の航空会社に乗り換えようとしても至難の業だろうな。楽しみにしているクルーズ、バンクーバーからの出発で良かったぁ。(帰りはANAだし。)

午後になって、道路向かいのヴィクターの店に肉だけの買い物。ベーコンはスーパーで売っているスモーク風味の水っぽいのとは大違いで、実際に煙で2度燻製しているから昔ながらのベーコンの味。後はシュニッツェル用の豚肉とローストとプライムリブのパティとフィンガーミートと呼ばれる牛の肋骨の間の肉。レジそばのケースの上に大きなピクルスの瓶が何本かあって、これなぁに?と聞いたら、ヴィクターが「トマトのピクルス。自家製だよ」。へえ、トマトのピクルスねえ。聞くところによると、ウクライナやロシアでは普通に家庭で作るらしくて、これはウクライナの家庭で作る「漬物」という保存食ね。(東ヨーロッパにはいろんなピクルスがある。)ピクルス大好きのカレシのために1本買って帰ったら、さっそく開けてひと切れ食べて「うまいっ」。大量生産してるわけじゃないし、季節的なものだから、まだあるかなあ。特注でお願いする?肩が痛いので、あまり手をかけずにローストの煮豚(しょうがとにんにくたっぷり)で晩ご飯。夜が更けるにつれて、またかなりの雨・・・。