11月26日(火曜日)。☁🌥☁。何か冷え込むらしいけど、今日はまだまあまあかな。私たちの「日常」もまあまあ。明日からはまたてんやわんやになるので、せいぜい束の間の「のんびり」を満喫しておこうね。ほんと、こういう思いがけない事態に遭遇して、ストレスの極限まであたふたしてみて初めて「普通の毎日」のありがたさがわかるものらしい。今どきの人類ってのは意外に能天気というか、進歩し過ぎて退化に向かいつつあるとか。まあ、たぶんわかってくれる人、共感してくれる人はあまりいないだろうし、それは子供の時から慣れっこなんで、日記ブログでごちゃごちゃ言っておしまい。あはは。
今日はドラマタージのハイディとコマーシャルドライブのおしゃれっぽいカフェで会う予定。彼女は来月末で何年も務めて来たPlaywright Theatre Company(「劇団」とは言っているけど劇作家の団体で、ワタシもまだ実績がないながら正会員)の芸術監督権専務理事を退くことになって、来月記念パーティがあるんだけど、出席の返事したついでに英語訳した脚本を持って行ってもいいかと聞いたら、ハイディから直々に「その前に会ってお話しましょう。脚本は電子ファイルを送ってくれる?」というお誘い。うわっ。うん、やっぱりワタシの老後の人生はそれなりに目指している方向へじりじりと進んでいるのかな。ローカルの演劇界はみんなつながっていて、みんな互いに助け合ってやさしい。(だから「北のハリウッド」と呼ばれる割には、ハリウッド映画で活躍してもハリウッドに移住したい人がいないのかもしれない。)
自宅保管する小物も梱包が終わって、ランチ(パスタ)を食べながらスマホをいじっていたら、イギリスの有力紙The Guardian(月決めの寄付で購読中)に拡大するクルーズ産業についての記事。コロナで大打撃を受けたはずのクルーズ産業が破竹の勢いで拡大しているそうで、特に若い層の関心と需要が目立っているために、クルーズ会社は「富裕層のリタイア夫婦」のものというイメージを払しょくして、若い富裕層を取り込むの躍起らしい。大勢の客を乗せれば料金を安くしても採算が取れるわけで、それでやったらとでっかい船がますますやぁ~ったらとでっかくなっているんだな。でも、カーボンフットプリントはジェット機なんか比べものにならないくらい最悪というのに、環境問題に敏感なはずの若い世代がクルーズにはまっているのはソーシャルメディアの影響によるところが大きいらしい。同世代や友だちがTikTokなんかに「クルーズを楽しんでまぁ~す」と自撮り写真を投稿しているのを見て、自分も行かなくちゃということになるらしい。Silverseaのクルーズがどんどん高くなるのは、そうやって夏休みをディズニーランドに行って育った世代にやんわりと「お断り」を入れているようなものかもしれないな。そのディズニーランドをそっくり海に浮かべたような大型クルーズ船は、どんなに安くても私たちは乗る気になれないけど・・・。
時間を見計らってウーバーを呼んで、コマーシャルドライブのカフェへおでかけ。カレシが生まれてから大学を卒業するまで住んでいた地区の古い食品雑貨の店を買い取って、中だけを自家焙煎のコーヒーを出すモダンなカフェに改装したところだそうで、「覚えてるよ、そこ。ときどきおつかいに行かされたからね」とカレシ。久しぶりに会って、1時間もあれこれと演劇談義。大学に行かずに手探りで学んで来たワタシでも、野心満々で才能豊かな若い世代に交じって劇作の勉強ができるのがカナダなのかな。東京のプロデューサーが日本語訳脚本を読んでくれていると聞いて、ハイディはとっても喜んでくれて、英語訳した脚本についてもいろいろとアドバイスをくれて、「来月9日のパーティの後でまた会って話をしない?」という天にも昇りたくなるようなお誘い。カレシとの50年とワタシの喜寿が重なる来年は、またまた人生の方向が変わるようなことが起きるかもしれないのかな。でも、何歳でもいいじゃないの。人生は塞翁が馬で、遅すぎるってことはないんだから・・・。
今日はドラマタージのハイディとコマーシャルドライブのおしゃれっぽいカフェで会う予定。彼女は来月末で何年も務めて来たPlaywright Theatre Company(「劇団」とは言っているけど劇作家の団体で、ワタシもまだ実績がないながら正会員)の芸術監督権専務理事を退くことになって、来月記念パーティがあるんだけど、出席の返事したついでに英語訳した脚本を持って行ってもいいかと聞いたら、ハイディから直々に「その前に会ってお話しましょう。脚本は電子ファイルを送ってくれる?」というお誘い。うわっ。うん、やっぱりワタシの老後の人生はそれなりに目指している方向へじりじりと進んでいるのかな。ローカルの演劇界はみんなつながっていて、みんな互いに助け合ってやさしい。(だから「北のハリウッド」と呼ばれる割には、ハリウッド映画で活躍してもハリウッドに移住したい人がいないのかもしれない。)
自宅保管する小物も梱包が終わって、ランチ(パスタ)を食べながらスマホをいじっていたら、イギリスの有力紙The Guardian(月決めの寄付で購読中)に拡大するクルーズ産業についての記事。コロナで大打撃を受けたはずのクルーズ産業が破竹の勢いで拡大しているそうで、特に若い層の関心と需要が目立っているために、クルーズ会社は「富裕層のリタイア夫婦」のものというイメージを払しょくして、若い富裕層を取り込むの躍起らしい。大勢の客を乗せれば料金を安くしても採算が取れるわけで、それでやったらとでっかい船がますますやぁ~ったらとでっかくなっているんだな。でも、カーボンフットプリントはジェット機なんか比べものにならないくらい最悪というのに、環境問題に敏感なはずの若い世代がクルーズにはまっているのはソーシャルメディアの影響によるところが大きいらしい。同世代や友だちがTikTokなんかに「クルーズを楽しんでまぁ~す」と自撮り写真を投稿しているのを見て、自分も行かなくちゃということになるらしい。Silverseaのクルーズがどんどん高くなるのは、そうやって夏休みをディズニーランドに行って育った世代にやんわりと「お断り」を入れているようなものかもしれないな。そのディズニーランドをそっくり海に浮かべたような大型クルーズ船は、どんなに安くても私たちは乗る気になれないけど・・・。
時間を見計らってウーバーを呼んで、コマーシャルドライブのカフェへおでかけ。カレシが生まれてから大学を卒業するまで住んでいた地区の古い食品雑貨の店を買い取って、中だけを自家焙煎のコーヒーを出すモダンなカフェに改装したところだそうで、「覚えてるよ、そこ。ときどきおつかいに行かされたからね」とカレシ。久しぶりに会って、1時間もあれこれと演劇談義。大学に行かずに手探りで学んで来たワタシでも、野心満々で才能豊かな若い世代に交じって劇作の勉強ができるのがカナダなのかな。東京のプロデューサーが日本語訳脚本を読んでくれていると聞いて、ハイディはとっても喜んでくれて、英語訳した脚本についてもいろいろとアドバイスをくれて、「来月9日のパーティの後でまた会って話をしない?」という天にも昇りたくなるようなお誘い。カレシとの50年とワタシの喜寿が重なる来年は、またまた人生の方向が変わるようなことが起きるかもしれないのかな。でも、何歳でもいいじゃないの。人生は塞翁が馬で、遅すぎるってことはないんだから・・・。