リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

保険が絡むビジネスでは時は金なりなのだ

2024年11月22日 | 日々の風の吹くまま
11月20日(水曜日)。☁。目を覚ました頃には風も5メートルくらいに弱まっていて、ルーフデッキで植木の鉢が1個横倒しになっていた以外は被害なし。室内も雨漏りの兆候なし。ああ、やれやれ。バンクーバー島と本土南西部一帯で27万戸が停電して、朝になってもまだ10万戸近くが停電中とか。マンションはたいていが電気暖房だから、この寒いのに大変。コーヒーで温まろうにも近所のスターバックスも停電してるだろうし。

ウォーキングから帰って来たら、カレシは集めたプラスチックのポットを地下2階の収納ロッカーに置きに行って、ワタシはミニチュア工房の小物を段ボール箱にまとめる作業。引き出しを開けると、道具や材料の他に、何だってこんなもん取っておいたのかと首をかしげるような小物がごちゃごちゃ。何かの創作材料になると思ってのことだろうけど、これじゃぁカレシのため込み癖をとやかく言えないか。それでも2つ目の段ボール箱がいっぱいになって、ミニチュアの梱包はあとひとつで終わりそうだから、次はダイニングの飾り棚の中身かな。ガラス製品や旅行先で買って来たかけがえのない記念品がすごい数あって、人任せにして壊されたくないから自分で梱包して寝室のクローゼットに保管すれば、運送業者としても手間と時間が節約できて一石二鳥。

ランチの前に修復業者のマルコが管理人のアンドリィと一緒に来て、保険会社の査定士に見積りを出してOKをもらう必要があるとのことで、床の張り替えの手順の説明。保険会社は手続き上別の業者からも見積もりを取って保険の支払額を決定するそうで、査定士はそれぞれに(懇意にしている)業者のリストを持っているので、必ずしもマルコの見積もりが通るとは限らないけど、マルコは見積りを修正できるし、別の業者を指定して来たら、私たちは(マルコが推薦する)別の業者に変えるよう要求できるんだそうな。それで、ダイニングエリアに入る部分の床はフローリングを剥がすまでダメージの範囲がわからないので、リビングと廊下を含めたひと続きの床全体を張り替えることを前提にした見積もりを保険会社に承認してもらって、保存してあるフローリングでダメージの範囲を張り替えられれば、実際の工事はその範囲だけにする(短時間で済むので私たちにも楽)。「オレの仕事は依頼主を1日でも早く元の日常生活に戻してあげることで、保険会社に雇われているんじゃないからね」とマルコ。そばで一部始終を聞いていた管理人のアンドリィも「うん、うん」。おお、心強いね。

ひと通りの説明が済んだところで、カレシが「で、床を新しくして家具類を戻すのにかかる時間はどのくらい?」と聞いて、返って来た答は「床の張替えには2日ほど必要で、終わり次第直ちに家具類を元の場所に戻す」。なるほど、保管料も保険でカバーされるから「時は金なり」ってことね。で、搬出は29日の予定だけど、エレベーターの予約はどうするかと聞いたら、アンドリィが「その日は8階の改装工事がすでに8時から4時まで予約を入れているけど、2、3回くらいなら使っていないときに貸してもらえるかもしれない」。でも、マルコが「段ボール箱も数が多いから2、3回では済まないよ」。あらら。「土曜日なら空いているけど」とアンドリィ。「それで行けるかどうか運送会社と交渉する」とマルコ。「じゃあその線で相談しよう」とアンドリィ。ということで帰って行った2人。金曜日にワタシの手術と家具の搬出の予定が被らなくなったのはラッキーだなあ。いや、気持がすぅ~っと楽になった!