リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

コンサルタントからの請求について苦言を一筆啓上

2024年08月16日 | 日々の風の吹くまま
8月14日(水曜日)。☁⛅🌤。何かやたらと早くに目が覚めたと思ったら、ゆうべ寝る時にベッドにかけておいた半毛布がそっくりカレシのおなかの上。やぁだ、もう。下手をすると寝冷えしちゃうじゃないの、ワタシ。と思って毛布を引っ張ろうとしたら、足の親指が攣ってしまってイテテ。しょうがないから起きて歩き回って「解凍」したけど、年のせいか何なのか、よく朝方にふくらはぎとか足の裏が攣るなあ。結局、そのまま起きてしまったけど、やれやれ。

今日はカレシが泌尿器科の専門医との予約があって、10時45分と早めなので、朝ご飯を食べたら即行でウォーキング。何ヵ月も前に家庭医のシャサヴァン先生に紹介してもらって予約を取ってあったんだけど、「問題が解決したから必要がなくなった」とキャンセルして、しばらくして「また問題が起きたから、やっぱり診てもらう」と予約を入れ直したのが1ヵ月以上も前。専門医が足りないのか、家庭医に紹介されてもへたをすると2ヵ月、3ヵ月と待たされるのが問題になっているところ。行く先は車で15分くらいのメトロタウンのクリニック。トラン先生は意外と若いベトナム系の人で、診察室の外で携帯を見ながら待っていたら笑い声が聞こえたので、あ、大したことじゃなさそうだと勝手に判断して安心。結局のところ、「問題」は加齢によるもので特に心配はないから、カレシの年齢なら外科治療よりも簡単な自宅療法で十分という診断。前立腺もチェックして異常なしと言われたそうで、不安症のカレシにはこっちの方が朗報だったらしい。ま、肩の荷がまたひとつ降りたというところ。

帰って来てランチを済ませたら、次は「やることリスト」のトップ。エアコン関連でコンサルタントから管理会社に送られて来た請求書の支払いと一緒に、コンサルタントの業務に対する苦言を一筆啓上。ほんとは誰が雇ったんだと言いたいところだけど、雇われたのは「コンサル会社」なので、管理会社も理事会も担当者の業務態度をコントロールできなかったのは理解している、とやんわり。最大の問題点は、長期の休暇で審査を1ヵ月以上も遅らせた挙句に送って来た審査報告(日付は請求日の4日前)の内容で、その第一が「工事請負業者はヒートポンプを設置するのか、またはクーラーを設置するのかを文書で回答せよ」と書いてあったこと。審査書類を見ればヒートポンプであることが明確で、選定した機種や機能も詳細を添付されているのに、なぜクーラーが選択肢に入っていると解釈をしたのか。しかも末尾に「マンションの規約に概ね適合している」と書いているのは許可していいという意味なのか。だとしたら、当初の計画になかったことについて回答を要求して来たのはなぜか。コンサル氏の不可解な要求に困惑しながらも、さらなる遅れを防ぐために直ちに工事も操作も簡単なクーラーへの変更を決めて必要書類を提出したにも関わらず、当のコンサル氏は再び休暇中ということで結果的に遅延が生じたこと。さらにその後もすでに業者が説明した音量や排水の取り扱いについて繰り返し確認を要求して来たのはなぜか。とにかく、このコンサル氏の仕事ぶりには理解に苦しむんだよねえ。

最終的には管理会社の担当エージェントが(たぶんいい加減にしろと)プッシュしてくれたようで、8日の午後には管理会社が許可の前提となる補償合意書にサインを求めて来て(午後1時49分)、業者のベザードがコンサル氏に宛てた「再度詳細な説明を送付する。これ以上どれだけ知りたいのか気になるので教えてくれ」というメール(午後1時59分)のコピーが来て、コンサル氏の「知りたかったことが全部記載されていた」という(それでもまだ排水と音量についての懸念を繰り返している)返信(午後2時54分)のコピーが来て、コンサル氏あての担当エージェントの「ありがとう」という素っ気ないメール(午後2時56分)のコピーが来て、翌日9日の午後一番でエアコン設置の許可が来て・・・。はあ。最初に申請を出してから3ヵ月、コンサル氏の業務は申請から2ヵ月の間に2時間。さらにその後同じやりとりの繰り返しに何時間費やしたのか(どれだけ請求して来るのか)知らないけど、どうもエアコン設置の申請をしたのがたったの2戸だったようで、もしかしたら不要に引き延ばすことでコンサル料を稼ごうとしたんじゃないかという疑問が湧いて来る。ま、そのあたりも遠回しにやんわりと指摘しておいて、ついでにエアコンは定格45デシベルであるのに対して、室外機を設置する23階のルーフデッキで午後11時に測定したところ平均56デシベル、バルコニーでは平均62デシベルだったので、マンション内でこれからコンサル氏の審査を受ける人がいたら、参考資料にしてほしいと書き添えて、「苦情ではない苦情」にサイン。それにしてもねえ・・・。


予約、予約、世の中は何でも予約

2024年08月14日 | 日々の風の吹くまま
8月13日(火曜日)。☁。目が覚めたら、うは、何だか寒いなあ。予報にあった雨は降らなかったようだけど、どんより曇って8月らしくない空模様。きのうの最高気温は何と19度だったそうで、FBを開いたらストーリーに1年前の今日の投稿としてスマホの天気サイトの写真があって、何と、何と、気温32度!うはぁ、去年の今日はそんなに暑かったんだ。信じられない。つまり、去年のきのうも30度を超える暑さだったんだろうなあ。去年のブログをチェックしたら、猛暑ウィークで高温警報が出ていたんだ。そうそう、去年のArts Clubのディナーはその猛暑の中で、シンガポールの中華街で買った(お気に入りの)肩も背中も丸出しのドレスを着て行ったんだっけ。今年のディナーはあさってだけど、予報は23度・・・。

朝のメールチェックで、トラベルエージェントのジェフからあと1ヵ月を切ったクルーズのチケットのパッケージが来ていて、Silverseaからは送迎車の予約をしてくださいとリンクを送って来たので、よし、今日のやることリストは「予約」ということにしよう。ウォーキングから帰って来て、まずは24日までになった自動車保険の更新の予約。カレシの予定を聞いて、前日の金曜日23日の午後1時半に予約。保険代理店は道路向かいのBC自動車協会(BCAA)のオフィスなのでひとっ走りと言うところだけど、行く前に駐車場に行って走行距離計のタイムスタンプ付きの写真を撮るのを忘れないようにしないとね。年間の走行距離が千キロ以下だとけっこう割引になるのでありがたい。そうそう、去年の今ごろは3万キロを突破するかどうかと騒いていたっけ。後期高齢者もいいところのエコー君、あれから1年間でどれだけ走ったかなあ。

自動車保険の予約を取ったついでに、旅行保険を買うための予約。あまり早くに保険を買うとその後旅行に出るまでは医者にかかれないので、いつも1週間以内前にしているから、今回は5日前の9月6日。今回は1カ月と長いし、医療費がバカ高いアメリカ領を通るから、カレシの保険料はすごいことになりそうだなあ。まあ、医療の旅行保険は来年の春の所得税申告で税額控除できるから、まるまる掛け捨てというわけでもないのがいいところ。BCAAの予約が2つとも確認したので、まずはウォーキングに行って来て、ランチを食べたらやることリスト3つ目の「カレシのズボン」。クローゼットに下がっていた手持ちのズボンを全部出して来て試してみたら、まだ新し目の2本を除いて全滅だったそうで、若かった頃のサイズ32なんかもう無理、無理。Lands’ Endでサイズ36は少し緩いというので、ウェストが伸びるタイプのサイズ34のチノパン2本(黒と紺)とコーデュロイ(紺)1本を注文。ついでにアマゾンのサイトで下着とソックスを注文。これでカレシの旅行支度ができたかな。

次はSilverseaが送って来たリンクから配車サービスのBlacklaneのサイトに入って送迎車の予約。クルーズ前後の送迎はオールインクルーシブのパッケージに入っているので、予約するだけで料金はかからない。行きは11日の午後3時に自宅に迎えに来てもらってバンクーバーのハイアットリージェンシーまで、帰りは空港から自宅まで。ダイムラーが出資しているそうで、車はピカピカのベンツ。帰りの起点をバンクーバー空港の国際線到着ターミナルにしたら、便名を入力するボックスが現れて、ANAの便名を打ち込めばほぼ自動的に迎えの時間が表示されるから便利。迎えの標識は私たちの苗字にして、予約完了。何だか予約、予約で1日が暮れたような気がするな。でも、これでバケーションの準備ができてひと息。デスクの上のオードリーちゃんが「のど、乾いたぁ」と言いたげなので、キッチンに持って行って霧吹きでシュッシュ。真ん中から伸びて来た新しい葉がすくすくと育っているのがうれしい。そうだ、留守中に世話をしてくれるシーラにメモを書いておかなくちゃ。


2月11日

5月31日

7月2日

7月11日

今日・・・


月曜日~さあ次に行こうじゃないの

2024年08月13日 | 日々の風の吹くまま
8月12日(月曜日)。☁。おや、涼しいを通り越して寒くなりそうな気配。きのうは23度まで行ったけど、今日は20度そこそこかな。夜には確率は低いけど雨が降るかもという予報で、向こう2週間の予報を見ても「暑い」日でせいぜい24度。どう見ても夏は終わりという感じなのに、今ごろエアコンを設置する話をしているわけで、もう笑っちゃうしかないか。でも、ほとんど風が通らない小さなオフィスだから、23、4度で晴れていたらやっぱり暑いと感じるので、冷房シーズンが終わる前に「試運転」ぐらいはできるかもしれないな。でも、来年は早々と猛暑が来ても準備万端ということだし、この先まだ何年も住むつもりだから、まあ、長期的な投資と見ておけばいいか。

クルーズに出るまであと1ヵ月。ウォーキングから帰って郵便箱を覗いたら釧路のJ子からの手紙。郷土歴史家で、ボランティアで「釧路地方の地名を考える会」(と他に2つの地方文化団体)の事務局を運営している彼女は、9月29日に総勢45人でバスを連ねての探索会を企画しているんだそうで、釧路寄港が1日早まって27日になってラッキーだった、と。ツアーの目玉は中標津町の上武佐にあるハリストス教会だそうで、そんな僻地にロシア系の教会があるとは知らなかったけど、J子によると「ロシア人が北海道に入り込んで来たのは江戸時代からのことなのよ」。なるほど。聞くところによるとアラスカでも各地に正教会があるそうで、どっちもロシアにとっては目と鼻の先だったんだ。釧路で会ったらもっと聞かせて欲しいな。手紙の最後に「先月アイヌ文化懇話会の会合で久しぶりにОさんに会ったので、あなたが来月末に英訳して書き直した脚本を持って来るって話しといたからね」。あ、オリジナル脚本を書いたОさんとは交流が続いていたんだ。うれしい!

俄然やる気が出て来て、さっそく脚本を開いて手を入れる作業。全体の構成を大きく変えたので、第8場から先は書き直しとワタシの書き足し。原作は実話である事件の顛末を後世に残すために語ることが狙いだったのを、英語版では主人公の人柄と心理に焦点を絞ったので、書き足した場面がいくつもあって、それを読み直して、舞台のイメージを想像して、それぞれにさらに肉付け。原作を渡されてから何年も経ってしまったけど、Oさんとの約束を果たす第一歩だから、最後の仕上げには気合が入る。来年は釧路市とバーナビー市の姉妹都市提携60周年で、祝賀行事の計画のどこかに入り込めたらいいんだけど、脚本を書き上げないことには話を進められない。がんばらなくちゃ。

午後いっぱい画面を睨んでいて目が痛くなったので、書き足したストーリーが山場に入って行く手前で手を休めて、J子の手紙と一緒に郵便箱にあった封筒を開封。どちらも「業務」郵便で、ひとつは会計事務所から4月の所得税確定申告の費用の請求。もうひとつはマンションの管理会社からで、何とエアコン関係のコンサルタントからの管理会社に来た請求の支払い要求。バケーションだ何だと2ヵ月以上もだらだらした挙句に、あれがどうのこれがどうのとのらりくらりだったくせに、コンサル料の請求となるとこの迅速さ。請求書によると設置計画の審査の所要時間は3時間で、金額は5万5千円。何ともいい商売だねえ。でも、請求書の日付というのが7月23日で、その後にコンサル氏が推奨して来たエアコンの機種変更とその後の業者とのやり取りが(コンサル氏の2度目のバケーションを挟んで)あって、さらに改めて理事会に許可の申請を出せと言われて即提出したんだけど、もしかしてその分は別に請求するつもりなのかな。うん、請求日以降の追加請求があるのかどうかを聞いて、23日付の請求書の支払いには重なる遅延で迷惑を被った末の不本意ながらの支払いである明示して、小切手を送ることにするか。それにしても、ぼろい商売をしてるねえ、このコンサル氏。こっちは頭痛がして来るけど、ま、あした、あした・・・。




日曜日はやることリストが長すぎる

2024年08月13日 | 日々の風の吹くまま
8月11日(日曜日)。☁⛅。何だかこの頃は睡眠のパターンが変わって来たような気がする。寝つきが悪いわけではないけど、どうも最初のうちの睡眠が浅くなっている感じで、たぶん6時か7時あたりからすとんと深い眠りに落ちるから、いつものように8時過ぎに目が覚めてもすっきりしないのかもしれないな。まあ、高齢者は若い人に比べて早寝早起きになるんだそうだけど、ワタシの場合は寝るのがかなり遅いから起きるのも遅い。それで朝方にぐっすり眠るようになったら、起きるのがもっと遅くなってしまいそう。

日曜日は「家事の日」で、まずはベッドのシーツ類を剥がして洗濯。きのうは気温がぐっと下がって、最高気温は26度。今日はもっと下がるようで、ほんとに涼しいから掃除は楽々。いつもの手順で掃除を始めて、新しい掃除機の番になると鼻歌が出そうなくらいにるんるん。(ルンルンなんて言葉、今でも使われているのかな。)ヘッドの回転が軽くなって、手首をちょっとひねるだけで家具の下などですいすいと角度を変えられるのがうれしいね。風があるせいで、ダイニングとキッチンのパティオドアを開け過ぎると肌に「寒い」と感じるくらい。ダイニングのサーモススタットの表示温度は一時的に24度になって、ひゃっ、あと0.5度下がったら暖房オンの温度。そんなだから、モップかけもあまり汗もかかずにサクサクと済んで、洗い上がったシーツ類を乾燥機に、乾燥機に溜まっていた洗濯物を洗濯機に移したら11時ちょっと前で、ウォーキングの時間。

ランチは冷蔵庫に残っていたシイタケとヤマブキタケに水に漬けて戻した乾燥シャンテレルとポルチーニをバターで炒めて、スーパーで買って来た瓶入りの「マッシュルーム風味パスタソース」を加えて温めれば、なかなかグルメなきのこ4種類のパスタソース。市販のマッシュルームソースはきのこはかけらも見つからないし、きのこの味らしい味もなくて、まあ単なるトマトソースと同じようなもんだから、こんなふうに簡単に手をかけるだけでちょっとしたレストランにも引けを取らない(と極楽とんぼ亭のシェフが自画自賛する)なんちゃらグルメ風パスタのできあがり。ワタシの料理って相当にいい加減だなあと思うけど、カレシがおいしいと言って食べているんだから、思いつき料理としてはよくできているんだろうね(とまた自画自賛)。

おいしいランチで気分が良くなった後は、腰を落ち着けてメール書き。まずは先住民と有色人種の舞台芸術への参画を支援するArts ClubのDenis Simpson Fundの宣伝メッセージ。カナダのテレビや舞台で活躍したジャマイカ生まれの黒人俳優デニス・シンプソンを記念して、演劇界のダイバーシティを促進するために4年前に創設された基金で、演劇のあらゆる分野でインターンとして報酬を払って現場を経験させるのが趣旨。ワタシは月決めの寄付の行き先に指定しているので、影のパトロン的な存在になっているらしく、ちょっと出て来て基金を増やすためのファンドレイジングの後押しをしてよということになったんだろうな。ワタシの持論をぶち上げたら、次は(義)妹のマリルーに長いメール。最後は40年ぶりにつながった元同僚のカーティスへのメールで、カレシの誕生日のランチの写真を添付して、今はこんな顔してるよぉ。カーティスはワタシより5歳下で、向かい合ったデスクからよく仕事に集中しているワタシに輪ゴムを飛ばして来たな。(ワタシが顔を上げて、首を振ってにっこりするのが楽しみだったんだそうな。)ガキもいいところだったけど、その後警察官になって、今は歓楽街の安全と防犯を指導する組織のリーダーとしてメディアにもよく登場するから、人間、年を取ってみないと真価はわからないってことだね。


薬指と男性脳と女性脳と人間脳と左利きと右利きとジェンダーと

2024年08月12日 | 日々の風の吹くまま
8月10日(土曜日)。☀。今日は暑そうであまり暑くなさそうな、もやもやする天気。(この昨今日本のメディアのいたるところで目にする「もやもやする」という日本語表現、ワタシには今いちその趣旨がはっきりしなくて文字通りもやもやなんだけど・・・。)きのうはワタシの予想通りに31度まで行ったそうで、買い物に出かけたときに背中に当たる日差しがやたらと暑かったはずだ。でもまあ、8月も半ばに近いわけだし、次の土曜日には雨が降るというジンクスのあるPNE(農業共進会に始まって100年以上の歴史を持つバンクーバーの夏最後のフェスティバル)が始まるし、うん、これが夏の最後のあがきだといいんだけど。

まあ、カレシのレッスンが集中する土曜日はウォーキングは休みで、ワタシの「休日」。とは言っても、今日もわりと暑そうだから、リビングの窓を開けて、シーリングファンを回し、ダイニングやキッチンのパティオドアを開けたり閉めたり、日が入る角度を見ながらブラインドを上げたりと、風通しをこまめに調節するのにけっこう忙しい。少し風がある日にダイニングとキッチンのドアを開けておくと、涼しくなり過ぎて暖房が入る温度まで下がってしまうので要注意。何度かそう言うことがあったので、今はサーモスタットを「バケーションモード」(10度)に切り替えて誤作動防止しているけど、件のコンサル氏は大学でキカイの勉強をして来たエンジニアだから、こういう空気の流れと間取りを利用した天然エアコンなんて考えたことなんかないだろうな。だから、小さな部屋ひとつにだけエアコンを付けるというのに???となったのかもしれないな。(しかも、高層階の広い3LDKなのに許可の申請は女名前だし・・・。)

キッチンからバルコニーに出たカレシが入って来るときに開けてあったドアを閉めてしまうので、そのたびに仕組みを説明していたら、「キミの思考って、何となく男っぽいな」。ええ、考えて工夫するのに男も女もないと思うけど、何で?「ガミガミ言わずに理屈で来るからさ。男脳なんだよ、きっと」。あ、そう。でもさあ、男だって理屈抜きでガミガミ、グダグダってタイプはたくさんいるじゃん。「それは理屈がわかってないから説明のしようがなくてそうなるんだよ」。それって、女だって同じじゃないかと思うけど、なるほど、女は理屈をこねる代わりにストレートにガミガミ、男は理屈を知らないのを知られたくないからガミガミってことかな。へえ、男って意外と見栄っ張りなんだねえと言ったら、カレシは渋い顔で退散。あはは。




でも、男性脳、女性脳ってよく聞くね。はては薬指が長いのが男性脳で、空間認識と問題解決の能力に長けていて、分析的だとか、女性脳は人差し指が長くて、言語能力が高いとか、つまり、男はこうで、女はこうとステレオタイプ化。ちなみにワタシは薬指の方が長いけど、男女合わせた総人口では半々ではなくて、60%が薬指、40%が人差し指が長いんだそう。ずっと前にどっかのサイトで男性脳か女性脳かを判断するというテストがあって、面白半分にやってみたら「65%男性脳です」と出て来たけど、つまりは後の35%は女性脳で合わせてワタシという人間の脳だし、ついでに生まれつき男性の方が多いと言われる左利きだけど、右利き社会で生きる上で今では95%くらい両手利き(クロスドミナンスは便利!)だし、女性脳は脳梁が太くて右脳と左脳ががっちり連携していると言われるけど、左利きだって脳梁が太くて左右の脳をうまく操れる「両脳使い」が一定の割合でいるし、ワタシは6年生のときに男子並みに声変わりしてもしかしたらほんとは男の子じゃないかと思ったときがあったし、とにかくおてんばで中学生になっても男の子と取っ組み合いのけんかをしたし、ままごとよりも工具を使う工作の方が好きで得意だったし、今だって何かが故障すると真っ先に何とかできないかなと考えるし、地図だってちゃんと読めるし、でも言語能力やおしゃべりに関してはばっちり女性脳だし・・・は、詰まるところワタシの脳は100%「人間脳」だってことね。何にでもラベル付けして分別しようとするから、みんなヘンに悩んでしまうじゃないの、もう。


大きな懸案が解決したらストレスも吹っ飛んで・・・

2024年08月11日 | 日々の風の吹くまま
8月9日(金曜日)。☀🌤。起きてブラインドの隙間から外を見たら、あら、何だかもやもやした感じ。きのうから南から国境を越えて流れて来ていた山火事の煙が、とうとうこの辺りまで忍び寄って来たのかな。アメリカのワシントン州では4ヵ所で大規模な山火事が燃えているそうで、運悪く南風に乗ってカナダの空まで広がって来たわけだけど、煙は国境なんか知ったこっちゃないから、風の吹くままに隣の国までふらふら。やれやれ。気温の方は、きのうは29度で、今日の予想最高気温は28度になっているから、たぶん31度くらいかな。翌日出る最高気温の記録はいつも予想より2、3度高いから不思議。初めから3度足しておいたら「当たる予報」になるんじゃないかと思うけど・・・。

リビングの窓を押し開け、オフィスの中と外でダイソンの扇風機を回して、寝室とリビングのシーリングファンを回して、キッチンのパティオドアを開けて風通し。窓もドアも大きく開けると熱い空気が入って来るので、手をかざして涼しいという感覚がなくなる寸前の幅まで開ける。こうすると「風」として入って来るので、後は寝室、ダイニング、リビングと、直射日光が差し込まなくなる順にブラインドを上げて行くのがワタシの室温調節の基本。カレシのユウ君とのレッスンが終わるのを待って、窓もドアも開けたままでウォーキング。(こういうところが高層階のメリットのひとつ。)外の空気は何だか蒸し暑くなりそうな予感。やだなあ。午前中はまだ大気の健康指数(AHQI)が低リスクの「3」だけど、午後になって中リスクの「4」とか「5」に悪化して、窓やパティオドアを開けられなくなったら、風を通せなくなるじゃないの。やぁだ・・・。

午後になって管理会社のジェイソンからメール。おお、ゆうべ送った補償合意書がエアコン設置の許可(管理組合の理事会代表がサイン)になって戻って来た。やったぁ。もうコンサル氏にごちゃごちゃ言わせずに急いで処理してくれたんだな。この辺りはほぼ30年のおひとり様稼業の「経営者」として学んだビジネススキルが大いに役立ったというところかな。いい年のばあちゃんだからって甘く見たらあかんのよ、んっとに。さっそくベザードに許可が下りたからすぐに行動開始して!とメールを飛ばしたら、30分ほどで「良かった!来週に入れ替える窓ガラスを手配して、エアコン設置は翌週中。予定を知らせて」と返事が来たので、すぐに2週間の在宅予定を連絡。やったぁ。ばんざぁ~い。とんとん拍子に行ったら、23日までにはエアコンが稼働するということだな。ほんっとに、5月の初めから3ヵ月もだらだら先延ばしされて来たのが、ちょっとおしりに火をつけてやったら3日で終了。もう何をかいわんや・・・。

クルーズの予定との兼ね合いでずっしりと肩にのしかかっていた一番大きな懸案があっさり解決したので、ストレスも一気に吹っ飛んで、うきうきした気分になって買い物。このところなぜかその時に必要なものしか買っていなかったので、今日はトロリーを引っ張っての「買い出し」。一歩外に出たら、うっはぁ、あっつぅ~いっ。トロリーを持って行くときは大きな買い物になるので、いつもスーパーのサービスカウンターでキャスター付きのレジかごを(担保を出して)借り出すんだけど、今日は「あ、入口に置いてあるのでご自由に」。ここ2、3年で出口で戻さずに買い物を入れたまま持ち帰る人が増えて、損失がバカにならなくなったから貸出し制にしたんだけど、高齢者から不便だという苦情が多くて元のシステムに戻したらしい。ワタシとしては入口にないときにレジの周りを空いたのを探して歩かなくても済んだから「便利」だったんだけどなあ。でも、今日は(ワタシが行った2時半には)朝入口に出した10個のうち4個が行方不明になったというから、遠からず貸出し制に戻すんじゃないのかな。ま、ニューウェストミンスターも爆発的な人口増で住人の多様化が進んだからなあ・・・。


ハッピーバースデイ、ダーリン!

2024年08月10日 | 日々の風の吹くまま
8月8日(木曜日)。☀。暑い。今日はカレシの81歳の誕生日。シニアの誕生日はまた無事に太陽の周りを回った(1年生きた)ことを祝う日。カレシみたいに毎年「オレ、39歳」なんて言っていたら、そのうち、へえ成長してないんだねえなんて言われるかもしれないから、誕生日ごとに、ああ、またがんばって太陽を一周したんだなあ、うん、よくがんばったよねえ、とやれば、どれだけ年を重ねたかなんて数える必要がなくていいと思うけどな。ウォーキングに行って来て、とんぼ返りで郵便局に走ってアマゾンから届いた新しい血圧計を引き取り。今までのは古くなり過ぎて表示の文字が虫食い。さっそく電池を入れて、カフを巻いて測定。うん、ごく普通・・・。



カレシの誕生日はケイトお姉ちゃんとロバートが来てくれて、すごく久しぶりにJoe Fortesでランチ。予約は1時なので、時間を見計らってウーバーを呼んで、週中の昼間だからレストランまではすいすい。昔よく行った頃に比べて格段に明るくなった感じで、おしゃれっぽいながらけっこうカジュアルな雰囲気。さっそくにぎやかにおしゃべりをして、飲み物を決める段になって、お姉ちゃんが「私はマティニ」。お姉ちゃんのマティニの定番はウォッカとオリーブ3個で、カレシが「一度試してみるかな」とお姉ちゃんと同じマティニを注文して、ワタシはジンのマティニにオリーブ1個だけ。ロバートはイギリス人らしくピムズカップ。ハッピーバースデイの乾杯をして、カレシがもらったプレゼントはワイン通のロバートが選んだフランスの「無名」のシャンペン・・・。



このレストランはシーフードがメインで、ワタシが食べたポケはこの辺りでは普通に獲れる(らしい)アルバコアマグロ(ビンナガ)を使っていて、スパイスが控えめなので、パブなんかで出しているアヒ(キハダ)のポケよりずっとエレガントな味。(元々ワタシはマグロではアルバコアが一番なんだけど。)いつものようにおしゃべりが弾んで、あっちに飛んで、こっちに逸れて、ランチ時でけっこうにぎわっていたけど、もしかしたらジジババ4人の私たちのテーブルが一番にぎやかだったかもね。カレシはロバートとの話に夢中で、ワタシはお姉ちゃんとの話に夢中。再来週の木曜日にグランヴィルアイランド劇場である「後援者謝恩レセプション」が4時から6時までなので、その後で一緒にSandbarレストランに行って晩ご飯しない?という話になり、「いいわねえ、そうしようよ」。よし、来週のファンドレイジング・ディナーでこの話を詰めよう。は、夏の社交シーズンはフルスイング。デザートタイムになって、レストランからHappy Birthdayと書いたチョコレート付きのクレム・ブリュレのサービス・・・。


ハッピーバースデイ!

レストランを出たのが3時半で、帰り着いたのが4時半。メールボックスにはエアコン関係のメールがずらり。どれもコンサル氏と施工担当のベザードと管理会社の担当エージェントのジェイソンとのやり取りのコピーで、つんぼ桟敷においといたらまずいかも、とCCしてくれているのかな。ベザードへのメールにコンサル氏の対応についてやんわりと嫌味っぽいことを書いてジェイソンにCCしておいたのが功を奏したみたい。管理会社からは改装の許可を出す前提条件となる補償合意書が来ていたので、すぐにサインして返送。うまく行けば来週中にも許可が下りるかな。天気サイトによると気温は低下傾向にあるけど・・・。


9月のクルーズは詳細を最終確認、エアコン問題はやっと前進

2024年08月08日 | 日々の風の吹くまま
8月7日(水曜日)。☀。あ、また暑くなりそう。きのうはほんとに涼しいなあと思っていたら、最高気温は22度。ほんとにもう、どっちかにしてほしいもんだな。天気サイトを見たら、今日はまた気温が上がって、明日は29度、金曜日は28度、土曜日は26度と夏の陽気だけど、日曜日には24度、そして月曜日には22度で雨、火曜日も雨で21度。その後はまあ何とか平均的な気温。もっとも、このサイトは外れる確率の方が高いんだけど。

トラベルエージェントのジェフから電話が来て、クルーズのホテルと帰りの飛行機の予約の確認。船が出るのは来月12日で、前日の11日にバンクーバーのダウンタウンのホテルにチェックイン。(その夜はArts Clubの新シーズン第1作のオープニング。)予約はdoor-to-doorなので、Silversea差し回しの車で行きはマンションの自宅からホテルまで、帰りはバンクーバー空港から自宅まで送迎と言うことで、来週には送迎サービスのBlacklaneから連絡があるはず。つまり、東京では船からホテルまでとホテルから羽田空港までの足は自前ってことで、航海中にコンシエルジュに相談して少なくとも船からホテルまでの足を手配してもらう、と。東京でウーバーを使えるかどうか調べてみたけど、何か今いちよくわかんない・・・。

ジェフが最終的に更新した書類を送ってくれたのでさっそく印刷して古いのと差し替え。バンクーバー出港は12日の午後7時から6時に変わっていて、北上してフィヨルド巡りの後、アラスカではケチカン、ジュノー、スカグウェイ、シトカ、コディアク島に寄港し、20日からは当初予定のダッチハーバーには寄らずにそのまま太平洋横断。日付変更線を超えるのは24日で同時に25日ということにになり、日本では27日に釧路、28日函館、29日宮古と寄港して、終点の東京クルーズターミナルに到着するのが10月1日。定宿みたいになっているセンチュリーサザンに腰を落ち着けて、6年ぶりの日本の休日を過ごした後10月10日に羽田空港からANAで帰国。一番長いクルーズだけど、無料のツアーの予約はケチカン、シトカ、函館、宮古の4ヵ所だけにして、釧路で小学校時代の友だちに会う以外、とにかく去年就航したばかりの船の上でのんべんだらりのぐうたら三昧で行くつもり。(バーとラウンジが10もある!)予約してあるツアーとレストランのリストをダウンロードするのにSilverseaのサイトにアクセスしたら、「船出まで36日」と出て来て、急に何か忙しない気分になって来たから笑っちゃうね。旅行に出る前はいつも「静けさの前の嵐」・・・。

午後にマンション管理会社の担当エージェントのジェイソンからメールが来て「前進しそうですよ。改めて許可申請を出してください。私が迅速に必要な手続きをします」。へえ、バケーション三昧だったコンサル氏もやっと仕事をする気になったのかい。でも、レポートを読んでみたら、業者のベザードが質問への回答や追加説明、排水口の写真を送ったにも関わらず、前回のレポートと同じ内容で、同じ質問や要件がずらり。なぁにやってんだろうね、このコンサル氏。でも、ジェイソンのメールをすぐにべザードに転送して、今夜申請を出すのでそちらでも飛び付いてください、コンサル氏は修正した計画書を読んでいないようなので改めて詳しく説明してあげてくださいとお願い。最後に最初の申請から3ヵ月も経ってしまったけど、辛抱強く付き合っていただいて感謝していること、9月初めには私たちも1ヵ月のバケーションに出る予定で、ン百万円のペナルティがかかるため変更できないこと、したがって工事を完了するまであまり時間が残っていないのでご協力お願いします、と書き連ねて、ジェイソンにCC。ほんとにもうぎりぎりなんだから。エアコンが付いたら雪が降って来たなんて滑稽なことにならないようにしてもらわないとね。でも、ひとまず肩の上のお荷物がひとつ下りた気分・・・。


天災、人災、政災~最近の災いは忘れる暇がない

2024年08月08日 | 日々の風の吹くまま
8月6日(火曜日)。☁⛅☀。連休明け。なぜが2人揃ってぐっすり眠ってしまって、カレシに小突かれて目が覚めたらもう9時。あれ、薄曇りの空模様で、何だか涼しいねえ。今日の予想最高気温は何と22度。まっさかぁ~。今は8月だよ、8月。風薫る5月じゃないのよっ。

それにしてもよく眠ったもんだ。そんなに疲れていたのかなあ。それとも、寝ている間に天気が変わって涼しくなったせいかな。朝ご飯を食べながら、新聞メディアをチェックして、イギリスの荒れ模様にびっくりするやら、きのう大騒ぎしていたニューヨーク市場が上げ調子で始まって呆れるやら、まあ、世の中は相も変わらずのしっちゃかめっちゃか。だだっ広いカナダの西の端は世界の時間帯の端っこなもので、世界情勢がいつも先へ先へと進んで行くのを後ろで眺めているような不思議な気分になるな。それにしても、イギリスで続発する極右の暴動はどうなってるんだろう。ご多聞にもれず若者が利用するTikTokやインスタグラムのようなソーシャルメディアが一役買っているようで、反ユダヤ、反ムスリム、反難民、「反何でも」という感じ。警察は投稿されて拡散される画像を分析して首謀者や参加者を割り出しを計っているとThe Guardian紙が報じていた。

足元のBC州では、巨大な山崩れがチルコティン川を塞いでできた11キロに及ぶ湖に溜まった水がダムを越えて下流に流れ始めたのがきのうの朝。怒涛のような激流が立ちはだかる土石の山を掘り、川岸を削り、立っている樹木をいとも簡単に引きずり込んで、午後には本流のフレーザー川に到達。明日の午後にはバンクーバーから150キロほど上流のホープに達する予想で、ニューウェストミンスター市では1ヵ月前にエスターと散策していたあの川岸の遊歩道を無期限閉鎖。この辺りまで来れば川幅が広がって氾濫の可能性はほぼないということだけど、最大の懸念は濁流が運んで来る莫大な量の土石や倒木。川向こうにはコンテナ埠頭があっていつも貨物船が停泊しているし、川中のアナシス島には自動車ターミナルがあるし、さらにこっち側のルル島にはニューウェストの「飛び地」クィーンズボロ地区があるし、大きな艀を引いたタグボートが1日中川を往来するし、魚釣りのボートもいる。根こそぎにされた大きな針葉樹がそのまま流れて来るわけで、そんなのにぶつかられたら小さなボートはひとたまりもないし、架け替え工事中のパタロ橋だって甚大な被害を受けるだろうな。上流ではさらなる地滑りが心配されているそうで、自然災害とは言え・・・。


フレーザー川へ向かう土石流
夜になって、バンクーバー市内のウェストサイドで完成間近の木造6階建てのマンションから出火して、猛火で建設クレーンが倒壊して、送電線やトロリーバスの電線を切断し、ガス管が破裂して火を噴くという騒動になり、猛火が火災旋風を巻き起こして道路向かいの建物の外壁が融け、大量の火の粉や燃えさしが周辺の住宅に降り注いで、数戸に延焼中。あの辺は中流の上くらいの高級住宅地で、ずっと昔ワタシの上司が(もっと高級なところに豪邸を建てる前に)住んでいたところ。燃えている建物は最近増えている6階建ての木造集合住宅だそうで、いくら技術の発達でコンクリート造より安く早く住宅を供給できると言っても、木造は木造だから考えさせられるな。なぜか昨今は建設中の建物の火事が増えているような気がしていたけど、今日は市内で午後の短時間に(去年の火事の後放置されていたアパートを含めて)何件もの火事が発生したそうで、消防と警察は関連性を調べているという話。うん、何だかきな臭い・・・。





山崩れで川が溢れ、パニック売りで相場は大崩れ・・・

2024年08月07日 | 日々の風の吹くまま
8月5日(月曜日)。☀。三連休の最終日。静かな、静かな朝。先週バンクーバーから北へ車で7時間ほどのファーウェル渓谷で巨大な山崩れが起きて、崩れ落ちた土砂がフレーザー川の支流であるチルコティン川を完全に塞いで「ダム湖」を作っていたんだけど、溜まった水(オリンピックのプール2万4千個分!)がけさ早くから長さ1キロ、幅600メートル、深さ30メートルの土砂のダムを越えて流れ出したので、下流の広い範囲に緊急避難命令。懸念された決壊の危険は低くなったものの、水量と流速がどんどん増して、午後には大量の土砂や倒木を押しながらフレーザー川に合流したそうで、そこから500キロほど下流のメトロバンクーバーでも急激な増水を警戒中。

自然災害もすごいけど、世界の株式市場もすごいことになっているな。東京から始まって、ヨーロッパに飛び火して、アメリカの雇用が悪化しているとのニュースでニューヨークで急落。リーマンショックの再来みたいな騒ぎようで、ワタシの虎の子もすっとぉ~ん。と言っても40万円くらい減った程度で、1パーセント以下の下落率だから今のところはへえという感じで、上がったり下がったりは投資市場の常だからと危機感ゼロ。カレシも「オレの虎の子もだいぶ減ったかな」と言うので、あのね、2人の虎の子を合わせると銀行には(ぶっちゃけ)90万ドルもあるんだから、老い先が短くなった私たちは株が5%や10%下がっても「へえ」で済ませられるいい身分なの。老後の生活の心配は無用だし、2人して働いて来て稼いだ「2人のお金」なんだから誰にも気兼ねすることはないの。私たちが稼いだお金は、法的に個人名義でなければならないもの以外はすべて共同名義にして来たから、ワタシの感覚では「私たち2人のもの」なんだから。

もちろん若い頃はある程度の節約も心がけて、それなりの責任感をもって家計を管理して来たから今があるんだけど、老後の生活が心配だから貯金するという感覚はあまりなかったかな。聞くところによると、ヘッジファンドで財を成したアメリカ人が書いた『Die With Zero』という本が日本で売れているそうで、節約、節約の人生の挙句に貯め込んだ大金を使わないまま死ぬのはその分タダ働きしたのと同じと言うのには同感。昔から、死ぬ前に振り出した小切手が不渡りで戻って来れば人生は上出来と言われているけど、それに通じる考えだと思う。もちろんそれだけのお金があるのが大前提なんだけど、人生にはどうにもならない「運」というものがあるから人それぞれで、幸運に恵まれたらそれに感謝するだけの話。ワタシは、市場の景気がいい時は虎の子に楽しい思いをさせておいて、市場が傾いて虎の子がつまらなさそうにしていたら、(税金対策用に)値下がり損を取って引き出したお金を遊び資金にしてワタシが楽しいことに使うというのが運用の基本方針なので、増えれば何に使おうかなあと妄想を巡らせ、減れば今のうちに使って楽しもうと考えるから、あんがい似たようなお金の価値観なのかもしれない。

まあ、人間の心は良きにつけ悪しきにつけ人それぞれで、何にしても手に入れることでどんな価値を見出せるのが鍵だと思う。何てつらつら考えながら、晩ご飯のベイビーバックリブの下ごしらえをしてオーブンに入れて、さてハッピーアワーとおうちバーに腰を落ち着けたところで、東京市場がどぉ~んと跳ね上がったというニュース。はあ?大手のオンラインブローカーのサイトはアクセス急増でシステムがダウンしたそうだし、日本でも個人投資を扱っていた銀行や証券会社の電話が鳴りっぱなしだったそうだけど、あの週末のパニックはいったい何だったんだろうね。ニューヨークタイムズには「相場が急落したら、落ち着いて何もしないの」というコラムがあったけど、結局はなくすわけにはいかないお金を増やそうとした人たちがさらに下がってしまわないうちにと売り急いだんだろうな。それでなくしてもあまり困らない大口投資家が買い時だとばかりに買いに出たから株価はどぉ~んと反発。高い時に買った株をパニックになって(これ以上の)損をしないために売ってしまった人たちは買い戻すこともできず損をしたまま。お金は魔物と言うけど、人間の心理はそれ以上・・・。


ベイビーバックリブ~作り過ぎちゃった


三連休の中日は新しい掃除機の御用始め

2024年08月05日 | 日々の風の吹くまま
8月4日(日曜日)。☀。三連休の中日。足が痛くて目が覚めたのが5時を過ぎたばかり。日の出は遅くなって来たと言ってもまだ6時前の5時48分で、夜明け前のゴールデンイアーズの上の空はまさにゴールデン。今日も快晴のようだけど、湿度はそれほどでもないし、少し風があるので過ごしやすいかもしれない。



日曜日は掃除の日で、新しい掃除機の御用始め。赤い掃除機なんて何となくおしゃれな感じだけど、先週は寝室とオフィスを済ませた後で掃除機がダウンしたので、今日はその先のダイニングからリビング、キッチン、浴室と念入りに掃除。いやぁ、のっけから軽いねえ、新しい掃除機。持ち上げるとかなり重いんだけど、操作してみるとびっくりするくらい身軽な感じ。おまけにブラシのヘッドがすごく小回りが利くようになっていて、あっちの隅、こっちの角と角度を変えながら押して回る手首への負担が激減。全体の掃除が終わって、ダストボックスを外したら、1.5回分だからか、かなりの量の綿ぼこり。でも、吸い込み口からHEPAフィルターへの排気口までの筒が短くなったので、ゴミを空けた後でのダスターでの掃除も、ボックスの下から手でワイプを突っ込んでの殺菌も前のよりもやりやすくなっていて、掃除機全体から見ると「ちょっとした改良」に過ぎないんだけど、効果のほどは抜群。何だか掃除が楽しくなってしまいそう。

モップをかけて、動かした家具を元に戻して、ウォーキングに行って来て、シャワーをして洗濯機を回し始めたら、もうランチの時間。今日はきのう作ったとんかつの残りで「シュニッツェルサンド」。シソの葉をたくさん摘んで来て刻みキャベツの残りをカツ2枚と一緒にブリオシュローフのトーストの挟んだだけだから、あっさりしていていい味。きのうはシソの葉を肉に貼り付けて揚げたので、あまりシソの味がしなかったけど、今日はそのまま挟んだのでマイルドなキャベツに交じってしっかりシソの味。まだバルコニーでたくさん育っているから、シソを使ったレシピを探してみようかな。赤味噌を買ってあるので、ギンダラに味噌を使う時に刻み柚子の代わりに刻んだシソを混ぜてみるかな。おいしいものだと料理の工夫も楽しからずやだな。



ランチの後でバルコニーに出てひと息ついていたら、(川沿いの)ダウンタウンのあたりから何となくドンチャカ、ドンチャカという感じのリズミックな音が聞こえて来る。バンクーバーでは2SLGBTQ+のお祭であるプライド・パレードがあって、ケイトお姉ちゃんとロバートが住むウェストエンドはまたもやいたるところで通行止めだそうだけど、ニューウェストミンスター市のプライド・フェスティバルは17日のはず。まあ、フェスティバルをやることしか考え突かない市議会のことだから、夏の三連休はいたるところでドンチャカやっても不思議じゃないか。それでも、コミュニティ新聞に載っていたイベントの日程を見る限りでは、我が家の周辺は8月中はわりと静からしい。ご近所の「6丁目商店街」なんだから、何だかんだと道路を通行止めにしてイベントをやっているわけには行かないんじゃないかな。(それにしても、先々週のストリートパーティはコミュニティ新聞にすら記事が載らないところを見ると、よっぽどしょぼかったんだろうな。どこでも同じパターンだから飽きられちゃってるのよ。)ハッピーアワーが迫る頃、北の空には3匹の子豚(子ネズミかな?)・・・。




おいしいものの本来のおいしさをおいしく食べたい

2024年08月05日 | 日々の風の吹くまま
8月3日(土曜日)。☀。三連休の初日。月曜日はブリティシュコロンビア・デイ(略して「BCデイ」)で、50年前に8月第1月曜日を法定祝日として制定されたものだそうだけど、そんなに昔から休みだとは気が付かなかった。な。まあ、お金がなかった若い頃は三連休だからと言ってどこか遠くに遊びに行くということがなかったので、特に記憶に残らなかったのかもしれない。(余裕ができてからも、三連休には道路も行楽地もどこもかしこも混んでいるのが嫌で、どこにも行ったことがないけど。)

土曜日はワタシの休養日なので、午前中にウォーキングに行った以外はわりとのんびり。来週の木曜日がカレシの81歳の誕生日なので、ケイトお姉ちゃんにロバートと4人でランチ(かディナー)をしたいとお誘いをかけたのに対して「喜んで!」という返事。カレシは去年の誕生日をケイトお姉ちゃんおススメのレストランで4人で祝ったのがよほど楽しかったようで、「また4人でやれるといいなあ」と何度も言っていたので、お姉ちゃんお気に入りのレストランJoe Fortesで「楽しい誕生日バージョン2」。お姉ちゃんが「屋上が最高よ」というので、天気予報は快晴みたいだしと、屋上のテーブルを予約しようとしたら、あら、「屋上のテーブルの予約はオンラインでは受け付けておりません。電話で空き状況をお問い合わせの上予約してください」だって。頻繁に外食している健啖家のケイトお姉ちゃんが最高というだけあって、きっと人気なんだろうな。ちょっと機先を削がれた気分だけど、明日にでも電話しようっと。週末ならまだしも木曜日のランチだから、いくら人気スポットでもテーブルが空いていないってことはないと思うけどね。

このレストランは私たちも旧居時代によく行った老舗で、シーフードがメイン。あの頃も人気スポットで、プロのフットボールのスター選手とテーブルが隣同士だったこともある。そうそう、もうずいぶん昔の話だけど、あるときメニューにワタシが好きなサンフランシスコ名物の「チョッピーノ」があって、うれしいっと思ったら魚が「鮭」。ありえなぁ~いと、注文のときに鮭を入れないでねとお願いしたら、シェフが出て来て「なぜ鮭はダメなんですか」。なぜって、発祥地で本場のサンフランシスコでは白身の魚が普通で、こっちのレストランが好んで出す紅鮭は癖の強い味だから他の材料の味がわからなくなるのと説明したことがあった。鮭抜きで作ってくれたチョッピーノはおいしかったので、感想を聞きに出て来たシェフに絶賛の辞。

名の知れたレストランのシェフを相手に、ワタシってほんとに心臓が強いなあと我ながら思うけど、舌が肥えているとか何とかじゃなくて、単に肉や魚そのものの本来のおいしさを味わいたいというだけの話。だから食通やグルメ業界が絶賛する高級食材でも、ワタシには今ひとつだったり、おいしいと思えないものがけっこうあるわけ。ま、それはともかく、ランチの前にヴィクターの店に飛び込んで、お父さんがけさ叩き伸ばして作ったばかりのシュニッツェル用の豚肉を2枚。きのう肉を買いに行ったときに「明日の朝シュニッツェルを作るんで、いるなら包んでおくよ」とお父さんに言われて、じゃあ2枚!と飛び付いた次第。脂のない厚い豚肉を木槌でていねいに叩いて倍以上の大きさに伸ばして行くのはまさに職人技で、伸ばしたてのは薄いのに弾力があってジューシー。バルコニーのプランターから大きめのシソの葉を摘んで来て、今日の晩ご飯はシソ入りとんかつに大根おろしとゆず醤油と刻みキャベツ。(ケイラの農場産のキャベツはちょっと肉厚で辛みがないのがいい。)元々おいしいものはそのおいしさをそのまんま楽しく味わうのがワタシには何よりのご馳走・・・。





暑いような、それほど暑くはないような

2024年08月03日 | 日々の風の吹くまま
8月2日(金曜日)。☁⛅☀🌤。おや、けさは何となく薄曇り。日が差していなければさすがに少しは涼しいけど、きのうの最高気温は29度、今日の予想は26度。でも、実際にはいつも見ている天気サイトの予想(的中率50%?)より3度くらい高いから、やっぱり29度かな。夏まっ盛りだな。まあ、3週間も続いた7月の猛暑のおかげで身体が慣れてしまったのか、それほど暑いという感じはしないから不思議。慣れるということが健康上いいのかどうかとなると話は別だけど。

きのうの夜はウーバーでBMOセンターのArts Clubのオフィスに行って、シーズン最後の批評会Play Clubに参加。飲み物とスナックは持ち寄りなので、ワインを持って来る人、クッキーやチップスを持って来る人といろいろ。ワタシはきのうマーケットで買ったエリンギのジャーキーを持参して、袋から出して手で適当にちぎったのを紙皿に並べて、何なのかわかるように袋をそばに置いたら、へえ、何これ?と手を出した人たちがひと口かじって「おいしいよ、これ」とおかわり。ワタシもカレシの分と一緒に紙さらに取って食べてみたけど、スライスしたエリンギにメープルシロップ、醤油、みそで味付けして生乾きにしてあるから、噛み応えが最高でたまらないおいしさ。あっという間に「売切れ」。ケイトお姉ちゃんは「バンクーバーのどこかで買えるかどうか探してみるわ」と空き袋をバッグにポン。大成功だね、ポール!

カレシが金曜日はレッスンが集中しているのでウォーキングの「定休日」を日曜日から金曜日に変えたいと提案して来たので、ワタシも木曜日にファーマーズマーケットがある夏の間はどうしても買い物が金曜日になるから大賛成。レッスンとランチが終わったところで、きのうの朝に配達されたのに取りに行き損ねた掃除機を引き取りに向かいの郵便局へ。大きな箱で重いだろうからと運び役にカレシを動員したのは正解。箱から出て来たのは何かかっこいい赤い掃除機。壊れたのと同じ機種だから組み立ては簡単で、コードを差し込んでオンにしたらブワァ~ンと気持ちのいい音。コードを引っかけるフックの位置が前より高くなっていて使い易そう。うれしくなってFBのストーリーにアップしちゃった。



午後には秋空のようなポップコーン雲が広がっていたけど、ハッピーアワーの空にはかわいらしい白い雲がぷかぷか。それが晩ご飯が終わってひと息ついている頃にはまた一面のポップコーン。夕暮れの気配がする8時頃にカエデのロゴを金色に変えて、Go Canada Goと大きく金色で書いたエアカナダのオリンピック仕様の飛行機が空を横切って行った。そっか、オリンピック、まだやってるんだっけ。夕暮れとともにポップコーン雲もほんのり夕焼け色。現在の公式の日没は午後8時49分だそうで、川向こうのサレーの高層群が金色に染まり、日が沈む北西の空は夕焼けになり、日が落ちるとポップコーン雲に残照。何となく日暮れが早くなったなあという感じがするのは、夏の終わりが忍び寄って来ているということかな。




かわいいね

ポップコーン雲

Go Canada Go~エアカナダ





8月が始まったけど、もう何かと・・・

2024年08月03日 | 日々の風の吹くまま
8月1日(木曜日)。☀。今日から8月。朝から暑いっ。ま、夏だから暑いのがあたりまえだけど、今年は今ごろはエアコンが入っていたのになあと思うとよけいに暑く感じる。まあ、1ヵ月前の猛暑ほどではないから、ダイソン2台と窓やパティオドアの開け閉めで対処できるからいいけど、対角のエヴァの部屋なんか西向きの角だから、サウナどころじゃないもの。ま、彼女は弟がスポットエアコンの排気ダクトを取り付けた板を開けた窓にはめ込むように工夫してくれて、それで凌いでいたけど、そもそもマンションの規約違反で、理事会の許可を得ていないから見つかったらひと悶着。ま、みんな同じ問題をかかえているので、誰も告げ口はしないけどね・・・。

それでも、マンションの理事会なり、管理会社の担当者なりに「コンサル氏を雇ったのは誰?」と聞いてみたいもんだな。騒がしい商業地域のど真ん中なのにどう見ても閑静な住宅地の騒音基準で設置要件を決めているし、現地調査もしなかったらしく、排水口のあるルーフデッキに設置するんだと言っても「排水がバルコニーから下の階に落ちるのを防ぐ処置を講じること」としつこいし、どっかずれているという感じ。もしも3年前のような過酷なヒートドーム現象が起きて後期高齢者である私たちが熱中症にでもなったら、何と言い訳するつもりなんだろうな、このコンサル氏。もしも我が家よりも暑くなる部屋で許可を待っていた人がコンサル氏がバケーションで多忙しているうちに熱中症で死んでしまったらそれこそ訴訟ものだろうな。州の自動車保険の賠償制度から締め出されたambulance chaser(救急車追っかけ)と揶揄される悪徳っぽい弁護士がラジオで盛んにCMを流して「被害者」を漁ってるもん。

今日はファーマーズマーケットの日だし、夜にはBMOセンターでシーズン最後の3作品の批評会があるから、のんびりを心がけてエネルギーを蓄積(と言えばかっこいいけど、実はぐうたらなだけ)。マーケットが始まる3時に近くなって腰を上げて、冷蔵庫をチェック。野菜類が込み合っているので、今日はきのこ屋とベーカリーと後はベリーの店をのぞくだけでいいかな。市役所の隣のマーケットの会場までクィーンズバークの住宅街をところどころにある(街路樹の)日陰を求めてジグザグ。きのこ屋では生シイタケとポルチーニのパウダーの他に「ポールの発明でウケてるよ」とお兄ちゃんが薦めるエリンギのジャーキー。

帰って来て、カレシがマティニを作っている最中に電話が鳴って、トロントの弟デイヴィッド。そちら暑いでしょと言ったらさらっと「39度だよ」。うは。「そっちも暑いだろ」と言うから、2,3日雨が降って20度以下で寒かったけど夏に戻るところと言ったら「本気かい」。電話機をスピーカーにして、マティニを飲みながらいつもの他愛のない会話を交わして、デイヴィッドが電話して来た本題。「そっちに行くのに飛行機の予約を取ったよ」。おお、いつ?「9月9日」。うはっ。私たちは11日から出かけるんだけどと言ったら、「えっ、10月だとばかり思ってたけど」。あらまあ。トロントに帰るのは19日ということで、私たちは太平洋のど真ん中。でも、3人であれこれすり合わせた結果、9日と10日は私たちのところに泊まって、弟(デイヴィッドには兄)のジムの誕生日祝いをするのに一緒に12日からウィスラーに2泊するので、前日の11日はジムの家に泊まればいいということになった。民宿おばさんを2日やるのは簡単だけど、11日の朝に客室のベッドを畳んでシーツ類を洗濯するから大車輪になりそう。午後には留守番サービスのシーラを迎えて、クルーズ前のホテルにチェックインして、夜はArts Clubの新シーズン第1作のオープニングでレセプションと観劇。うっはぁ、12日に船に乗ったらそれこそバッタンキューだなあ、もう。ま、それまでがんばろうっ。


8月は始まったばかりだけど・・・



暑かったり寒かったりの7月は何だかんだと忙しかった

2024年08月02日 | 日々の風の吹くまま
7月31日(水曜日)。🌫☁🌤☁🌤☀。起きてみたら五里霧中。真夏の霧は珍しい。まだ寒く感じるけど、きのうの最高気温は21度で、夏復活の気配。だって、今日で7月は終わりで、明日からは8月。子供たちの夏休みも半分が過ぎて、そろそろBack-to-School Sale(新学年セール)の広告が登場する頃。新学年は9月最初のレイバーデイの三連休明けに始まるので、その前に1年分の学用品や衣類、靴その他を買い揃えておくという不思議な慣習が未だにあって、親にとって暑い中を子供を連れての買い物はしんどいし、昨今はデジタル機器も必要らしいからけっこうな物入りだし、(夏のボーナスなんてものもないから)8月は頭の痛い季節かもしれないな。

朝ご飯が終わる頃には霧も晴れて、あまりどんよりしていない曇り空。わりとまともな雨が降ってくれたので、けさの水遣りは屋根のあるバルコニーだけ。ワタシのシソは今年もよく繁っていて、なんちゃって和風のご馳走を作ってみようか、それともペストソースにしてイタリアンのご馳走にしようか。カレシは苗を買って来て育てた黄色いトマトの初収穫。もっとも6月の気温が低すぎたせいか、買ったときにすでに付いていたつぼみ以上の花が咲かなくて、何とか育った実は2本合わせてたったの7個。それでもカレシはオレンジ色に近い濃い黄色の実を2個もいで来て、今日のサラダのハイライトだと大満足。明日からまた暑くなりそうなので、今日のランチは熱々スープの当面の最後の出番。鶏がらスープに定番のセロリとにんじんの他、ケイラの農場で採れた葉玉ねぎの玉の方とケールの茎とズッキーニ、塩味のアッケシソウ、さらにヤマブシタケをふんだんに入れて、鶏の胸肉も入れた実だくさん。乾きかけていたタイムを全部突っ込んで香りをつけて、控えめの塩と胡椒で味付け。名付けて「在庫一掃スープ」は思いのほか上品な味に仕上がっておいしかった。


初収穫


午後のメールチェック。アマゾンに注文した新しい掃除機を「発送しました」というメール。今日中に指定の向かいの郵便局に配達保証。カナダポストの追跡サイトをチェックしたら、午後8時までに配達となっているけど、郵便局は午後6時に閉まるのよねえ。今日中になって保証しちゃっていいのかいな。たぶんいつものように6時に間に合わなくて明日の朝配達ということになるんだろうな。エアコンの方は、コンサルタント氏の提案を受けてヒートポンプからエアコンに変更して、施工業者のベザードの方から改めて工事計画の詳細を送ってもらったんだけど、管理会社の担当者から転送されて来たコンサル氏のメールに「バケーション中なので、月曜日に戻ってから目を通します」。おいおい。月曜日はハッピーマンデイだから、仕事は火曜日以降ってことでしょ?もう。理事会に許可申請して受け付けられたのは5月初めで、追加で要求してきた工事のチェックリストを送ったのが6月初め。管理会社は6月中には理事会の許可が下りると言っていたのに、7月半ばになっても何も言って来ないと思ったら、コンサル氏は何週間もバケーションに行っていて帰って来たばかりで、私たちのひとつ前の案件を処理したところ。なのに機材の変更を提案して来て、クライアントがすぐにそれに応じて書類を送ったのに、それを放置してまたバケーションとは、もう呆れるしかないわい。

同じメールを受け取ったベザードからは「来週にでもパイプを通す窓のガラスの寸法を取って、とりあえず注文しておきましょう」。マンション規約では理事会の許可が出る前に工事を始めてはいけないことになっているんだけど、私たちだってバケーションの予定があるんだから、準備段階の作業くらい始めてしまってもいいよね。それにしてもあんまり呆れたもので、管理会社の担当者に「またですかぁ?」と嫌味な返信しちゃった。というわけで、何かばたばたしているうちに7月が終わって8月になっちゃうわけだけど、私のカレンダーはもう「予定」のフラグがぺたぺた。明日の1日の夜はArts Clubの今シーズン最後の批評会、8日はカレシの誕生日でケイトお姉ちゃん、ロバートとランチ、15日はArts Clubの夏のディナーパーティで、22日は後援者の謝恩会と、連続4回で木曜日にイベント。あぁ~あ、忙しいこっちゃ。


青空にぽっかりとひとつだけ・・・

夕焼け色の飛行機雲