らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

ドヴォルジャーク 交響曲 第8番 ト長調 Op.88

2009年08月18日 23時59分00秒 | お気に入りのCD
 今日から山形響は第199回定期演奏会のリハ~サルに入り、夏休みがあけました。

 首席客演指揮者の阪哲朗氏の登場です。

 8/21(金)は米沢の伝国の杜・8/22(土)は庄内定期~第13回鶴岡定期(鶴岡市文化会館)・8/23(日)山形県県民会館で行われる予定です。今回は首席がお休みで、私が首席代行としてヴィオラパ~トの頭に座ることになりました。頑張らねばなりませぬ!!

 さて、今回のプログラムの中でC.M.F.ウェ~バ~の「オベロン」序曲は私が初めて大学オケに参加した時に2ndVnで演奏した曲だし、A.ドヴォルジャ~クの交響曲第8番はヴィオラに転向して初めての演奏会で演奏した曲で私のオケ人生の始まりの曲達と言ってもいいです。当時は厳しい先輩達にパ~ト練習等で毎日のようにしごかれていました。懐かしい思い出です。この頃はまさか自分が演奏でご飯を食べる人になるとは思ってもいませんでした。

 A.ドヴォルジャークは、日本ではドボルザークと長く表記されてきましたけど、最近はドヴォルザーク・ドヴォルジャークと表記される方が多くなってきました。私のプラハにいる弟子に質問したところドヴォルジャークという表記がチェコの発音に近いと返信されてきました。

 A.ドヴォルジャ~クの交響曲第8番のCDといえば、ク~ベリック・ノイマンなどの本場物の指揮者による名盤がありますが、私は何と言ってもこのG.セル指揮のクリーヴランド管弦楽団による演奏が一番好きです。

 学生オケで演目に上がったときに買ったCDがこの演奏で、何度も何度も聴いてすり込まれてしまった気がします。ロマンティックや民族性に流されることなく、(冷たいと感じる方もいるかもしれませんが、)もともとクサイ??(失礼)音楽を禁欲的かもしれませんが堅固な構成力で演奏していて、とても好感がもてます。

 何回聴いても口飽きしません。甘ったるい味が残らないのです。こういう演奏は現在に通じる演奏で、これからも長く名盤として残るでしょう。さて山形響の演奏はどうなるでしょうか??楽しみです。
HMVジャパン
コメント (6)
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