らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

進路指導

2009年08月27日 23時59分50秒 | 指導
 今日は、非常勤をしている高校へヴィオラのレッスンのために行きました。

 明日から文化祭らしく校内は飾り付けの真っ最中でした。多くの生徒達が明日からの用意のために走り回っています。この高校は音楽科以外は女子校ですので、文化祭の華やかさも私には目新しいものです。

 私は男子高校に通っていましたので、この高校とは全く違う校風でした。それもかなりの受験がちがちの進学校でしたので、文化祭の期間と言えば、勉強から離れられる唯一のオアシスだったのです。校外から女子が来たりすれば、今何階のどこどこクラスに可愛い子が来ているとか、誰々の彼女が来てるので見に行こうとか、今から考えると笑っちゃうような時間だったと思います。

 進学校でしたので、三者面談とか、先生との進学面談というのが頻繁にあって、「成績が落ちている」だの「今のままででは第1志望が難しい」だの言われていましたっけ。ある時、担任の先生にヴァイオリンで音楽大学に進学したいと申し出たところ、「じゃ~なんでうちの高校へ来たんだ?音楽ではご飯が食べることは難しいから止めなさい」と言われ、当時は音大受験を諦めた経緯があります。結局遠回りして、この道に来てしまったけれど・・・・・・。

 ということで、私が担当している3年生の生徒達もそろそろ進学するのか?就職するのか?専門学校に行くのか?自分の進路の最終判断の時が迫ってきています。

 自分の担当の生徒を始め、とにかく今年の3年生達には自分の選んだ道に行けることを願っています。各高校生は、例えば大学進学にしたって、短大行くのか4年生大学に行くのか?A音大に行くのかB音大にいくのか?と真剣に悩んでいます。自分は実はその頃にひねくれていて全然悩まないで進路を決めてしまったのですが・・・・。高校生にとっては将来への重要な悩みなんですよね。

 ただ一つだけ全員に共通したアドバイスが出来るとしたら・・・・。

 「悩むより考えろ!」ですかね。

 クヨクヨ悩んであ~でもこ~でもないではなくて、自分が本当にしたい事やそうなりたい事を定めて、そうなるにはどうすれば良いか??の方法を考えた方が良いのです。

 青春時代はどうしても悩む事が習慣化されて、クヨクヨしがちです。若いうちはそれも大切かもしれませんが、時間が無いことですし、考えるように発想を転換するように先生としてアドバイスしています。

 自分の高校時代は棚上げして指導している自分に少し笑っちゃいます・・・。

 (写真)春の高校内
コメント (4)
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