らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

笑顔

2010年12月07日 23時51分16秒 | 山形弦楽四重奏団
 午前中に上山市のゆきわり養護学校で音楽鑑賞教室。

 この学校の初代校長先生は、奥さんの祖父です。控え室に歴代校長先生の大きな写真が飾ってあり、義祖父の若い頃の姿がなかなかかっこよく写っていました。

 師走になり、山形響は県内の養護学校(施設)へ音楽鑑賞教室で伺っています。子供達の反応はダイレクトで興奮すると喜びからか叫んだりする子供もいますが、そんな反応もクラシック音楽の鑑賞場では珍しく、逆に今日も子供達が喜んでくれているなぁ~と思ってしまいます。毎年のようにこの時期に養護学校にまわっていますが、たくさんの笑顔と良い反応がとても嬉しいものです。

 午後は、すげさわの山形厚生病院へ。山形弦楽四重奏団で、ボランティアの慰問演奏に伺いました。院長先生曰く、病院で退屈している患者さん達へ演奏よろしくお願いしますとの事。久しぶりに茂木君が司会を務めました。

 今日のプログラムの中で、幸松肇 弦楽四重奏のための4つの日本民謡第1番~さんさ時雨・ソーラン節・五木の子守唄・茶切節~を演奏しました。もう我々は何度も演奏してきている曲達です。お年寄りが多かった事もあってか、この曲集が大変評判がようございました。こういう時には非常に力を発揮する曲ですな。幸松肇氏に感謝。

 久しぶりのボランティアでの演奏だったのですが、お金をもらわなくても大勢のお年寄り達の笑顔と感謝の言葉が、何よりのギャラになりました。きれい事を言いたいわけではなく、正直にそう思いました。山形Qの結成の時の目標の中に施設への慰問演奏活動というのがありました。最近少しさぼり気味だったので、初心に返るべくまた力を入れてゆくべき活動であると再認識しました。
コメント (2)
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