らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

ヴィオラ Vol.49

2018年06月08日 23時59分59秒 | ヴィオラ
 誰でも年齢を重ねれば、技術的にも気力的、体力的にも衰えてしまう。

 個人差はあれ、若い頃と同じようには演奏出来ないのだ。

 それまで培ってきた経験値で、衰えをカバーする事も大切。

 ここ数年、段々分かってきたことだが、3年前と同じような練習の仕方(特に楽譜のさらい方ではなく、演奏技術の向上のための)をしている人は、あるとき急に衰えを感じるようになるんではと思うようになってきた。

 若い頃から習慣と言うよりは、癖で練習して、自分をいつも客観的に見つめ直すという作業なしに時間だけ無駄な練習をしていると、維持さえ難しいのだ。本人は維持していると思っているのかもしれないのだが、周りから見ると衰え激しく、昔の面影さえ無くなる人も。

 一度衰えてしまうと、そこから這い上がるのも至難の業。

 まだ修正が効く、頭が柔らかい間に3年前と同じような作業を繰り返していないか、再考をアドバイスする。

 自分に合った、上手な練習方法を見つけることが出来れば(もちろんそれも後で見直すべき)、いくつになってもレヴェルアップは可能な気がする。

 日々努力である。
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