期待の若手David Aaron Carpenter氏によるヴィオラ音楽のCDだ。
B.バルトークやW.ウォルトンの協奏曲(三大ヴィオラ協奏曲とも言われるうちの2曲)、A.Shor(どう読むか私は知りません)の作品群に混じって、このCD一番のメインは、最初に収録されているA.ドヴォルジャークのチェロ協奏曲(ヴィオラ版)だ。
昔一回だけ、ラヂオでA.ドヴォルジャークのチェロ協奏曲を演奏したのを聴いたことがあるが、その時は誰が演奏していたのか分からないが、音量豊かなチェロの曲をヴィオラで演奏したところで、苦労だけで、表現など乏しいな・・・なんで、ヴィオラのオリジナル曲を演奏しないのだろうか?なんて偉そうに思ったものだった。
ところが年々レヴェルが上がり、ソリストとして力を持つ人が増えた現代のヴィオラ界で、他の楽器(特にヴァイオリンやチェロなど)に匹敵・超えるくらいの表現力を持ったヴィオリストが登場してきている。
David Aaron Carpenter氏もその一人で、A.ドヴォルジャークの協奏曲は、ヴィオラのために書かれている作品のようにも思え、チェロで苦しい音域の箇所さえ、軽やかにヴィオラで弾ききっているのだから、テクニックより音楽に集中してドヴォルジャークの音楽を楽しむことが出来た。
B.バルトークなど他の作品も誠に達者で、このCDは凄く楽しめた。
B.バルトークやW.ウォルトンの協奏曲(三大ヴィオラ協奏曲とも言われるうちの2曲)、A.Shor(どう読むか私は知りません)の作品群に混じって、このCD一番のメインは、最初に収録されているA.ドヴォルジャークのチェロ協奏曲(ヴィオラ版)だ。
昔一回だけ、ラヂオでA.ドヴォルジャークのチェロ協奏曲を演奏したのを聴いたことがあるが、その時は誰が演奏していたのか分からないが、音量豊かなチェロの曲をヴィオラで演奏したところで、苦労だけで、表現など乏しいな・・・なんで、ヴィオラのオリジナル曲を演奏しないのだろうか?なんて偉そうに思ったものだった。
ところが年々レヴェルが上がり、ソリストとして力を持つ人が増えた現代のヴィオラ界で、他の楽器(特にヴァイオリンやチェロなど)に匹敵・超えるくらいの表現力を持ったヴィオリストが登場してきている。
David Aaron Carpenter氏もその一人で、A.ドヴォルジャークの協奏曲は、ヴィオラのために書かれている作品のようにも思え、チェロで苦しい音域の箇所さえ、軽やかにヴィオラで弾ききっているのだから、テクニックより音楽に集中してドヴォルジャークの音楽を楽しむことが出来た。
B.バルトークなど他の作品も誠に達者で、このCDは凄く楽しめた。