らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

ハリウッド弦楽四重奏団の芸術(15CD)

2018年06月14日 23時59分59秒 | お気に入りのCD
 以前にも書きましたが、若い頃は古いモノラル録音は、ステレオ録音よりも音ののびがなくて、ダイナミクスレンジが狭く音質がいまいちなために、名演奏を録音の悪さを我慢しながら聴くものだと勘違いしていました。

 車での移動が多く、カーステレオで音楽を楽しむ生活が長く続き、多少良いカーステレオを入れたものの、よほど音量を上げるか(上げ下げしないと)CDのダイナミクスレンジで、五月蠅すぎたり、聞こえなくなったりするのが不満でした。

 ここ数年、過去の名演奏の録音がBoxで低価格帯で出始めましたので、弦楽四重奏を中心に片っ端から購入して、カーステレオで聴くようになりました。

 モノラル録音の方が、一定の音量で良く聞こえるのです。AMラヂオを聴いているような・・・・。

 運転しながらの音楽鑑賞ですので、これで十分なのです。全て聞こえる方が大切。

 さて、このハリウッド弦楽四重奏団の演奏ですが、月並みな言い方ですが素晴らしく、今の団体では演奏しないような曲目もちらほら収録されていて、興味深く聴くことが出来ました。ウォルトン、ヴィラ=ロボス、ポール・クレストン、フンメルなど良い作品に出会えました。
HMVジャパン
コメント
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