もう6月なのにGWSPの報告をします。と言っても忙しい盛りだったのでオイラが行けたのは冨崎観音崎編のみです。他には川平石崎や御神崎等でも日替わりでやりました。最初の写真は実は後日天気の良い日に撮り直して来た物です。なかなか掲載しなかった理由に天気が良くならずこの画像が撮れなかったせいもあります。
観音崎は街からも近く、島を時計回りに巡る時の自然域が始まる入り口と言った感じでしょうか。竹富島や西表島も見わたせて近くには唐人墓や観音堂もあり、休日手軽に楽しむには良いかも知れません。しかし心配なのはオイラが石垣に来てからでもかなり宅地造成が進み、横にある海岸林も何やら手が入ってきてるし、師匠の作った資料によると地形を無視した沢筋の埋め立て等の強引な開発もあり、元々水を通し難い冨崎層では非常に危険だそうです。こことは違いますが、ヒルギの植樹を行っている側にも最近アパートが建ちましたが、そこも直ぐ横は湿地みたいな感じで元々道路ができる前はマングローブ林だったようです。海と建物の間には道路があるだけで何も無いので、普段の潮風は勿論台風の時はどうなるんでしょうね?
さて、GWのせいもありかなりの人数が集まりました。S先生も来てます。S先生によると、この辺りにも壕が三つ程あったり、たしか銃窓もあったはずです。他にも観音堂辺りに戦跡があったり悲しい歴史はかなり分かり辛くなっていますが、海岸は砂浜が広く今の裏石垣のようなキレイな眺めだったそうで、美しい記憶も薄れて来ているのが現在の石垣島のようです。
嘆いてばかりいず、まだまだ残っている素晴らしい自然を守って行く事が大切ですね。この日は干潮時に当たっていたのでこんな感じでしたが、見ての通り美しい眺めですし、この陸側には海岸林もあります。今回は「観音崎はこんな感じ」と言う画像でしたが、次回はもうちょっと掘り下げて行きたいと思います。