オオイタビ(クワ科)を見つけました。 実も熟して食べ頃ですから、どうやらこの株はメスですね。 イヌビワとかと同じイチジクの仲間だから、この実の中に花が咲き受粉するとそのまま果実になります。 関東位まであるので珍しくはないですね。 昔から緑化と言う事で塀に這わせてるでしょ。
イチジクの仲間なので千切ると白い液が出ますが、この成分の一つにフィシンと言うのが含まれいます。 これはイチジクの白血球みたいな物なんですが、たんぱく質を溶かす働きがあるので、イタリア料理なんかでイチジクを使ってると、終わったあと指紋がかなり無くなってるそうです(怖)。 弱い人は手に付くだけで痒くなるとか。 イチジクもそうですがリウマチとか下痢、淋病、打撲傷、糖尿病、のぼせ、高血圧症、熱さまし、腎臓病、膀胱炎、排尿痛、肺結核、肝臓病、抗がん剤など、薬としても色々効くようです。