はい、これは何でしょうか? なんかの口、カメノテの仲間、ハサミ、花・・・。
答えはオオギバショウ(ゴクラクチョウカ科)の鞘が裂けた後です。 残念ながら実はもう無かったんですが、面白いので撮りました。 鞘の部分を取ろうと思ったらメチャクチャ固くてビクともしません。 以前は名前のとおりバショウ科だったんですが、今は違います。 でも葉を見るとバナナやバショウに近い種なんだなって直ぐに分かりますね。 オーガスタ(バショウ科)なんかはオウギバショウモドキって言うんだから、ややこしい関係ですね(笑)
原産地のマダガスカルではエリマキキツネザル(哺乳類)が花粉の運び屋さんだそうですが、石垣島にそんなものはいません。 じゃあ何が花粉を媒介してるんでしょう? そう、やっぱり石垣島でも哺乳類が媒介者らしく、オオコウモリがこの花を食べるそうです。 まぁそれだけじゃないんでしょうけどね。