石垣島でオオゴマダラの金のサナギと言うと、もう知ってる方も多いと思いますが、世の中には銀のサナギと言うのもいて、内地にもいるんですが石垣にもいます。
ゼットンの様な形をしているこのサナギはヤエヤマイチモンジ(タテハチョウ科)です。たまたま見かけたの次の日に一眼とマクロ持って撮りに行きました。実際に撮影したのは5月の終わりごろ。なかなか現像せずにおいておいたのを今頃気付いて出して来ました。
反対側から見るとさらに複雑な形で棘なんかもあり恰好良いですね。ゼットンはセミがモデルだと言いますが、この形を見るとこれも混じってるんじゃないかと思います。何せ金城さんは沖縄の人だから。 ミスジとイチモンジの間位の存在だと説明されてるのがありますが正にその通りで、チョウになった時のメスの模様はミスジそっくり。ベテランの方が見たら「全然違うよ!」と言われるかも知れませんが、オイラには大きさ以外では見分けがつきません。石垣にいるメタリックなサナギは他に、ツマグロヒョウモン、ツマムラサキマダラなどがいます。
★先日、ルリミノキの効能の事で早速台湾に居るEさんが連絡をくれました!
雞屎樹(ルリミノキ)
どうして雞屎樹(鶏のフンの木)なのか?は、葉っぱをモミモミすると臭いから、らしい。
その臭さが鶏糞に似てるのかな?
分布:台灣、印度、日本、琉球、菲律賓、中國大陸華南
(台湾、インド、日本、琉球、フィリピン、香港や広東辺りの中国大陸南部)
いつのデータか?琉球が日本とは違う扱い!
使い方は
一年通して取れる枝葉や秋の終わりになってから掘り起こした根を、スライスして天日乾燥して使う。
効能については、
田舎の民間人の言い伝えによると、経絡を暖め血行を良くする、リウマチ、打ち身、捻挫に効くらしい。
Eさん、色々調べてくれてありがとうございました!
やはり中国や台湾ではそれなりに使う(使っていた?)植物なんですね。
今度葉っぱを揉み揉みして見ます。