オイラ達は石垣島内の幾つかの川で淡水魚類の調査を行っています。そのうちの1つは石垣市からの依頼で行っている調査です。今回は一番下流側の調査ですが、川と言うより河口なので川の魚と言うより海の魚ですね(笑)。
場所によって刺し網や、手編みでガサガサ、トラップなど色々な方法でやります。この日は刺し網ですが、本当はもう少し上流側で仕掛けるはずだったんですが、そこだとここ数日の雨で水かさが増し向こう岸に辿り着けず、危険だと言う事でもう少し下流のこの辺で仕掛ける事になりました。それでもよく見極めて歩かないと深みにはまります。
翌日、水かさが更に増し網が流され端が見つからないとか、水中の岩に引っかかるとか、かなり時間が掛かりましたが何とか引き上げる事が出来ました。今日は無理かなと思っていたんですが一安心です。みんなでゴミを取りながら魚を外しましょう。
クロダイ?クロサギ?ハマフエダイか。
網に掛かった魚を外すのが大変なんですよね。オイラじゃ無理なのはベテランにお願いします。
外し終わったら一匹ずつ重さ長さを計り、撮影もします。道具は市販の物も使用しますが手作りが幅を利かせるこの世界。とにかく実際にやって見ないと分からない事が沢山あり、フィールドや調査する物によってその都度違うので、毎回対応して行くのが大変でもあり面白さでもあります。
計測中の画像が一枚も無いのはオイラが撮影係なのでプライベートの画像を撮ってる暇がないからです。この撮影が物凄く時間がかかります。野外での明るさの確保や写り込み、反射、魚の姿勢も整えないといけません。一匹撮影するのにもかなりの時間がかかる事はザラです。観察ケースも大きさに合わせて数種類用意しないといけません。この辺はまだまだ初心者のオイラです(笑)。
画像のはHさん手作りのアクリルケースと計測器です。
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