2012年度・県民カレッジ第1回の3です。岩の中に水晶かメノウの結晶を見つけました。上の方を見てもらえば分るように、もともとは岩の中の空間に鉄分のような殻で囲まれた中に発達したようです。 本当は持って帰りたかったんですが、かなり大きな岩の中にあったので、とてもじゃないけど無理でした。
完全なポットホールとよんで良い穴がいくつかありました。 昔々、もっと海の高さが高かった頃に出来た物だと思います。 とてもじゃないけど今の高さじゃ大潮の満潮時でもココまで来そうにないからね。
石垣島・巨石伝説、あるいは流球王国・巨石伝説と言うのがあります(オイラが勝手に言ってる説)。 桴海於茂登岳の巨石や沖縄の海底遺跡、セーファー遺跡、与那国の海底遺跡等もそうでしょう。 この岩を見ると頭の上に何かを乗せた顔に見えるでしょ? 昔の石垣島の写真を見ると、アフリカ等のように女性達はみな頭の上に荷物を乗せて運んでいる画像があります。 もしかしたらそれをモチーフにして人が創った岩かもしれませんよ。 と言うかオイラ、何かの本でこれとソックリな顔の絵を見た記憶があるんですよね、思い出せないけど。
この巨石の下には大きな穴が開いてて、干潮時なら通る事が出来ます。 抜け出た所にも石灰岩の穴がいくつかあり、くぐるのが好きな方には良い場所です。
ようやく今回の行程の終点。 ここから急な斜面を登っていきます。 釣り人が付けたロープを使って道路まで出て、そこからまた歩いて元の場所にも戻りますが、上にはあらかじめ止めておいた車に冷た~い水が用意してあり、まさに救いの水でした。
とっても暑かった第1回目のコースでしたが、大変さではオイラが講師の第2回目も負けてませんよ! ドロドロのマングローブ林の中を散策しましょう! マングローブ林の中を通るのでそんなに熱くないと思っていたんですが、歩き辛さから結構汗を掻くので、水1リットルは必要です!
地質や化石が大好きで、石垣島でも美しい海より、岩や崖をついつい見てしまう私です、化石採集や鉱物採集も個人で楽しんでいますが、決定的なガイドブックもなく手探り状態です。
旅行中にこのようなイベントに参加できたらといつも思っていますが、なかなか日程はあってくれません。
こういうツアーがあれば、参加してみたいものです。
石垣島は地質の勉強をするのに基本的な物が殆ど揃ってると、良く地質系の本に書いてあります。 津波の勉強をするのにも教科書のような場所だと世界中の学者達が石垣島にやって来ます。 石垣市の図書館に行けば県や市が出した貴重な本も閲覧できるので、今度来た時はぜひ立ち寄って見てください。