第一回目の続編です。 とにかく炎天下の中で砂浜も暑いし、この緑色凝灰岩(火山灰が積って固まった岩、グリーンタフとも言う)の上は熱い熱い! オイラが腰や首が痛かったり疲労が溜まってる時に岩盤浴するのがこの岩で、季節が違えば凄く良いんですが、この時季は熱い~! 海の中まで続いているんでしょうか?それとも石灰岩かな? 入ってみないと分らないけど、とにかくひび割れが沢山ありますね。
石垣島の最西端がココ、屋良部崎です。
ナガウニが開けた穴が沢山あるんですが、パッと見ナガウニはいませんでした。 何十年とか何百年とか、あるいはもっと前に開けた穴の事もあるのでいなくても不思議ではありません。 何らかの原因で全滅して穴だけ残るというのは良くある事なんです。
そんな穴の中にはヒザラガイがいました。 1ルームで飯付き、水洗トイレ・バス付き、各部屋1人住まいです(笑)。
こちらは石垣の地質の話に必ず出てくる「雨の化石(火山豆石)」と言われている物です。 小説や歌じゃないよ。
こんなふうに中が空洞になってる物もあります。 長いこと「雨の化石かも?でも本当は何だか分らないよ」、と言われてたんですが、1991年の雲仙普賢岳の噴火の際に同じ現象が確認されて、どうやら本当だったみたい!、と言う事になりました。 凄いなぁ~!
ココも緑色凝灰岩なんですが、凄く赤いというか黄色いというかなんです。 だったら緑色凝灰岩じゃ無いじゃん!と思いますよね。 色々調べたら凝灰岩の種類には塩基性凝灰岩(輝緑凝灰岩)と言うのがあり、これだと赤っぽいのがあるそうで、これはグリーンタフとは言ません(グリーンじゃないからね)。、あとトムル層には塩基性片岩と言うのがあり、これも黄色っぽくてこの場所のすぐ近くまでがトムル層ですが、それとは見た目が全然違います。
ちなみに今回の講師・T師匠に聞いたら「鉄分が多かったんじゃないか?」、との事でした。 塩基性凝灰岩は、「やや変質した鉱物を多く含むために緑色や赤色をしてる」、と書いてあったのでこれなら納得できますが、ネット上で調べた限り石垣島・塩基性凝灰岩でのヒットはありませんでした。
これだけ書いといて何ですが、オイラこの時に岩を割ってません。 もしかしたら表面が赤とか黄色なだけで中身は違うかも! そのうち確かめて来ますね(?_?)
つづく
すごいですね↑↑
観てみたいです♪
見たい?
見たかったら石垣に来ないとね~。