夜回りツアーの途中でセミの羽化中に出会いました。この時期ですからおそらくイワサキゼミだと思います。
昆虫やカエル等もそうですが変態する生き物って本当に不思議ですね。 特に昆虫の、幼虫~サナギ~成虫と変化する完全変態は凄すぎます(セミは不完全変態)。 あれっていったいどう言う仕組みになってるの?と思う人、オイラなりの解釈ですが、子供でも分るような感じで書いて見たので読んで見て下さい。
簡単に言うと幼虫時代はとにかく良く食べタップリ太って→サナギになったらあの殻?の中で一度ドロドロに溶け(アポトーシス)、成虫になった時の羽、脚、触覚等の体を作る各部分の小さく畳んで置いた袋(成虫原基)を広げ、その中にドロドロを詰め直して成虫の形になるのです(型枠にコンクリートを詰め込むみたい(笑))。
内臓部分がまた面白く、幼虫時代の内臓細菌が体全部に回らないようにカバーされて、殺菌もして、成虫用(食べ物が違うから)の内臓に作り変えられるそうです。 そして成虫になったら結婚と子供を残す事にガンバル!です。 分りましたか?
オイラの説明で分り難い方は太字の部分を検索してみると詳しく出てくるかもしれません。頑張ってください。 変態と違う方向に行ってしまいますが、アポトーシスなんかは今話題の言葉で、寿命に関わる重要な仕組みの一つです。ぜひ検索下さい!(マニアック過ぎるけど)。
じゃぁ完全変態と不完全変態(他にもあるけど)はどう違うの?!、と必ず思う人が出てきそうですが、それはそう言う質問があった時にまた、と言う事で・・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます