石垣島に17年位いますが、ゴバンノアシ(サガリバナ科、絶滅危惧種IA)の実がなっているところを初めて見ました。ゴバンノアシ自体が石垣には数本しかなく、むかし港の側にあったゴバンノアシが咲いているのを見た事がありますが、この木は台風で倒れてしまいました。まだ身近な所に一応あるんですが、これも台風などでかなり痛めつけられていて今年ようやく葉っぱが青々と茂っています。
最初のは花が咲いた後の子房が膨らみ始めてる状態です。下のはかなり実が大きくなって来て、だいぶ碁盤の脚の形になって来てますね。
サガリバナの仲間なので夜に咲いて次の日には落ちますが、サガリバナと違って花は上向きに咲きます。もう一つ、サガリバナの実は食べられますが、ゴバンノアシには魚毒があって食べられません。種子は海を使ってバラ撒く海流散布で家にも拾ったばかりの実があります。庭に置いて芽が出たらラッキー。先日もダメ元で放っぽっといたマンゴーの種から実生が出ていたのに刈ってしまいました。食べた果物や拾った種子を適当に庭に投げちゃうので、良く見てないと何度もこいう失敗をしてしまいます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます