伝統農法で無農薬、人力田んぼの続きです。先日、「苗取り、田引き、田植え」があったんですが、オイラは仕事があったので行けませんでした。ですが仲間から、まだ端の方や根付かなかった苗の代わりに植えたりとしないといけないと教えて貰い、その日までに行けばオイラも出来ると思い、前日の夕方に行って来ました。
ですが行けば直ぐに田植えが出来ると思ったら大間違い。まずは田んぼの端で種を撒いて育てた苗取りからです。近代農法では専用の苗床に種を撒き、コンバインを使わなくとも苗を取り易いようにするんですが、今回は違います。そのお陰で苗を取るのに一苦労。
五葉期(ごようき、葉が五枚)ほど育った苗を角スコとかで根と土ごとガバッと掘り上げたら、畔に腰かけ水でほぐしながらバラバラにしていきます。この時根が千切れますが意外と平気と言うか、実はワザと根先を切るやり方もあるくらいで、切れた所から細かい根が沢山生えて来てより根張りが良くなると言う考えもあります。画像のは結構ちゃんとほぐして根が見えていますが、あんまりほぐすよりある程度土が付いたままの方が根に優しいです。そして分結部分にダメージを与えないようにする事が大切です。
この時は大先輩が一人居ただけなので「撮って」と言えなく、自撮りで手だけ撮影(笑)。
実はオイラの母ちゃんは徳島県のド田舎の生まれで、兄弟姉妹合わせて7~8人。爺ちゃんは役場勤めでしたが田舎だから当然農家もやり、田んぼも何町歩も持っていました(山も)。農家はみんなそうだと思いますが、子供の頃田植えの季節になると、学校に行く前に田植えを手伝わされ、帰りには一番下の弟を家まで連れて帰るというのが日常だったそうです。
山中の配水管が壊れていて水が来なくて困っていたんですが、この日修理の人が来て明日の朝には溜まってるだろうとの事、一安心です。画像で格子状に線が引かれていますね。これを目印に苗を植えていきます。これを引く事を田引きと言ったりします。引く道具をがじ棒(田引き棒)と言ったりします。いずれも地域によって言い方や道具はそれぞれです。
まだ若葉さんがいました。こっちを見ていますね。もう直ぐ竹富島に帰るか、白保の田んぼに行くかも知れません。ところでこの日の若葉さんはオイラが撫でると首を振って嫌がります。触られたくないと言った意味なんですが、前回は全然拒否されなかったのに、どうしてかな?と考えました。この日オイラは汚れても良い様にジョギング用のオレンジ色の短パンに着替えたので、その色がイケなかったのかも知れません。もし繋がれてなかったらオイラに突進してた?
#リフトアップ石垣島エコツアー
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます