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森の中を歩くと

2022年11月04日 | 何でも

石垣島はここ数日、台風と秋雨前線などが重なり大雨警報や近所の名蔵川は洪水警報レベル3まで出ました。何時ものように市街地は道路が冠水、小さい島ですぐ海があるのになんで冠水するの? 都市計画と言うか道路を通す場所の設計が考えられてないのと、ここ石垣島でも地面がアスファルトやコンクリートに覆われ、そして土地改良で畑や田んぼが水を吸わなくなったからです。結果道路冠水もそうですが大量の表流水が一気に流れ、赤土流出、地下水の枯渇、海の汚れや高温水化、サンゴの白化、人間に帰って来る、と全てに繋がって行きます。人間が罰を受けるだけなら自業自得ですが、人間以外の地球上の全てが被害者です。

あっ、違った! 今回は森の中を歩いた時の記事だった。

で、目の前にでぇーんとあらわれたのが巨木の倒壊。数年ぶりにヤバいのが来た!と言ってた台風14号の時に倒れたんでしょう。樹種がちゃんと見てなかったので覚えてないんですが、高さも太さもかなりの物でした。ただまだ根が地面に付いている部分があるので完全には死んでなく、下手したらこのまま生きていけるかも知れません。水気の多い場所だとそう言う事は良くあるんですが、この場所はキビシイかもな~。

今回歩いた場所はヤエヤマクマガイソウ( ヤエヤマヒトツボクロ、ラン科、絶滅危惧種、石垣市保全種)の巨大?広範囲?群落がアチコチに合って、歩くのに物凄く苦労しました。来年シーズンに行ったら一面の花が咲いている事を想像すると、その凄さにワクワクします!

人がいた形跡もありました。今はなき「大日本ビール」の瓶です。アサヒ、エビス、サッポロの全身で、三ツ矢サイダー他も関わってます。この瓶が沢山あったので何か泊りの作業小屋があったりしたのかな? 普段自然の中で良く目にするのは炭焼き窯のそばです。炭焼きは一度火を入れると2~3日泊りになるので、その側にはたいてい炭焼きおじいが寝泊まりする掘っ立て小屋がありました。そのさいにおじいが晩酌に飲んだり、ビールは贅沢品だったのと遮光性の瓶なので、その瓶に泡盛を入れて再利用したり、燃料を入れて使っていたそうです。

最後は写真が下手で迫力がイマイチなんですが、巨大なガジュマルです。このぐぃ~んと伸びた枝と言うか幹が出したかったんですが、全然ですね。環境が他の位置からの撮影を許さなかったと言い訳をしておきましょう(笑)。藪漕ぎする時は切ってる癖に、邪魔な枝や草をビシバシ切ってまでは撮影したくなかったんです。何が違うんでしょうね?撮影する時は気にします。

こんなふうに森や自然の中を歩いて色々見たり説明するのを動画で流したら面白いんでしょう。動画の撮影はボチボチやってはいるんですが、キチンと編集するにはオイラのPCでは厳しいのが現実です。カメラ機材が進化する度にPCの性能も上げて行かないといけないでしょう。今の6Kとか4Kの編集にどれだけのハイスペックPCが必要なんだろう?

 

#リフトアップ石垣島エコツアー #森歩き #山歩き 


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