中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

明治期から続く製造業の特徴とは??

2019年03月15日 04時58分11秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」75ページ「図 117-1 創業時期別企業数」を読みましたが、今日は75ページ「図 117-3 明治期創業製造業企業の産業中分類別企業数」を見ます。

下図について白書は、明治期に創業した製造業 4,589 社について、業種別では「食料品製造業」(1,361 社、29.7%)、「飲料・たばこ・飼料製造業」(570 社、12.4%)、本格的な工業化が始まった明治期において中心的な役割を果たした「繊維工業」(374 社、8.1%)などの業種が多い(図 117-3)、とあります。

また、資本金規模別では、最も多いのが「1 千万円以上 2 千万円未満」(1,781 社、38.8%)、次いで「1 千万円未満」(821 社、17.9%)、「2 千万円以上 5 千万円未満」(762 社、16.6%)となり、合わせて「資本金 5 千万円未満」企業が全体の73.3%を占める(図 117-4)。

従業員規模別では、「従業員5人以下」(1,463 社、31.9%)、「6 ~10 人」(735 社、16.0%)、「11 ~ 20 人」(649社、14.1%)の順で多く、合わせて全体の 62.0%であり、小規模企業が大半を占める(図 117-5)、とあります。

明治期に創業した食料品製造業といえば、老舗の和菓子店を思い出しますね。それにしてもこれだけ長い期間、後継者へバトンを渡すことができるというのはスゴイことですよね。この着眼点は興味深いので読み進んでいきますね!!

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