中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

現場力を「共有知」として利活用せよ!

2019年03月22日 04時25分41秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」84ページ「図 121-2 人材確保の状況とデータ収集の有無との関係」を読みましたが、今日は87ページ「図 121-3 現場力の再定義」を見ます。

下図について白書は、現場力を支えてきた技能人材などの人手不足が顕在化し、さらにデジタル技術革新を特徴とする第四次産業革命の波が広がり、IoT や AI 活用への期待が高まる中、現場力についても、このような環境変化を踏まえた変革が求められている。

具体的には、技能人材不足が大きな課題となる中、属人的に有していた知見を組織の共有知として利活用できる仕組みづくりが今後の現場力、さらには競争力に重要となると考えられる。また、このような技能人材の属人的な知をデジタル化・体系化して組織として資産化することが技術的に可能となりつつある。

今後は、専門性の高い製造データを取捨選択した上で資産化する能力や、職人技をデジタルデータとして資産化する能力などが新たに重要となると考えられ、そうした能力が発揮できる新たな現場力を再構築することが期待される、とあります。

「共有知」という新しい言葉がありますね!このところ職人さんからの相談が増加しています。共通する課題は人材不足と人材育成。「共有知」をデジタル化せよ!ということですが、具体的にどのようにしていくのか、熟考しないといけませんね。

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