おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は「高齢者の求人倍率」をみましたが、今日は「アメリカにおける高齢者コミュニティ」をみます。
内閣府の「第7回高齢者の生活と意識に関する国際比較調査」によると、現在、住んでいる住宅への入居時期は日本は30年以上が52.1%と半数以上ですが、アメリカは28.4%と日本の約半分とのことです。
これは日本人が代々同じ家に住む習慣があるが、アメリカ人は子どもが学校を卒業し親元から離れると大きな家では維持する手間や費用がかかるため夫婦で小さな家に住み替えていく習慣があるということです。
この住み替え先には「リタイアメント・コミュニティ」と呼ばれるゴルフ場を中核として住居をはじめ、娯楽、医療等が整備されたアクティブシニアのための街が2,000以上存在しており、このような場所に住み替えることが退職後のアメリカ人の夢と言われているそうです。
しかし、このリタイアメント・コミュニティには世代の偏りという問題が生じることから、近年では、大学の敷地内や近隣に設置する「大学連携型コミュニティ」があり、シニアが大学で学ぶだけでなく、キャリアを持つシニアが講師として学生に教えることで「何かに打ち込んでいる」、「誰かの役に立っている」という生きがいが得られるということです。
過疎化や学生の確保に悩む地域の方向性として参考になる点があるように感じます。
昨日は「高齢者の求人倍率」をみましたが、今日は「アメリカにおける高齢者コミュニティ」をみます。
内閣府の「第7回高齢者の生活と意識に関する国際比較調査」によると、現在、住んでいる住宅への入居時期は日本は30年以上が52.1%と半数以上ですが、アメリカは28.4%と日本の約半分とのことです。
これは日本人が代々同じ家に住む習慣があるが、アメリカ人は子どもが学校を卒業し親元から離れると大きな家では維持する手間や費用がかかるため夫婦で小さな家に住み替えていく習慣があるということです。
この住み替え先には「リタイアメント・コミュニティ」と呼ばれるゴルフ場を中核として住居をはじめ、娯楽、医療等が整備されたアクティブシニアのための街が2,000以上存在しており、このような場所に住み替えることが退職後のアメリカ人の夢と言われているそうです。
しかし、このリタイアメント・コミュニティには世代の偏りという問題が生じることから、近年では、大学の敷地内や近隣に設置する「大学連携型コミュニティ」があり、シニアが大学で学ぶだけでなく、キャリアを持つシニアが講師として学生に教えることで「何かに打ち込んでいる」、「誰かの役に立っている」という生きがいが得られるということです。
過疎化や学生の確保に悩む地域の方向性として参考になる点があるように感じます。