中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

47都道府県のすべてに長寿企業がある!!

2019年03月16日 05時02分35秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」75ページ「図 117-3 明治期創業製造業企業の産業中分類別企業数」を読みましたが、今日は76ページ「図 117-6 明治期創業製造業企業の都道府県別企業数」を見ます。

下図から明治期に創業した製造業の現在の本社所在地を都道府県別に見ると、最も多いのは東京都の 374 社で、以下、大阪府(308社)、愛知県(280 社)、京都府(204 社)、静岡県(188 社)と続いており、企業数の多い大都市圏に集中している様子が伺えます(図 117-6)。

大阪にある社寺建築の金剛組が世界最古の企業であるので、大阪が上位に入るとは思っていましたね。それにしても、47都道府県のすべてに長寿企業があることに驚かされますね!!

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明治期から続く製造業の特徴とは??

2019年03月15日 04時58分11秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」75ページ「図 117-1 創業時期別企業数」を読みましたが、今日は75ページ「図 117-3 明治期創業製造業企業の産業中分類別企業数」を見ます。

下図について白書は、明治期に創業した製造業 4,589 社について、業種別では「食料品製造業」(1,361 社、29.7%)、「飲料・たばこ・飼料製造業」(570 社、12.4%)、本格的な工業化が始まった明治期において中心的な役割を果たした「繊維工業」(374 社、8.1%)などの業種が多い(図 117-3)、とあります。

また、資本金規模別では、最も多いのが「1 千万円以上 2 千万円未満」(1,781 社、38.8%)、次いで「1 千万円未満」(821 社、17.9%)、「2 千万円以上 5 千万円未満」(762 社、16.6%)となり、合わせて「資本金 5 千万円未満」企業が全体の73.3%を占める(図 117-4)。

従業員規模別では、「従業員5人以下」(1,463 社、31.9%)、「6 ~10 人」(735 社、16.0%)、「11 ~ 20 人」(649社、14.1%)の順で多く、合わせて全体の 62.0%であり、小規模企業が大半を占める(図 117-5)、とあります。

明治期に創業した食料品製造業といえば、老舗の和菓子店を思い出しますね。それにしてもこれだけ長い期間、後継者へバトンを渡すことができるというのはスゴイことですよね。この着眼点は興味深いので読み進んでいきますね!!

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明治期に創業した企業は2万社近くある!!

2019年03月14日 04時54分09秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」70ページ「図 116-15 スマート製造発展計画(2016 - 2020 年)の概要」を読みましたが、今日は75ページ「図 117-1 創業時期別企業数」を見ます。

下図について白書は、帝国データバンクのデータベース「COSMOS2」に登録されている 134 万 4,375 社のうち、明治期創業企業数は全体の僅か1.5%の 1 万 9,601 社である(図 117-1)。明治期創業の中で製造業の企業数は全体の 23.4%の 4,589 社であり、卸売業、小売業に次いで多い(図 117-2)、とあります。

確かに率にすると少ないのかもしれませんが、2万社もあるということに驚きますね!詳しく読んでいきましょう!!

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中国が2016年に掲げた「スマート製造発展計画」とは??

2019年03月13日 05時23分33秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」69ページ「図 116-12 中国の国家戦略構想と「製造強国」への道のり」を読みましたが、今日は70ページ「図 116-15 スマート製造発展計画(2016 - 2020 年)の概要」を見ます。

下図について白書は、2020 年時点の目標を実現する上でのミッションとして、「スマート製造キーテクノロジーの開発」「標準体系確立」「中小企業のスマート化推進」「スマート製造人材育成」など、網羅的な行動計画が盛り込まれており、財政支援強化や金融支援、ドイツを中心とした国際協力などを通して、官民一体となって取組を進めていくこととしている(図 116-15)、とあります。

また、2016 年4月には、ロボット産業発展計画(2016- 2020 年)を発表し、同計画においては、自主開発産業用ロボット年産 10 万台、6 軸以上の産業用ロボット年産 5 万台以上などの目標の提示、象徴的 10 製品の技術進展、5 種のキーコンポーネントの技術力向上などのミッション提示などを盛り込んでいる、とあります。

さらに2016 年 12 月に「中国製造 2025」に基づいて工信部が発表した、2025 年までの 2 段階を踏んだ発展を目指して策定された戦略として、

・2020年:スマート製造発展の基盤とサポート能力の増強、従来型製造業の重点分野でデジタル製造をほぼ実現
・2025年:スマート製造のサポート体系をほぼ確立し、重点産業で初期段階のスマート化転換を実現

・・・とにかく、いろいろと掲げているようです。広大な土地と豊富な労働力、そして、莫大なマネーがあるからこそ、こういう計画を掲げることができるのでしょうね!!

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中国の国家戦略「中国製造 2025」とは??

2019年03月12日 05時01分32秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」63ページ「図 「スマートものづくり応援ツール」募集のイメージ」を読みましたが、今日は69ページ「図 116-12 中国の国家戦略構想と「製造強国」への道のり」を見ます。

下図について白書は、2017 年版の白書でも取り上げたとおり、中国では、中国製造業の発展を目指す行動計画として、「中国製造 2025」と呼ばれる国家戦略を掲げ、スマート製造やグリーン製造などの5大重点プロジェクトや 10 の重点分野を中心に、中国製造を規模の大きさ(製造大国)から強さ(製造強国)への転換を追求することを目指している(図 116-12・13)。

また、中央政府・地方政府においては、2015 年5月の「中国製造 2025」発表以降も、その動きと連動して、矢継ぎ早に関連する各種行動指針などを発表するなど、取組を加速化させている。これらの取組が、各産業ごとに構造上の大きな変化を短期間にもたらそうとしている。以下においては、「中国製造 2025」発表以降の取組の進展と関連政策・計画について概観する(図 116-14)、とあります。

今の中国のサッカーは決して世界レベルとは言えないようですが、2025年にはサッカーワールドカップを北京で開催し、優勝を目指すという目標を聞いたことがあります。可能性は低いと思いますが、国家がこのような大きな目標を打ち立てることで、子供たちを中心に国民が勇気づけられる。こういう循環が今の日本にも欲しいですね!!

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「スマートものづくり応援ツール」を知っていますか??

2019年03月11日 04時41分04秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」62ページ「図 116-10 「第四次産業革命スキル習得講座」を読みましたが、今日は62ページ「図 116-10 「第四次産業革命スキル習得講座」について」を見ます。

下図について白書は、中小製造業支援については、2016 年及び 2017 年に、「スマートものづくり応援ツール」の募集を実施。中堅・中小製造業がより簡単に、低コストで使える簡易なツールや一連の仕組みとしてのレシピを募集し、中小製造企業の経営者の目線で審査委員会を実施した上で同協議会 HP において公表した(図)。今後は、積極的な PR による周知とともに、スマートものづくり応援隊などの各種施策との連携などを検討していくこととしている、とあります。

今、金属精密加工を行う中小企業者の相談に乗っていますが、たたき上げの職人が『レシピ』を求めて、こういうところに気軽に参加できる流れを作っていきたいですね!!

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現場人材をIT人材に育成していく!!

2019年03月10日 08時28分08秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」56ページ「図 116-1 Connected Industries とは」を読みましたが、今日は62ページ「図 116-10 「第四次産業革命スキル習得講座」について」を見ます。

白書は、ITと OT(現場サイドの知識、Operation Technology)双方に精通した人材、つまり AI やビッグデータなどの技術をリアルな現場を有する産業分野で活用していくことがで
きる人材の育成が特に急がれている。このような人材を育成していくためには、OT を理解している人材、もしくは IT を理解している人材に対して、それぞれリカレント教育を図っていくことが効率的である。とりわけ、現場が強いと言われる日本においては、OT を理解している人材が多数存在していることから、OT を理解している人材に対して IT のスキルを習得させていくことが望まれる。

このような中、経済産業省が 2017 年7月に、IT・データ分野を中心とした専門的・実践的な教育訓練講座を経済産業大臣が認定する「第四次産業革命スキル習得講座認定制度」を創設した。同制度は、働きながら第四次産業革命を見据えた新たな能力・スキルを獲得できる職業訓練の充実を図って、一定の要件を満たす教育内容を有する講座を「Re スキル講座」として経済産業大臣が認定する制度である。

同制度の認定対象分野には、IT 分野(AI、IoT、データサイエンス、クラウド、高度なセキュリティやネットワーク)や IT 利活用(自動車分野のモデルベース開発、生産システムデジタル設計 ※今後順次分野追加)が存在し、OT 側の知識を有する人材が IT 分野での認定講座で ITスキルを身につけたり、IT 利活用分野の認定講座において ITと OT 双方のスキルを習得したりすることなどを目指している(図 116-10)、とあります。

私は対象ではないので知らなくてもやむを得ないと思うのですが、このような取り組みがあるとは知らなかったですね。!

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「Connected Industries」5つの重点取組分野とは??

2019年03月09日 05時01分43秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」56ページ「図 116-1 Connected Industries とは」を読みましたが、今日は57ページ「図 116-3「Connected Industries」5つの重点取組分野」を見ます。

下図について白書は、東京イニシアティブでは、市場成長性、我が国産業が有する強み、社会的意義の大きさなどを考慮して定めた重点5分野である、「自動走行・モビリティサービス」、「ものづくり・ロボティクス」、「バイオ・素材」、「プラント・インフラ保安」、「スマートライフ」に関する分科会を設置して取組の加速化と政策資源の集中投入を図るとともに、それぞれの分野ごとの個別論点や課題、取組の方向性を打ち出している(図 116-3)、とあります。

また白書は、リアルデータを巡るグローバルな競争の中での我が国の勝ち筋を実現していくために、こうした重点取組分野における官民の連携とともに、データ利活用の促進や人材育成、地方・中小企業への展開、国際展開・連携などの横断的課題の対応も重要である(図 116-4)、とあります。

今、ものづくり補助金の申請の支援を依頼されていますが、この「Connected Industries」はまさに中小企業に必要な切り口なので、これを軸に書くと採択率が高まっていくような気がしますね!

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コネクテッド・インダストリーズとは??

2019年03月08日 05時00分48秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」55ページ「図 115-51 事業拡大を図っていく上で関係強化を図りたい相手先」を読みましたが、今日は56ページ「図 116-1 Connected Industries とは」を見ます。

下図について白書は、2017 年3月にドイツにおいて開かれた国際情報通信技術の見本市である CeBIT において、第四次産業革命による技術の革新を踏まえて、将来的に目指すべき未来社会である「Society5.0」を実現していくため、データを介して、機械、技術、人など様々なものがつながることにより新たな付加価値の創出と社会課題の解決を目指す“Connected Industries(コネクテッド・インダストリーズ)” を将来の産業のコンセプトとして打ち出し、その実現に向けて、取組を進めてきた。

以下では、Connected Industries の実現に向けた取組の進捗を概観する(図 116-1・2)、とあります。

AIやIotという言葉を頻繁に耳にしますが、それがどのようなものかよく分かっていないので、中小企業に対して具体的な提案できない。恥ずかしながらこれが私の実力です。「様々な業種、企業、人、データ、機械などがつながって、新たな付加価値や製品・サービスを創出、生産性を向上させることで、高齢化、人手不足、環境・エネルギー制約などの社会課題を解決する」・・・これは分かります。では、コネクテッド・インダストリーズとはどのようなコトなのでしょうか、少し読み進んでいきましょう!!

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中小企業は新たな出会いを求めよう!!

2019年03月07日 04時31分03秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」54ページ「図 115-49 変化に対しての備えの度合い」を読みましたが、今日は55ページ「図 115-51 事業拡大を図っていく上で関係強化を図りたい相手先」を見ます。

下図から、事業拡大を図っていく上で関係強化を図りたい相手先を見ると、現在は「国内の既存事業の既存取引先」が最も多いが、現在から今後の変化に着目すると、今後は、従来の取引関係にこだわらず、国内の既存事業における新たな取引先の開拓や新規事業展開といった「新規性」を重視する傾向がみられます(図 115-51)。

また、現在関係強化に取り組んでいる相手先を規模別にみると、大企業・中小企業を問わず、「国内の既存事業の既存取引先」が最も多い一方で、中小企業は「国内の既存事業の新規取引先」など国内での関係強化を志向する傾向であるのに対して、大企業は「海外の既存事業の既存取引先」「海外の既存事業の新規取引先」との関係強化を望む企業が多く、海外での販路開拓が重視される傾向にある(図115-52)ことが分かります。

大企業の海外志向は当然ですが、中小企業は新たな出会いを求めているということが浮き彫りになりましたね。確かに展示会・見本市で新たな商品・サービスの開発につながったということは非常に多く耳にします。納得ですね~!!

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変化に対する備えをしていますか??

2019年03月06日 05時02分35秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」53ページ「図 115-47 ビジネス環境の変化の度合いと人材確保対策に向けた取組(現在)との関係」を読みましたが、今日は54ページ「図 115-49 変化に対しての備えの度合い」を見ます。

下図から、これまで以上の変化が見込まれると考えている企業に対し、変化に対する備えの対応状況を見ると、「備えるべく 、 現在取組を進めている」(58.0%)と「検討を開始したところ」(25.8%)が大半を占め、「備えは出来ていると考える」企業はわずか 2.2% にとどまっており、規模別にみると、大企業ほど備えるべく取組を進めていることが分かります(図 115-49)。

まもなく東日本大震災から8年目を迎えますが、あの時から買い込んでいた非常食、消費期限が切れたままになっているのは私だけでしょうか。備えあれば憂いなしでいかないといけませんね!!

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人材確保としてどのような対策をとっていますか??

2019年03月05日 04時53分58秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」52ページ「図 115-44 ビジネス環境の変化への認識度合いと人材確保の状況との関係」を読みましたが、今日は53ページ「図 115-47 ビジネス環境の変化の度合いと人材確保対策に向けた取組(現在)との関係」を見ます。

下図から、ビジネス環境の変化と人材確保対策の関係性をみてみると、ビジネスを取り巻く変化が大きいと感じている企業ほど、現在は「人材育成方法の見直し・充実化の取組」や女性や国籍にこだわらない採用などに熱心な一方、「社内のシニア・ベテラン人材の継続確保」への取組比率は相対的に低い(図 115-47)ことが分かります。

一方、今後は、人材育成方法の見直し・充実化に加えて、「自動機やロボットの導入による自動化・省人化」や IT・IoT・AI などの活用による合理化に取り組みたいと考えている傾向にある(図 115-48)ことが分かります。

今、コンサルティングしている企業が、非常に高い技術を持っているのですが、従業員は数名であるため、伸び代が少なくなっています。振り返ると、このような業績は良いのに、人材不足で成長力が限られている企業がとても多いような気がします。この解決策として、データからも冷遇を感じてしまう「社内のシニア・ベテラン人材の継続確保」を活用したいと思っていまいますね


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ビジネス環境の変化と人材にも関係がある!!

2019年03月04日 05時00分00秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」52ページ「図 115-41 ビジネス環境の変化への認識度合いと国内設備投資との関係」を読みましたが、今日は52ページ「図 115-44 ビジネス環境の変化への認識度合いと人材確保の状況との関係」を見ます。

下図から、ビジネス環境の変化への認識度合いと人材確保の状況、デジタル人材確保の必要性、データ利活用を主導する部門との関係をみると、ビジネスを取り巻く変化が大きいと感じている企業ほど、人材確保に課題を感じる割合も高く、特にデジタル人材確保ニーズに大きな差がある(図 115-44・45)ことが分かります。

この結果について白書は、データ利活用も経営サイドで進める傾向となっている(図115-46)。環境変化を感じる企業ほど、投資意欲も高く、新たな人材ニーズも高いことから、総じて積極的な経営姿勢であるといえる、とあります。

すべての源は情報を収集するアンテナ力ということですね。強く納得してしまいますね~!!

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ビジネス環境の変化と投資にも関係がある!!

2019年03月03日 05時00分00秒 | 2018年版ものづくり白書
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昨日は2018年版「ものづくり白書」51ページ「図 115-38 ビジネス環境の変化への認識度合いと足下の業績(営業利益)の関係」を読みましたが、今日は52ページ「図 115-41 ビジネス環境の変化への認識度合いと国内設備投資との関係」を見ます。

下図から、ビジネス環境の変化への認識度合いと今後の投資の見通し(国内設備投資・国内研究開発投資・IT 投資)との関係をみると、ビジネスを取り巻く変化が大きいと感じている企業ほど、国内設備投資・研究開発投資・IT 投資に積極的な傾向があることが分かります。

昨日は利益と相関関係が見られるということでしたが、今日は投資にも同じ傾向が見られるということです。これも納得ですね!!

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ビジネス環境の変化と業績は関係がある!!

2019年03月02日 08時14分29秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」51ページ「図 115-36 ビジネス環境の変化への認識と事業領域・ポジションの満足度との関係」を読みましたが、今日は51ページ「図 115-38 ビジネス環境の変化への認識度合いと足下の業績(営業利益)の関係」を見ます。

下図からビジネス環境の変化への認識度合いと足下の業績(営業利益)、今後 3 年間の国内営業利益見通しや今後 3 年間の海外営業利益見通しとの関係をみると、ビジネスを取り巻く変化が大きいと感じている企業ほど、足下の業績(営業利益)が増加傾向であるのに加え、今後 3 年間の国内外の営業利益の見通しも明るい傾向にあり、業績などとの間で正の相関関係がみられることが分かります。

意識が高い人ほどほかの何かも高まっていくというのは白書の得意な分析パターンですね。認識できていてそれに的確に対応できるということが素晴らしいですよね!!

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