見るなら、ヒッチ作品！

２００５年のお正月休みは「何もしない！」ことをひたすら目標にしています。だってすぐまた忙しい日々がやってくるんですもの！だから休みの間は、ただ好きなことに夢中になるよう過ごしています。皆さんは？
私は大好きな映画を見ることと、貯まっているＤＶＤを見ることと、ＳＡＬＥに走ること！楽しい～っ♪毎日こうだといいんですが…。無理だ。

で、元旦にまたまたＤＶＤを買ってしまいました。昨夜は「裏窓」を見ました。そう、アルフレッド・ヒチコック監督の１９５４年作品です。主演はジェームス・スチュワート、グレース・ケリー、そしてセルマ・リッター。この作品は主人公が足を骨折していて、動けない設定。アパートの窓から見る裏庭が、視界のすべて。覗くという行為と限定された空間での映画製作の面白さが凝縮されています。

カメラマンのジミーは向かいのアパートの男（なんと、ペリー・メイスンシリーズのレイモンド・バーなんですよ）が、妻を殺害したと思い込み、カメラの望遠レンズでずっ～と観察。恋人のケリーと看護婦のリッターと共に、事件に巻き込まれていくハラハラドキドキのヒッチサスペンスの最高作品！

もしまだ未見の人がいるようでしたら、それはもったいない！ぜひぜひ見て欲しいです。そしてもうその素晴らしさを知っている人は、フィルムのカラーも補正された素晴らしい映像を再度楽しんで下さい。ＤＶＤならではの特典映像で知ったのですが、映画はすべてセット撮影。しかもスタジオの地下部分を壊して中庭を作り、３階建てのアパートにしたとか。素晴らしい！ヒッチの偉大さが伺えるエピソードですね～。もちろんワンシーン出演もばっちりしています。探してね。

ちなみに１９９９年には落馬事故で不随になったクリストファー・リーブが、リメイクしています。昨年１０月に闘病の末、心臓発作で亡くなりましたね（合掌）