だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

史上最高のディーヴァ

2015-02-21 17:53:35 | 映画
マリア・カラスのことは、20世紀最高のソプラノ歌手として知っていました。でもオペラファンではなかったので、詳しくは知らないのが本当。むしろ黒柳徹子さん主演の舞台で見ましたっけ。

旧銀座セゾン劇場やル テアトル銀座の舞台で上演されていた、“黒柳徹子 海外コメディ”シリーズ。テレンス・マクナリー作、サミー・ダラス・ベイズ演出「マスター・クラス」です。

1996年10~11月初演、1999年4~5月再演。オリジナルは、96年にトニー賞を受賞してます。引退したマリア・カラスが、ジュリアード音楽院で公開レッスンをするお話。

マリア・カラスは、1923年12月2日ギリシャ系アメリカ人としてニューヨーク出身。1938年、アテネ王立歌劇場でデビュー。オペラ歌手というとどうも太ったイメージがありますが…

マリア・カラスは、(ダイエットして)スリムで顔立ちがはっきりした美人としても有名。しかし絶頂期は、1950年代の約10年間のみ。その後はギリシャの海運王オナシスとの関係や…

60年代には舞台出演が急激に減り、声の衰えも顕著に…。65年後半には引退状態で、71~72年は冒頭のマスター・クラスを開講し、73~74年に引退ツアーを行いました。

1977年9月16日、53歳でパリで死去。彼女の映画には、フィリップ・コーリー監督「マリア・カラスの真実」(07)があります。「マリア・カラス 伝説のオペラ座ライブ」(58)もドキュメントです。

1958年12月19日にパリのオペラ座(ガルニエ宮)デビューした、彼女の記念すべきガラ・コンサートの全てを撮影したライブ映像だそうです。ファンにはたまらないですね!

客席には仏大統領ルネ・コティ、ブリジッド・バルドー、ミシェル・モルガン、イブ・モンタン、ジュリエット・グレコ、ジェラール・フィリップ、チャーリー・チャップリン、ジャン・コクトーが。

他に映画は、フランコ・ゼフィレッリ監督、ファニー・アルダン主演「永遠のマリア・カラス」(02)。ジョルジオ・カピターニ監督、ルイーザ・ラニエリ主演「マリア・カラス 最後の恋」(05)があります。
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