つい先日、書店で手にした1冊の本。『芸術新潮 7月号』(新潮社)の特集は、“とてつもない絵師、河鍋暁斎”。河鍋暁斎(かわなべ きょうさい)のことは知っていました。
暁斎は、1831年5月18日現在の茨城県古河市生まれ。(1889年4月26日没)1837年に歌川国芳に入門。“血まみれ芳年”と呼ばれた、月岡芳年(1839~1892年)も…
1850年に国芳に入門しています。芳年の無残絵ともいう浮世絵と暁斎の浮世絵は少し違いますが、共に見る者に衝撃を与えるのに十分。歌川国芳や月岡芳年の展覧会は…
過去に見たことがありますが、河鍋暁斎の展覧会はまだだったかも。丸の内の三菱一号館美術館での「画鬼 暁斎 KYOUSAI」は、この夏ぜひ見に行かねばなりません。
まず期間中に、前期(6月27日~8月2日)と後期(8月4日~9月6日)があるのでチェックしておきましょう。展示される約130点の作品は、展示替えがあります。
ところでサブタイトルの“幕末明治のスター絵師と弟子コンドル”とは?コンドルは、三菱一 号館を設計したロンドン出身の建築家ジョサイア・コンドル(1852~1920年)のこと。
彼は日本美術愛好家で、暁斎に弟子入りしています。師である暁斎の作品を海外に紹介したことでも、知られているそうです。では展示される主な作品は、『鳥獣戯画 猫又と狸(部分)』(?)
ポスターの左側の猫ですね。右側は『大和美人図屏風(部分)』(1884~85年)前期のみ展示。他に、『惺々狂斎画帖(三)』(20図のうち/1870年以前)後期のみ展示。
『暁斎絵日記』(1885年)、『暁斎楽画第九号 地獄太夫 がいこつの遊戯ヲゆめに見る図』(1874年)と『暁斎楽画第二号 榊原健吉山中遊行之図』(1874年)は、前期のみ展示。
『新板かげづくし天狗の踊り』(1867年)後期のみ展示、『九尾の狐図屏風』(1870年以前)、『書画展覧余興之図 (部分)』(1881年頃)などなど。コンドルさんの絵もぜひ。
暁斎は、1831年5月18日現在の茨城県古河市生まれ。(1889年4月26日没)1837年に歌川国芳に入門。“血まみれ芳年”と呼ばれた、月岡芳年(1839~1892年)も…
1850年に国芳に入門しています。芳年の無残絵ともいう浮世絵と暁斎の浮世絵は少し違いますが、共に見る者に衝撃を与えるのに十分。歌川国芳や月岡芳年の展覧会は…
過去に見たことがありますが、河鍋暁斎の展覧会はまだだったかも。丸の内の三菱一号館美術館での「画鬼 暁斎 KYOUSAI」は、この夏ぜひ見に行かねばなりません。
まず期間中に、前期(6月27日~8月2日)と後期(8月4日~9月6日)があるのでチェックしておきましょう。展示される約130点の作品は、展示替えがあります。
ところでサブタイトルの“幕末明治のスター絵師と弟子コンドル”とは?コンドルは、三菱一 号館を設計したロンドン出身の建築家ジョサイア・コンドル(1852~1920年)のこと。
彼は日本美術愛好家で、暁斎に弟子入りしています。師である暁斎の作品を海外に紹介したことでも、知られているそうです。では展示される主な作品は、『鳥獣戯画 猫又と狸(部分)』(?)
ポスターの左側の猫ですね。右側は『大和美人図屏風(部分)』(1884~85年)前期のみ展示。他に、『惺々狂斎画帖(三)』(20図のうち/1870年以前)後期のみ展示。
『暁斎絵日記』(1885年)、『暁斎楽画第九号 地獄太夫 がいこつの遊戯ヲゆめに見る図』(1874年)と『暁斎楽画第二号 榊原健吉山中遊行之図』(1874年)は、前期のみ展示。
『新板かげづくし天狗の踊り』(1867年)後期のみ展示、『九尾の狐図屏風』(1870年以前)、『書画展覧余興之図 (部分)』(1881年頃)などなど。コンドルさんの絵もぜひ。