だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

僕らの歌は、ロンドンを目指す!

2016-06-09 15:51:09 | 映画
1972年アイルランドのダブリン出身で、「ONCE ダブリンの街角で」(06)と「はじまりのうた」(13)の監督で脚本家、ジョン・カーニー。映画、見ました?

1991年~93年まで、アイリッシュ・ロックグループ“The Frames”のベース担当だったそうです。バンドのライブ映像やPV監督、短編映画を製作、監督後…

1996年長編監督デビュー。「ONCE」は、ザ・フレイムスのグレン・ハンサード主演。「はじまりのうた」はNYを舞台に、キーラ・ナイトレイとマーク・ラファロ主演。

監督最新作が「シング・ストリート 未来へのうた」(15)です。本作でカーニー監督は、再びダブリンに戻って来ました。もちろん、脚本も書いています。

1985年、大不況下のダブリン。父親が失業した14歳のコナー(フェルディア・ウォルシュ=ピーロ)は、公立の荒れた学校に転校させられてしまいます。

両親は喧嘩が絶えず、家庭崩壊寸前。音楽好きな兄(ジャック・レイナー)と、TVでロンドンのミュージックビデオを見ている時だけが幸せでした。

ある日、街で見かけたラフィナ(ルーシー・ボイントン)の美しさに一目惚れしたコナーは、『僕のバンドのPVに出ない?』と口走ってしまいます。

コナーは慌ててバンドを組み、彼女を振り向かせようとロンドンの音楽シーンを驚愕させるプロモーションビデオ製作を決意!こうして無謀にも…

コナーをはじめメンバーたちの猛練習と、曲作りが始まりました。果たして、結果は?バンドメンバーたちは、全員本作が長編映画デビューです。

登場する80年代ミュージックや、80年代のファッションとカルチャーにも注目です。古くても絶対ステキ。ジョン・カーニー監督のこだわり、ぜひ。
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