だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

視覚の魔術師登場!

2018-04-29 21:01:06 | 展覧会
誰でも一度は見たことがあると思います。それが、だまし絵の『滝』(1961年)。流れ落ちて来た水の行方を辿っていくと…

不思議なことに滝の上に…。まるで水が昇っているかのよう。視覚の魔術師と呼ばれた、マウリッツ・コルネリス・エッシャー。

上野の森美術館で、この夏、生誕120年を記念した展覧会が開催されます。それが「ミラクル エッシャー展」です。

1898年6月17日オランダのレーテン出身の画家、版画家。1972年3月27日、73歳で亡くなるまで、驚きの作品を発表。

本展では、科学、聖書、風景、人物、広告、技法、反射、錯視の8つの観点で紹介。『対照(秩序と混沌)』(1950年)、

『バベルの塔』(1928年)、『カストロヴァルヴァ、アブルッツィ地方』(1930年)、『椅子に座っている自画像』(1920年)、

『オランダ蔵書票協会(ハーグ)のための年賀状(グリーティングカード)』(1946年)、『トンボ』(1936年)、『眼』(1946年)

『球面鏡のある静物』(1934年)、『発展Ⅱ』(1939年)。『滝』も来日します。<エピローグ>として、1939~40年に…

エッシャーが生み出した大作『メタモルフォーゼⅡ』も。それにしてもエッシャーの細密な描写には、驚きと共に魅了されます。

もし、まだエッシャーの世界に足を踏み入れたことがない方。ぜひお勧め。だまし絵=トロンプ・ルイユ。だまされに行きましょ!
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